勉強会の概要一覧
「先延ばしと前倒しの心理学」(2月8日)
今回の勉強会では、『締め切りより早く提出されたレポートはなぜつまらないのか』を題材に、「先延ばし」と「前倒し」の心理学を学びました。先延ばしは失敗への恐れなど内面の要因が関係し、必ずしも悪いものではなく、創造性を高める側面もあります。一方、前倒しは効率的に進められる反面、過度なセルフコントロールによる負担もあります。大切なのは、自分の傾向を理解し、状況に応じて使い分けることだと学びました。
「セクシュアル・ライツの国外の状況」(1月25日)
今回は、STAGEメンバーの山内が、大学の講義を通して学んだ「セクシュアル・ライツ」をテーマに勉強会を行いました。セクシュアル・ライツとは何か、またそれが世界でどのように抑制されているのかを学び、国際社会における人権保障のあり方について考える時間となりました。
「採用について」(1月11日)
社会人アドバイザーによる採用勉強会を実施しました。採用は単に人を集めることではなく、組織文化や価値観に合う人材を見つけ、ともに成長していく重要なプロセスであると学びました。また、団体の強みや求める人物像、必要なスキル、採用時期の整理の重要性も確認しました。さらに、採用後のオンボーディングによる早期フォローが、意欲向上と定着につながることを理解し、今後の運営に活かしていきます。
「地球温暖化に対処する国際法って?」(12月28日)
大学で受講した講義の復習として、地球温暖化に対処する国際法である「気候変動条約」の体制や取り組みを紹介しました。多くの国を巻き込み、状況に応じて対応できる点や途上国支援が整っている点が長所である一方、排出量超過を相殺できる仕組みや制裁手段の弱さといった課題もあります。さらに、温暖化問題で注目されるメタンは大気中での影響期間が短く、逆に活用すべきではないかという議論も共有しました。参加者それぞれが現行法をどう捉えるかを考える機会となりました。
「これまでのキャリアについて」(12月14日)
社会人アドバイザーによる勉強会を実施しました。仕事のモチベーションの保ち方や、最初の3ヶ月で差がつく時間の使い方、キャリアに迷わないための「軸」の作り方について学びました。信頼関係の構築には、迅速な対応や小さな貢献の積み重ねが重要であること、またストレスは減らすのではなく管理するという視点も印象的でした。自分の価値を発揮できる場面を設計し、小さな成功を積み重ねることの大切さを理解し、今後の活動やキャリア形成に活かしていきたいと思います。
「駒ヶ根スタディツアーの報告」(11月30日)
駒ヶ根スタディツアーでは、JICA駒ヶ根訓練所や地球人ネットワークを訪問し、地域に根ざした国際協力と多文化共生の実践を学びました。特に、外国人を労働力ではなく地域の一員として受け入れる姿勢に深く感銘を受けました。
この経験を通じて、日本における多文化共生の在り方をさらに学びたいという意欲が高まりました。
「カンボジアでの経験から考えたこと」(11月16日)
カンボジアで教育系NGOの活動に携わったメンバーによる活動報告が行われました。NGOでの活動内容、現地でのハプニングや驚いたこと、物乞いをされた時に考えたことの報告の後に、海外で物乞いをされたり、外国人価格を提示された時にどうするかディスカッションを行いました。
「語学-言語の勉強方法について」(11月2日)
今回はSTAGEメンバーの岸が「最強の外国語学習法」という本から学んだ語学のコツを共有しながら、メンバーそれぞれの語学の勉強方法を共有しました。日々の言語学習のヒントを得ながら、言語学習のモチベーションも向上できる勉強会でした。
「アフリカ現地インターン報告」(10月19日)
ケニアでのインターン体験をもとに、勉強会を行いました。自動車修理工の現場や、ケニア人社員との対話を通して、「生まれる国によって夢の難易度が変わる不公平さ」や、「寄り添い・共に生きるとは何か」を考えました。努力だけでは越えられない構造がある一方で、対話を重ね、互いの立場を完全に理解できなくても理解しようとする姿勢こそが、共生の出発点だという意見が共有されました。
「フィリピン:ワークキャンプ報告」(10月5日)
フィリピンでのワークキャンプ経験をもとに、スラム訪問や現地キャンパー・子どもたちとの生活で得た学びを共有しました。国際協力や途上国支援に携わる中で、現地の人びとに寄り添った支援とは何かをテーマに、目の前のニーズと長期的な持続可能性の両立について議論しました。
「現状を理解することの重要性」(9月21日)
勉強会では、地方創生や日本経済を考えるうえで、「対策の前に現実を正しく把握すること」の重要性を学びました。空き家問題や人口減少、エネルギー、食料自給率などの事例から、思い込みやイメージではなく、データに基づいて社会課題を捉える視点が必要だと理解しました。また、人口成熟による高齢者の増加と若者減少が、都市と地方の関係や働き方、産業構造に大きな変化をもたらすことも印象的でした。
「インド留学の現在」(9月14日)
インド留学をしているメンバーが、現在の近況と多文化について理解したことを踏まえ、「夢を持つこと」についてディスカッションを行いました。国や文化によって「夢」という言葉の意味が違ってくること、そして自分の当たり前を他者に強要していないかについて考えました。
「敬語とビジネスマナー」(9月7日)
研修では、挨拶・身だしなみ・時間厳守といった基本的な社会人マナーから、敬語の正しい使い方、報連相の重要性、ビジネスメールの書き方までを学びました。相手への思いやりが伝わる言葉選びや、困る前に共有する姿勢の大切さを理解し、日々の行動一つひとつが信頼につながることを再認識しました。学生のうちから実践し、社会で信頼される人材を目指していきたいとの声が上がりました。
「アフリカにおける『中国人』呼び」(8月24日)
勉強会では、アフリカ諸国において日本人を含むアジア人が「中国人」と呼ばれる現象を題材に、異文化間における認識のずれや偏見についての内容で、多様な視点から物事を捉える重要性を学びました。呼称の背景には人口比や知識不足といった要因があり、必ずしも悪意によるものではないこと、しかし受け手によっては差別や不快感につながる可能性があることを理解しました。相手への敬意と社会的背景を踏まえた関わりの大切さを学びました。
「『ズートピア』で考える偏見と多様性」(8月17日)
「オリンピックと国際政治」(8月3日)
「オリンピックを政治と切り離して考えることは可能なのか」という議題について議論を行いました。オリンピックにはオリンピズムという理念があり、その中核には「スポーツを通じて人類の平和に役立てる」という目標があります。実際、過去には政治的に対立していた国同士の選手が、国家の威圧や緊張関係を超えて友情を示した例も見られます。
一方で、オリンピックの開催や運営には国家が経済的・社会的に深く関与しており、完全に政治から独立することは難しいのが現実です。そのため、オリンピズムが掲げる理想はどこまで現実的に実現可能なのか、という点についても意見を交わしました。
「組織と個人」(7月27日)
勉強会では、国際機関の事例を通して、組織と個人の関係性についての内容で、組織に所属する責任と影響力の大きさを学びました。個人の発言や情報発信が組織全体の評価や信頼に影響を与える可能性があること、また組織は共通の目標に向かって協働する仕組みであることを理解しました。組織に属することの利点と制約の両面を踏まえ、責任ある行動と慎重な情報発信の重要性を学びました。
「グローバリゼーションの善と悪」(7月20日)
グローバリゼーションの「善」と「悪」について参加者同士で議論しました。国際貿易や技術・情報の共有は経済成長や国際協力を促進する一方、格差の拡大、労働問題、環境破壊、文化の均質化といった深刻な課題も生んでいます。特に環境負荷が特定の地域や人々に集中している現状を踏まえ、私たちは経済成長と持続可能性をどのように両立させるべきか、また個人として何ができるのかを考えました。
「マレーシア語から学ぶ言語学」(7月13日)
今回はSTAGEメンバーの岸が大学で学んでいるマレーシア語について紹介しながら、英語がリンガフランカとしての立場を占めている一方で、英語以外の言語を学ぶ意義を議論しました。言語を学ぶことがその言語の母語話者に対するリスペクトであることを学びました。
「開発援助の批判」(6月29日)
開発援助における批判の1つである、White Saviorismについて勉強会を開催しました。White Saviorismとは「有色人種の人々は自らを救うための資源、意志、知性が欠けているため、白人の西洋人や支援者に『救ってもらう』必要がある」という考え方を指します。ディスカッションではWhite saviorismと良心の区別がどこにあるか・White saviorism的な考えが反映された言動を見聞きしたことがあるかを話し合いました。
「植民地支配」(6月22日)
勉強会では、アメリカによるフィリピン統治を事例に、近代化の名のもとに行われた植民地支配の構造についての内容で、制度と支配の関係性を学びました。議会制度や英語教育、インフラ整備といった近代化政策が一部のエリート層に利益をもたらす一方で、農民やムスリム社会の排除や文化的断絶を生んだことを理解しました。また、現地エリートの協力や言説によって支配が正当化される仕組みを学び、制度が持つ価値観や影響力を批判的に捉える視点の重要性を学びました。
「外国人労働者」(6月8日)
勉強会では、近年増加している外国人労働者の存在を踏まえ、現代の日本社会において外国人労働者の受け入れがどのような意味を持つのか、またそれが日本にとってプラスとなり得るのかについて議論しました。現在、日本で働く外国人労働者の多くはアジア・東南アジア出身であり、とりわけベトナム出身者が全体の約25%を占めています。議論の中では、受け入れに伴って想定されるメリットとデメリットを多角的に検討するとともに、外国人労働者との共生社会を実現するために求められる制度整備や私たち一人ひとりの意識のあり方について意見を交わしました。