[2020年12月4日(金), 5日(土), 6日(日)]
第52回種生物学
シンポジウム
開催場所: [オンライン]
ご挨拶
第52回目となる種生物学シンポジウムは、コロナウイルスSARS-Cov-2感染症の拡大防止のため、初めてオンラインにて開催することになりました。期間は、2020年12月4日(金)-6日(日)の3日間です。これまで、合宿型の開催方式をとり、夜遅くまでポスターの前で熱い議論を繰り広げることが魅力でもある本シンポジウムを、コロナ渦の中で開催すべきなのか、もし開催するとすればどのような形で実行するのかを執行部や幹事会、実行委員会の中で議論を行ってきました。
シンポジウムのメインテーマは、「生物間相互作用」と「機能遺伝子」です。プレシンポジウムでは、植物と昆虫が織りなす化学物質を介したコミュニケーションについて発表していただきます。実行委員会企画のミニシンポジウムでは、分子手法の発達を活かして、適応進化を司る機能遺伝子とその調節メカニズムにまで迫ることに成功した研究例を紹介していただきます。和文誌編集委員会企画のシンポジウムでは、植物の多様な対被食者防御戦略について、紹介していただきます。
ポスター発表では、30秒程度で発表内容を紹介するフラッシュトークを行うことで、全ての発表者の声と顔を皆様にお届けしたいと思います。これにより発表全体を俯瞰した上で、LINC Bizのチャット・ビデオ機能を用いて各ポスター発表者と議論を繰り広げることができます。また、ビデオ会議による懇親会を計画中で、興味のある研究内容や共同研究も含め、より一層議論を深めていただければと思います。
今年はオンライン開催となったことで、海外からの発表も予定しております。これまで、家を空けられないなどの理由で合宿型では参加が難しかった方でも参加しやすくなります。種生物学会ならでは、オンラインならではのシンポジウムとなるよう実行委員会一同準備を進めてまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。