会長 挨拶
会長 挨拶
ようこそ松濤館 正史会へ。私は当道場会長の髙田です。
2005年に設立し、「和」の精神を大切に武道としての空手道及び競技空手をルールに沿って指導しています。
「礼にはじまり、礼に終わる」という武道の精神にのっとって楽しく、時には厳しい稽古をしていますので、是非一度ご覧いただき、我々と一緒に空手道を学びましょう。
空手道は,1300年代に中国拳法の影響を受けて沖縄で発祥した武道です。琉球王朝時代の武器の所持禁止政策により空手は発達して来ました。明治時代には,沖縄の学校体育で多く採用されるようになり,本州にも伝えられていきました。
空手を沖縄から本州に最初に伝えたのが船越義珍先生で,慶應大,東京大,拓殖大,法政大,早稲田大等の師範として指導に当たられ,大学生たちを重点的に指導した事が,今日のように空手が盛んになった一因と言えます。船越義珍先生は,近代空手道の原点にあり,唐手術を空手道と改名された他,空手道松濤館流の創始者であり,五か条の道場訓を定められ,偉大な空手道哲学を確立されました。
松濤館正史会創始者である髙田實先生は,法政大学時代に船越義珍先生から直接空手のご指導を受け,稽古に励まれ,段位を受けられました。正史会道場は,船越義珍先生の空手を継承し,稽古を継続する数少ない道場の一つになります。