宇宙農業
わたしたちが火星にいって生命探査をするには、人間が火星の上で生きるための方法を考えなくてはいけません。地球から火星を往復するには短くとも3年くらいかかります。2年に1度しか行き来する機会がないのです。生きるためには物質をむだにはできず、再生循環して利用することになります。火星の土(レゴリス)や岩石、大気中の二酸化炭素、地下で凍っている水、そして太陽の光(1日の長さは地球とおなじ)などをつかい、火星で農業をします。植物をそだて、二酸化炭素と水とミネラルなどの肥料から酸素と食料をつくります。植物が太陽光を受けて栄養素と酸素をつくるのにあわせて、その葉からは大量の水が蒸発します。その水を回収して利用します。
武蔵野美術大学 宇宙の科学IIA/IIB (2017.12. 8 宇宙農業) コメント
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発泡スチロール箱・バーク堆肥で生ゴミ堆肥づくり レポート Styrofoam_Compost_July_2014.pdf
発泡スチロール箱コンポストは、ダンボール箱コンポストに較べて 次のようなメリットがある。
断熱性能に優れているので、一度温度があがると、下がりにくい。
高温時間が長いので、生ごみの分解がすすみ 「ガラ」が残らない
籾殻燻炭を使用しなくても、臭いが少ない。バーク堆肥の堆肥化産物は臭気物質を吸着する効果が期待できるかもしれない?
ダンボール箱のように壁内側にかわいた基材の断熱層を作る必要がないので、容積全体をコンポスト化に利用できる。また生ゴミを投入する際に壁近くの基材を残して撹拌するといった操作がいらず、撹拌操作が容易になる。
発泡スチロール壁際の温度が高く維持できるので、不快昆虫の産卵があっても、コンポスト温度を高く維持すればウジの発生は抑制できる。段ボールコンポストではコンポスト中央部の温度が上昇しても、壁近くは低く ウジの生息可能温度の範囲内となるために よほど不快昆虫の成虫への対策をほどこさないと ウジの発生はさけられない。
水分で紙は柔らかくなり変形するが 発泡スチロールは湿気があっても箱全体が変形することはない。
発泡スチロール箱・コンポストのすすめ
コンポスト 資材 についての情報
バーク堆肥:街路樹などの剪定枝から堆肥化していて 素性がはっきりしている 地域の物質循環ができる およそ 5kgを天日干し 水分含量を下げてコンポスト箱に入れる 木質材料のセルロースなどを分解できるタフな堆肥菌がバーク堆肥には棲みついている
籾殻燻炭 バーク堆肥のみでも良好なコンポスト作りができる
種菌 セルロースを分解する酵素:セルラーゼを出す菌(バクテリア)や菌類(キノコ、カビ)はバーク堆肥に期待し、生ごみに含まれるデンプン、タンパクや脂質を分解する酵素:アミラーゼ、プロテアーゼやリパーゼなどを出す菌はコンポスト種菌(前につくったコンポスト)に含まれるので はじめの生ごみ投入時に種として加える。
発泡スチロール箱
虫除けカバー Tシャツから縫製
電子式最高最低温度計 電子式温度ロガーによる測定で堆肥化温度の履歴をみるとよいが 最高温度だけでも堆肥化のよい指標になる。
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