薬剤科について 

About the Department 

私たち薬剤師は薬剤業務を通じて患者さんの健康のお役に立てるよう日々業務を行っています​。 

薬剤科理念

・患者さんのための薬物療法マネジメントを行う。

・人を思いやることができる人格形成を目指す。


薬剤科方針

・院是である「すべては患者さんのために。」を第一に考え、質の高い薬剤業務を行い、病気の治癒や患者さんのQOL向上に貢献できるように安全な薬物治療を提供します。

薬局長挨拶 Greeting 

薬局長 佐久間淳一

患者さんのための薬物療法マネジメントを目指して 


薬剤科では、調剤、製剤、医薬品の管理業務に加え、薬剤管理指導業務、病棟薬剤業務、抗がん剤・高カロリー輸液調製・管理、医療安全管理、治験業務などを行っています。また、医療の質と安全性を担保するために不可欠な、チーム医療の要の役割を担っている部門であり、がん化学療法、感染制御、NST、緩和医療などのチームの一員としてその専門性を最大限に発揮するとともに、外来、病棟などで重要な役割を担っています。

​総合病院の薬剤師として幅広い知識と技術の習得が可能であると同時に、専門分野における薬剤師育成にも力を入れており、患者さんの薬物療法に貢献できる薬剤師を目指しています。

職員紹介 Staff introduction(令和6515日現在)

薬剤科人数


薬剤師 46

事務員   6名

​出身大学一覧


東北医科薬科大(東北薬科大)

奥羽大

金沢大(修士)

富山大

帝京大・帝京大(修士)

日本大

星薬科大

北海道医療大

新潟薬科大

東邦大(修士)

国際医療福祉大

​医療創生大学(いわき明星大学)

 専門・認定薬剤師


   認定薬剤師名称                      人数

がん薬物療法認定薬剤師          1

外来がん治療認定薬剤師          1名

緩和薬物療法認定薬剤師          1名

感染制御認定薬剤師            1名

抗菌化学療法認定薬剤師          6

糖尿病薬物療法履修薬剤師         1名

漢方薬・生薬認定薬剤師          1名

認定褥瘡薬剤師              1名

救急認定薬剤師              1名

核医学認定薬剤師             1名

腎臓病療養指導士             1名

NST専門療法士              4

福島県糖尿病療養指導士          3名

スポーツファーマシスト          2名

認定実務実習指導薬剤師          3名

日病薬病院薬学認定薬剤師         3名

日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師           3名

American Heart Association BLSプロバイダー  5名

American Heart Association BLSインストラクター1

日本救急医学会 ICLSプロバイダー       1名

アメリカ集中治療医学会 FCCSプロバイダー 3名

日本DMAT隊員(業務調整員)        1名

福島県DPAT隊員               1名

業務実績

​<準備中>

研究・学会発表

​<準備中>

業務内容 Business Content 

調剤

Dispensing 

服薬指導

Medication Guidance 

抗がん剤調製

Anti-cancer agent Adjustment 

チーム医療

Multidisciplinary

Approach Care

調剤業務

処方に基づき、内服薬や外用薬の調剤・監査しています。

患者さん一人一人の検査データ等を参考に用法・用量の確認を行い、患者さんが安全に薬物療法を受けられるように取り組んでいます。 

点滴業務

処方に基づき点滴調剤・監査を注射室で行っています。

患者さんごとに点滴カートにセット、処方監査後に病棟へ払い出します。

病棟業務

各病棟に薬剤師を配置し、病棟薬剤業務を行っています​。

主に患者さんの持参薬の鑑別や初回面談、ハイリスク薬の説明をしています。

適切な薬物療法が行われるよう病棟と連携をし、安全に薬物療法を受けられる環境を提供しています。

抗がん剤・無菌調製

それぞれハザードルーム・無菌室において調製を行っています。

抗がん剤の調製は入院・外来含め約40件/日、無菌調製はTPNとPCAポンプの調製を行っています。医師や看護師と連携を取りながら、患者様が安全に薬物療法を受けられるように調製を行っています。

TDM業務

当院では主に抗MRSA薬であるバンコマイシンのTDMを行っています。

TDMを行うことで、副作用の発現を抑え、治療効果を得るため個別に最適な投与方法を計画・提案し投与量を設計しています。血中濃度だけでなく細菌培養や発熱、炎症所見、また副作用の評価項目である腎機能などを観察しながら投与を行います。

PET薬剤製造管理業務

民間病院の先駆けとしてホウ素中性子捕捉療法治療を行っているBNCT研究センターや医療クリニックPETセンター、 陽子線治療センター、サイバーナイフ、ガンマナイフ、リニアック、SPECTに至るまで放射線部門の規模は世界的に見ても特記すべきものがあります。この放射線部門における薬剤師の役割の一つであるPET薬剤の院内製造・管理を行っています。品質・環境管理をはじめとして製造に関する化学、機器の取扱、検査に関わる医師・看護師・放射線技師などとの連携、 他施設や企業との関係構築など、特徴的ながら広範囲にわたって薬剤師としての職能を発揮する環境です。 

チーム医療への参加

薬剤師は医師や看護師など多職種と連携し、患者さんの治療にあたるチーム医療に参加しています。薬剤師が参加しているチームは、感染制御チーム(ICT)や抗菌薬適正使用チーム(AST)、栄養サポートチーム(NST)、褥瘡管理チーム(WOC)、緩和ケアチーム(PCT)などがあります。 

業務風景

お問い合わせ ​Contact us 

(一財)脳神経疾患研究所附属 総合南東北病院 薬剤科

〒963-8052 福島県郡山市八山田7-115 本院総合案内向かい

   

業務時間      8:30~17:00   

アポイントメント 14:00~17:00