論文
「政治思想史は家の支配をどう語るか:ユスティを対象として」『立教法学』第112号、2024年、16–47頁。
「ポリツァイ学者ユスティの歴史叙述ーー勢力均衡と貴族の歴史」小谷英生・網谷壮介・飯田賢穂・上村剛編『歴史を書くとはどういうことか:初期近代ヨーロッパの歴史叙述』勁草書房、2023年、177–200頁。
「カントの平等論」新村聡・田上孝一編『平等の哲学入門』社会評論社、2021年、86–100頁。
「国際法の他者:正戦論と不正な敵」『法の理論40』成文堂、2021年、25–46頁。
「(理論的には)非実在的だが(実践的には)実在的である政治の理念について」『法と哲学』 第6号、2020年、101–128頁。
「範例的歴史と人類史(シンポジウム「アーレント vs カント――政治・自由・判断力」)」『Arendt Platz』第4号、2019年、12–16頁。
『カントの政治哲学入門:政治における理念とは何か』白澤社、2018年。
『共和制の理念:イマヌエル・カントと18世紀末プロイセンの「理論と実践」論争』法政大学出版局、2018年。(2016年に東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻に提出した博士論文をもとに、第4回法政大学出版局学術図書刊行助成を受けて出版)
「カントの権利論」、田上孝一編『権利の哲学入門』社会評論社、2017年、103–117頁。
「カントの共和制の諸構想と代表の概念」『社会思想史研究』第40号、2016年、60–79頁。
「カントと許容法則の挑戦:どうでもよいこと・例外・暫定性」『法と哲学』第1号、2015年、133–165頁。
「カント歴史論における統治批判と自然概念:ヒューム・スミスとの比較を通して」『社会思想史研究』第38号、2014年、66–85頁。
「政治・道徳・怜悧――カントと執行する法論」『政治思想研究』第14号、2014年、356–384頁。
「歴史と自然――カントの歴史論における政治的啓蒙の契機」『相関社会科学』第23号、2014年、3–17頁。
翻訳
ライダール・マリクス、加藤泰史監訳『カント政治哲学のコンテクスト』 知泉書館、2024年(第4章を担当)。
オノラ・オニール、加藤泰史監訳『理性の構成:カント実践哲学の探究』法政大学出版局、2020年(序文、第1章を担当)。