ソレイユOFCレーシングチーム レースレポート
2026 SUGOロードレースシリーズ Rd.3
8月2日にスポーツランドSUGOで開催されたSUGOロードレースシリーズ第3戦。予選・決勝ともに雨、路面はフルウェットという難しいコンディションの中、ソレイユOFCレーシングチームはST150クラスにゼッケン69 児玉光生選手、N-MINIクラスにゼッケン72 佐藤智矢選手の2名が参戦しました。
今大会はチームにとって厳しい状況からのスタートでした。チーム会長であり現在ST150クラスランキング4位につける小林政志選手が体調不良により欠場。さらに、長年テクニカルサポートを担っていただいているモトルーデンスの小南さんも負傷のため不在となりました。
そのため今回はピットクルー3名による最小ユニットでの参戦。決して万全とは言えない体制でしたが、チーム一丸となって週末のレースに挑みました。
ST150クラス
No.69 児玉光生選手
児玉選手は開幕戦、第2戦ともにマシントラブルによってDNSとなり、ここまでノーポイントという苦しいシーズンとなっています。
迎えた第3戦。予選では順調に走行を重ね、これから本格的なタイムアタックに入ろうというタイミングでピットへ戻りマシン調整を実施。ところが、その直後にエンジンがストールしてしまいました。
再始動を試みるもののエンジンは沈黙したまま。セッション終了となり、十分なアタックができないまま不本意な予選結果に終わりました。予選で発生した症状は、第2戦で発生したトラブルと酷似しており、ピットには緊張が走りました。
急遽マシンを分解し、原因究明と復旧作業を開始。その際、他クラスのサポートで来場していたTEC.2の藤原さんから貴重な技術的アドバイスをいただきました。
原因そのものを特定するまでには至らなかったものの、懸命な作業の末にエンジンは無事始動。決勝出走への望みをつなぐことができました。
藤原さん、お忙しい中ご対応いただき本当にありがとうございました。
決勝は下位グリッドからのスタート。トップ3による先頭グループには届かなかったものの、4位争いの集団に加わり、終始テール・トゥ・ノーズの激しいバトルを展開しました。
各車が一歩も譲らない攻防の中、児玉選手は最終ラップの登りストレートで勝負を仕掛けて前へ出ます。しかし前方を走る山村選手との差を埋めるまでには至らず、ST150クラス5位でチェッカーを受けました。
決して目標としていた結果ではありませんでした。しかし、開幕から続いたノーポイント状態を脱し、確実にポイントを獲得できたことは大きな収穫でした。
次戦はいよいよ最終戦。今回の経験を糧に、さらなる上位進出を目指して挑戦を続けます。
N-MINIクラス
No.72 佐藤智矢選手
今回スポット参戦となった佐藤智矢選手は、昨年までJP250(現JP-SPORTS)クラスに参戦し、2025年SUGOシリーズチャンピオンを獲得した実力者。
2026シーズンはプライベートな事情によりレース活動を休止していましたが、満を持しての復帰戦となりました。
今回の最大の目標は、N-MINIクラスの2025シリーズチャンピオンであり、2026シーズンのポイントリーダーでもある千葉直樹選手を打ち破ることでした。
前日練習のベストタイムは、千葉選手が第2戦で記録したベストタイムに対して約1秒遅れ。決して楽な戦いではなく、ファイナルギヤをはじめ細かなセット変更を繰り返しながらタイム短縮を目指しました。
予選では一時クラス最速タイムをマークしてトップに立ちました。しかしセッション終了間際、千葉選手と吉川選手が渾身のアタックを決め、最終的にはクラス3番手となりました。
迎えた決勝。
後方から追い上げる展開となりましたが、ウェットコンディションでも落ち着いてペースを上げます。周回を重ねるごとに前車との差を縮め、ついにクラストップへ浮上。
そこからは一気に流れを引き寄せました。
後続との差を少しずつ広げながらレースをコントロールし、そのままトップチェッカー。N-MINIクラス初参戦にして、シリーズをリードする千葉選手を破るという最高の結果を持ち帰りました。
スポット参戦ながら、これ以上ない最高の結果となりました。
レースを終えて
レース終了後には、入賞車両を対象とした分解車検が実施されました。
佐藤智矢選手のマシンも対象となり、スロットルボディのチェックを受けましたが問題なく合格。分解から復旧まで多くの手間を要したものの、無事にすべての検査をクリアしました。
小林選手の欠場、小南さんの不在、そして児玉選手車両のトラブル発生と、決して順風満帆な週末ではありませんでした。しかし限られた人員の中でチーム全員が力を合わせ、両選手ともに入賞し、ポイントを獲得することができました。
今後、チームとしては小林政志選手の復帰を願うとともに、児玉光生選手のさらなる上位進出を目指し、最終戦へ向けて準備を進めていきます。
引き続き、ソレイユOFCレーシングチームへのご声援をよろしくお願いいたします。
ソレイユOFC レースレポート
FSWミニろく 第3戦 筑波ラウンド
開催日:2026年7月12日(日)
会場:筑波サーキット
参戦クラス:グローバルクラス(ノーマルベース小改造125cc)
富士スピードウェイを中心に開催される6時間耐久レースシリーズ「FSWミニろく」の第3戦・筑波ラウンドに、ソレイユOFCが参戦しました。
今回は決勝グリッドが予選ではなくエントリー順で決定される特別ルールが採用され、ソレイユOFCは全80台中79番手という最後尾に近い位置からスタート。さらにスタートは2グループに分けられ、インターバルが設けられる方式だったため、上位進出には厳しい条件が重なるレースとなりました。
しかし、チームは最後尾からの大逆転を目指し、紺野選手、小南選手、阿彦選手、義徳選手、小林選手による72分×5スティントの布陣で6時間耐久に挑みました。
第1スティント:紺野選手
スタートライダーを務めた紺野選手は、混雑する集団の中でも圧巻のペースで次々と前車をパス。
序盤から順位を大きく押し上げ、チームをクラス首位争いへと導く力強い走りを見せました。
79番グリッドからのスタートという不利をものともせず、最高の流れを作って第2ライダーの小南選手へバトンをつなぎます。
第2スティント:小南選手
小南選手もその勢いを受け継ぎ、安定した走りで周回を重ね、トップ争いを展開していました。
しかしレース中盤、最終コーナーで発生した3台が絡む多重クラッシュに巻き込まれ転倒。
車両はレスキューカーで回収され、小南選手もアンビュランスで搬送される事態となりました。
診断の結果、鎖骨骨折という大きな怪我を負いました。一日も早い回復をチーム一同願っています。
緊急修復と第3スティント:阿彦選手
回収されたマシンは外観ほど深刻なダメージはなく、ピットではスタッフが懸命に修復作業を実施。
再びコースへ送り出すことに成功し、第3ライダーの阿彦選手へ託されました。
万全とは言えない状態ながら、阿彦選手は落ち着いた走りで周回を重ね、順位を着実に回復。
チームの希望をつなぎながら、今回のマシンオーナーでもある義徳選手へバトンを渡しました。
無念のトラブル発生
第4ライダーとしてコースインした義徳選手でしたが、走行開始直後からリアタイヤ周辺に異常な挙動を感じ、ピットインして点検を実施。
その結果、リアショックのリザーバータンク固定ボルトが脱落し、ぶら下がったタンクにホースが巻き込まれて破損、ショックオイルが漏出する深刻なトラブルが発生していました。
現場での修復は困難であり、さらにスペアショックも準備していなかったことから、レース続行は不可能と判断。
チームは苦渋の決断としてリタイヤを選択しました。
最終結果:113周 DNF(リタイヤ)
荒れた一戦の中で
今回の筑波ラウンドは、
セーフティーカー導入4回
赤旗中断2回
という波乱の展開となりました。
そのような厳しいレースの中でも、ソレイユOFCは最後尾近くからクラス首位争いまで駆け上がる競争力を見せました。
結果こそリタイヤとなりましたが、紺野選手の力強い追い上げ、各ライダーの粘り強い走り、そしてクラッシュから車両を復旧させたピットクルーの奮闘など、多くの収穫があったレースでもありました。
次戦に向けて
まずはクラッシュにより負傷した小南選手の一日も早い回復をチーム全員で願っています。
ソレイユOFCは今回の悔しさを糧に、11月8日に富士スピードウェイ・レーシングコースで開催されるシリーズ本戦へ向けて準備を進めてまいります。
応援していただいた皆様、関係者の皆様、ありがとうございました。
今後ともソレイユOFCへのご声援をよろしくお願いいたします。
Soleil OFC Racing Team
“Never Give Up.”
2026.6.28
2026 SUGOロードレースシリーズ Rd.2 ソレイユOFC レースレポート
2026年6月28日、スポーツランドSUGOにて「2026 SUGOロードレースシリーズ Rd.2」が開催されました。
台風接近により雨予報が出ていたものの、当日は天候が回復し、晴れのドライコンディションの中でのレース開催となりました。
ST150クラスに参戦する「ソレイユOFC」の2名のライダーの戦いとともに、シリーズ争いの行方についてレポートします。
■ ゼッケン69 児玉 光生 選手
(ソレイユOFC+児玉自動車&だいたい大丈夫 / GSX150)
予選: 1'50.006 (ST150クラス 4番手 / 総合7位)
決勝: リタイア (0周)
前戦Rd.1ではスタート直後の転倒によりノーポイントに終わり、今大会は巻き返しを期して臨んだ一戦となりました。
しかし決勝レースでは、コースイン直前に原因不明のエンジンストールが発生。急遽ピットで対応を行い再スタートを試みましたが、
サイティングラップで再びエンジントラブルに見舞われます。
グリッドに戻る途中で再度ストールが発生し、これにより赤旗中断。
レースはディレイとなり、結果的に1周減算の短縮レースとなりました。
児玉選手はそのままリタイアという悔しい結果となりました。
本件によりレース進行へ影響が出たことについて、エントラントおよび関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
■ ゼッケン71 小林 政志 選手
(ソレイユOFC、児玉自動車 moto ludens / GSX-R150)
予選: 1'50.600 (ST150クラス 7番手 / 総合10位)
決勝: クラス4位 / 総合7位 (トータルタイム: 11:10.300*6周 / ベストラップ: 1'49.797)
前日の練習走行では、マシントラブルにより、ほとんど走ることができず緊張が走りましたが、
チームの総合力と、レース仲間の協力もあり無事修復することができました。
それに応える形で、小林選手は予選・決勝ともに安定した走りを見せ、決勝ではST150クラス4位でフィニッシュ。
惜しくも表彰台は逃したものの、第1戦に続いて好ポジションに付けて確実にポイントを積み重ね、
シリーズを見据えた重要な一戦となりました。
Rd.2終了時点のシリーズランキングは5位につけ、トップとの差は22ポイントとなっています。
今シーズンは残り2戦、最大50ポイントが獲得可能な状況です。
チャンピオン獲得の可能性も残っており、引き続き、取りこぼしせず上位を狙っていきます。
■ 総括
Rd.2は天候の急変が予想されながらも好天での開催となり、
ベストなコンディションでのレースとなりました。
ソレイユOFCとしては、
児玉選手の不運なトラブルによる連続ノーポイント
小林選手の安定したポイント獲得
と明暗が分かれる結果となりました。
シリーズはいよいよ後半戦へ。小林選手には上位争いへの再加速、そして児玉選手の復活に期待がかかります。
次戦での巻き返しにご期待ください。
なお、前日の練習走行時には、2週間後の7/12に控えた、ミニろく筑波ラウンド参戦マシンの
GSX-R125(写真に写っている水色のゼッケン72マシン)を、
前年度SUGO選手権JP250チャンピオンである、チーム員のともや選手がテストライドし、セットアップを進めました。
ミニろくもレポートしていきますのでご期待ください。
2026.3.29
2026 SUGOロードレースシリーズ Rd.1 ソレイユOFC レースレポート
2026年3月29日、晴れのドライコンディションとなったスポーツランドSUGOにて「2026 SUGOロードレースシリーズ Rd.1」が開幕しました 。ST150クラスに参戦する「ソレイユOFC」の2名のライダーの激闘をレポートします。
■ ゼッケン69 児玉 光生 選手 (ソレイユOFC+児玉自動車&だいたい大丈夫 / GSX150)
予選: 1'50.339 (ST150クラス 5番手 / 総合7位)
決勝: リタイア (0周)
2025年ST150シリーズチャンピオンとして今大会に臨んだ児玉選手。自己ベスト1:47台の速さを持っていますが噛み合わず、公式予選では1'50.339のタイムでクラス5番手につけました 。
迎えた決勝レース、リズムの狂いは継続し、スタート時にマシンがリフトアップしてしまい、そのまま1コーナー手前で痛恨の転倒。記録上は0周でのリタイアとなり 、厳しいシーズン幕開けとなってしまいました。次戦での巻き返しを図ります。
■ ゼッケン71 小林 政志 選手 (ソレイユOFC、 児玉自動車 moto ludens / GSX-R150)
予選: 1'49.668 (ST150クラス 3番手 / 総合5位)
決勝: クラス5位 / 総合8位 (トータルタイム: 13:15.919 / ベストラップ: 1'52.471)
2025年ST150シリーズ3位、そして自身の年齢と同じ「71」をゼッケンに掲げて駆け抜ける鉄人・小林選手。
公式予選では気迫の走りを見せ、見事自己ベストを更新する1'49.668を叩き出し、クラス3番手の好位置を獲得しました 。
決勝レースでは、ウェイトの関係上、スリップストリームに付けないと大幅にラップタイムが落ちてしまうというハンデキャップ?を抱えながらの厳しい戦いとなりました。スリップを使えない単独走行の展開に苦しめられ、決勝中のベストラップは最終7周目に出した1'52.471にとどまりましたが 、熟練の走りで7周をしっかりと走り切り 、見事にST150クラス5位入賞を果たしました 。
2026.3.20
スポートランドSUGOの国際コースにて、SUGOロードレース選手権 Rd1 (3/29)に向け、走行をしてきました。
気温8℃という低温の中、シーズンOFF中にオーバーホールしたエンジンの慣らしや、リアサスペンションの仕様変更、新レギュレーションのスリックタイヤの感触の確認などを行いました。
2026年度は、SUGO地方選手権のST150クラスに2台体制でシリーズ参戦します。
メインスポンサーは児玉自動車様、テクニカルサポートはモトルーデンス様にサポートをして頂きます。
ライダーは、ディフェンディングチャンピオンである、児玉光生選手(ゼッケン69)、
同3位の小林政志選手(ゼッケン71)の2名です。なお、小林選手は当レーシングチームの会長であり、御年71の御大です。
両名共に順調にメニューをこなし、開幕戦への準備は整いました。