日時:2025年7月30日(木) 13:00〜15:00
会場:東京国際フォーラム 会議室G508
この研究集会は、2025年度の融合の場で行われる「自発的な融合の場」のひとつです。
数理・情報分野の研究は、当初は思いもよらない状況で応用されることがありますが、そのような課題解決につながる潜在的ニーズ・シーズの発掘は十分に行われているとはいえません。JST創発的研究支援事業という様々な分野の研究者が一堂に会する貴重な機会を活かし、分野間の交流を促進するための研究会を開催します。
数理・情報系の創発研究者からの異分野連携の経験やシーズ(20〜30分程度)と、創発研究者(分野問わず)のニーズに関わる研究発表(5〜10分)を募集します。
参加者の研究をまとめたアブストラクト集(1人当たり最大2ページ)を作成します。
アブストラクトは創発のスライドのコピーでもよいですが、数理寄りの研究者に理解しやすい形式で書かれたものを歓迎します。研究紹介のアブストラクトは一つにまとめて、参加者がダウンロードできるようにします。
発表および参加は以下のフォームから申込してください。
講演申込締切: 5月31日(土) 6月13日(金)
アブストラクト締切: 7月19日(土)
参加申込 締切: 7月29日(火) 収容人数に達したため参加登録を締め切らせていただきました(7/3)。
注意事項
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「融合の場」における議事の内容は、秘密事項であり非公開であること、
および、未発表・非公知の発明、考案その他の秘密事項が含まれることを
了解した上で以下の点を遵守願います。また、ご自身のご発表内容につい
て、機密性の高い内容に関しては、発表資料にその旨追記する等のご配慮
をお願い致します。
・知得した秘密情報を出席者以外の第三者に開示・漏洩しないこと
・当日の配付資料を持ち出さないこと
・録音・録画などの内容を記録し持ち出さないこと
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13:00 開会の辞 落合啓之先生 九州大学 酒見パネルAD
13:05 今泉允聡(東京大学・八木パネル)
深層ニューラルネットワーク動力学の精密解析理論
13:25 富安亮子(九州大学・川村パネル)
結晶構造生成など周期構造の高速処理に使える数学
13:40 田中一成(早稲田大学・川村パネル)
異分野連携の実例:数理✕河川工学のシナジー
14:00 塚本孝政(東京大学・古原パネル)
力学的対称性を持つ化学物質「超縮退物質」の理論的発見
14:25 石綿 整(量子生命科学研究所・塩見パネル)
量子で探る物質と生命の境界 ―量子計測と情報科学の融合点を求めて―
14:40 笠松秀輔(山形大学・北川パネル)
ガラスの構造ー物性相関の抽出に向けて
15:00 閉会の辞
アブストラクトの公開は終了しました。
主催:富安 亮子(九州大学・川村パネル)
共催:井上和俊(東北大学・北川パネル)、今泉允聡(東京大学・八木パネル)