【2026年2月19日開催】
データ駆動型材料科学研究会 ウェビナー
【2026年2月19日開催】
データ駆動型材料科学研究会 ウェビナー
データ駆動型材料科学研究会では、データ駆動型材料科学の意義や最新の研究動向、手法などを共有する場として、「データ駆動型材料科学研究会 ウェビナー」を定期的に開催いたします。
本ウェビナーでは、アカデミア・産業界を問わず、データ駆動型アプローチを活用した材料科学の最前線で活躍する皆様の講演を通じて、知見の交流と議論の深化を目指します。
第1回ウェビナーについて
記念すべき第1回では、一杉 太郎 氏(東京大学)、北川 宏 氏(京都大学)をお招きし、ご講演をいただきます。データ駆動型材料科学のこれからを展望する貴重な機会となりますので、ぜひご参加ください。
開催日時・形式
■ 開催日時:
2026年2月19日(木)16:00 ~ 17:40
■ 会場:
オンライン
■ 参加費:
無料
■ 定員:
200名(先着順)
ウェビナー概要
■ 開催目的:
本ウェビナーは、データ駆動型材料科学の意義や最新の研究動向、手法を広く共有し、研究者同士の
知見交流や議論の深化を促すことを目的としています。アカデミア・産業界を問わず、分野横断的に
情報を共有することで、データ駆動型材料科学の発展に貢献します。
■ どのような方におすすめか(主な対象者):
・データ駆動型アプローチを材料科学研究に取り入れたい研究者・技術者の方
・データ駆動型材料科学の意義や最新の研究事例、手法について理解を深めたい方
・アカデミア・産業界を問わず、データ駆動型材料科学分野でのネットワークを広げたい方
詳細
■ セッション1
講演者:一杉 太郎 氏
1999年3月東京大学 博士(工学)。
1999–2003年、ソニー株式会社にて、情報記録技術の開発と携帯情報端末のマーケティング・セールス
に従事。東京大学 助教、東北大学准教授、東京工業大学 教授を経て、2022年4月より東京大学
理学系研究科化学専攻 教授。東京科学大学特任教授も務めている。
専門分野:固体化学・固体電気化学・表面界面物性。
関連リンク:https://solid-state-chemistry.jp/
タイトル:データ・ロボット駆動材料科学における世界的動向と日本の戦略
講演概要:
機械学習とロボット技術の導入がもたらす「次世代研究室」と「新しい研究開発の進め方」の意義と
展望を論じる。研究の自動化・自律化は単なる効率化ではなく、研究開発の進め方についての質的転換
であり、人間が到達し得なかった領域への探究を可能にする。そして、研究者が楽しみながら創造性を
発揮できる環境づくりをする取り組みである。日本の強みを整理し、今、我々が成すべきことを議論
する。
■ セッション2
講演者:北川 宏 氏
1986年、京都大学理学部卒業。1991年、同大学院理学研究科博士後期課程を単位取得退学、
岡崎国立共同研究機構分子科学研究所助手。
1992年、博士(理学)学位取得。1993年英国王立研究所訪問研究員、
1994年、北陸先端科学技術大学院大学材料科学研究科助手。
2000年、筑波大学化学系助教授。2003年、九州大学大学院理学研究院化学部門教授。
2009年より、京都大学大学院理学研究科化学専攻教授。京都大学副プロボスト、
理事補(企画・調整担当)を兼務。
2021年から、科学技術振興機構CREST研究総括「未踏探索空間における革新的物質の開発」。
趣味は飲み歩き。
タイトル:多元素ナノ物質の開発と革新的機能のハイスループット・スクリーニング
講演概要:
元素の潜在能力を最大限に引き出すために、元素の組み合わせがもたらす膨大な物質探索空間を開拓す
ることにより、複数元素のシナジー効果による革新的な機能・物性を有する新材料を創出することを目
的としている。本講演では、元素の高度利用を基軸に新材料を効率的に探索するため、計算科学/データ
科学/高スループット評価/非平衡プロセス/インフォマティクスに直結させたその場計測などを含む材料
創製インフォマティクスについて紹介する。
■ タイムスケジュール:
・16:00 - 16:05 オープニング
・16:05 - 16:50 一杉 太郎 氏 講演(発表30分、質疑15分)
・16:50 - 17:35 北川 宏 氏 講演(発表30分、質疑15分)
・17:35 - 17:40 クロージング
参加方法
■ 定員:
200名(先着順)
■ 参加登録 締切:
2026年2月18日(水) 18:00
■ 参加登録:
以下のリンク先よりお申し込みください。
なお、データ駆動型材料科学研究会の会員以外の方のお申込みも可能です。
お問い合わせ先
ご質問などのお問い合わせにつきましては、以下のフォームよりお願いいたします。
本ウェビナーは、以下の学協会にご協賛いただいております。
協賛:公益社団法人 化学工学会、理論化学会、公益社団法人 日本化学会