2022.10.18. - 10.21.

重力波天文学時代における超新星研究

開催場所: 石垣市立図書館(視聴覚室)

コンパクト連星の合体時における重力波の直接観測の成功を受け、天体観測のための新たな手段として重力波の可能性が示された。また、連星中性子星の合体時の重力波イベントにおいては、同時に電磁波でも観測された。まさに、重力波を含めたマルチメッセンジャー観測の時代に突入したわけである。2022度末には、第4回目となる重力波観測装置の科学観測がいよいよ始まり、我が日本の観測装置(KAGRA)もこの観測に参加する。この観測では、次なる重力波源として銀河系内での超新星爆発が強く期待されている。系内の超新星爆発は、100年に1度という頻度ではあるが、爆発が起こった際には、電磁波、重力波と共にニュートリノが同時に観測される。これらの観測は、未だ未解決である超新星爆発の物理の解明に迫ることができるであろう。そこで、本研究会では、来る系内超新星爆発のために、万全の体制を構築するため、超新星爆発とその物理に関する喫緊の課題や研究の方向性を深く議論する場とする。興味をお持ちの方々の積極的なご参加をお待ちしています。

  • 現地参加の場合、感染対策に関していくつか留意事項があげられています。
    - Keep the 2m distance from each other in the room.
    - Keep the doors to the hallway open all the time.
    - Change the air by opening the windows while you are in.

  • 飲食時は、特に感染防止の徹底をお願いいたします。
    -
    向かい合わせにならず間隔をとる
    - 黙食の徹底(食事中は議論等を中断し、食事終了後に再開)
    - 食事前後に入念な手洗いもしくは手指消毒を行う

  • ホテルの予約は各自でお願いいたします。

世話人:祖谷 元(理研)、滝脇 知也(国立天文台)、花山 秀和(国立天文台)
共催:科研費基盤研究(B)「自転を伴う超新星重力波観測から迫る爆発メカニズムの解明と恒星の最期」
(代表:祖谷 元)