社会人になってから読んだ本の感想を勝手に書いています。コメントするからにはひととおり読むようにはしています。
ざっくり初学者向け・中級者向け・上級者向けの3種に分類しています。これから読む人の参考になれば。
社会人になってから読んだ本の感想を勝手に書いています。コメントするからにはひととおり読むようにはしています。
ざっくり初学者向け・中級者向け・上級者向けの3種に分類しています。これから読む人の参考になれば。
機械学習
中級者向け
会社に入って機械学習をやることになったため、網羅的に知識をつける目的でこの本を選んだ。なお、事前知識としてはcourseraのandrew ng先生の授業を受けた程度。2016年の本なので深層学習周りの話は陳腐化している感は否めない。しかし、ボルツマンマシンのような深層学習と関連の深いモデルの紹介など、カバーしている範囲は広い。ただし、分量も多いため時間がある人向け。文献の紹介が多いため、論文を書く際の参考にもなりそう。
中級者向け
マイバイブル。0章だけで分かった気になれて、かつ前提知識も大学1年レベルで十分であるため、読み手をあまり選ばない良書とおもう。この本で初めてベイズを知ったが、ベイズの解説も親切。モデルに困ったら、とりあえずガウス過程を使っとけ(界隈に怒られそう・・・)。
初学者向け
実験計画法に関して、ベイズ最適化とt検定の知識くらいしかなくヤバいと思ったので、会社での輪講も兼ねて読んでみた。研究に必須とまでは思わないが、データを扱う社会人は教養として学んだ方が良い気がする。個人的には、予測を目的としない回帰分析の使い方が新鮮だった。
中級者向け
会社での輪講と並行して1年かけて読んだ。演習問題ムズイ。結局答えを見てしまうし全部解くリソースもない。何回か繰り返さないと意味ないんだろうな。。。
初学者向け
「ガウス過程と機械学習」の本だけではベイズを学ぶには不十分であったため、こちらの本で基礎固め。具体例が多く、分かりやすい。著者さんのブログと並行して読むと理解が深まる。
上級者向け
ベイズと深層学習についてそこそこ知識がついたので読んでみた。が、思ったよりも難しく、お気持ちを理解するので精一杯だった。しかし、サンプリング周りのアルゴリズムが初見だったので、そのあたりの知識を学べたのは非常に良かった。この本は一気に読むべき。
初学者向け
ChainerやPyTorchなどのdefine-by-run方式なDeep Learningフレームワークを積み上げなら構築していく本。普段からPyTorchを触っているけれども、もっと低レイヤーでの処理が気になったので読んでみた。非常に丁寧で読みやすい反面、ある程度知識のある人にとっては冗長かもしれない。とはいえ、大規模なフレームワークを構築するためのソフトウェア開発の進め方や、細かい実装のノウハウなど学ぶべきものは多いと思う。
初学者向け
強化学習の知識ゼロな人向けの本でよかったです。方策評価→方策改善という流れを何度も繰り返しながら進んでいくので、ベルマン方程式が徐々に体に馴染んでいく感覚がありました。強化学習のアルゴリズムは種類が多く全体像が掴みづらい印象でしたが、この本を読めばしっかり整理できます。
中級者向け
最新のサーベイ論文と同じ粒度の解説が日本語で書かれているという意味ではとても貴重な情報誌だと思う。どの記事についても単なる解説にとどまらず技術変遷の歴史を言及している点が読んでいて面白い。ただ、細かいテクニックについてはあまり言及されていないのである程度はググりながら読み進める必要はある。
初学者向け
第1版からなんと2.5倍のボリュームになって網羅性がすごいという噂を聞いたので読んでみた(第1版読んだことないケド、、)。Transformerは系列データに適用するイメージを持っていたが、本質的には集合データ向けであるという流れが非常に自然に記述されており、感動した。現時点で深層学習の理論本をおすすめするなら初手この本で決まりでしょう。ただ、個人的にはメタ学習の話も欲しかった。
初学者向け
業務ではこれまでCNNしか使っておらず、Transformerになかなか手を出す機会がなかったので読んでみました。CV向けのTransformerの専門書はほとんどないので、貴重な本です。各処理のお気持ちの説明や、CVの様々なタスクの説明など、細く情報が充実しているので読みやすいと思います。6章のViT派生手法の分類図と7~8章の議論が充実しており、著者の方めっちゃサーベイしたんだろうなぁというお気持ちが伝わってきます。
中級者向け
「ガウス過程と機械学習」には記述がない獲得関数の種類やベイズ最適化の実応用上の課題について学べます(予測エントロピー探索獲得関数の近似計算は追えなかったが、、)
初学者向け
ChatGPTに使われている技術について一般向けの解説本です。AIを知らない人にとっては最終章はやや難しいかもしれませんが、例えを入れつつ説明されており、なんとなく理解できる気持ちになるかと思います。
数学/統計学/自然科学/工学
初学者向け
数理最適化って断片的に学習するけど体系的にやらんよな(大学1年でやるラグランジュの未定乗数法くらい?)と思って読み始めた。演習問題の難易度がちょうどよい。手法の網羅性という点では非常に良いが、結局どの手法を使えば良いの?という問いには計算量オーダーという観点以外であまり答えられていない気がしたのが少し残念。双対問題について理解を深められて個人的にはかなりよかった。
初学者向け
通称緑本。いくら機械学習屋さんでも、ある程度の統計モデリングはできないと怒られてしまうと思い読みました。さすがにわかりやすいです。各章のボリュームも長すぎずテンポ良く勉強できました。この機会にRやStanにもトライしてみましたが、GUBSをStanに書き換えるのはちょうどよい練習になりました。ベイズ周りは簡潔さを優先して説明を濁している感じがするので、理論面は須山本で補った方が良いです。
中級者向け
情報幾何を勉強するにあたり、事前知識が色々と足りなかったためまずはこちらの本を読んだ。数学科のラノベと言われるほど読みやすいことで名高いが、集合と位相の言葉で書かれた数学書を読むのは初めてだったのでなかなか苦戦した。大阪大学石川先生のyoutube講義を見ながら並行して進めると素晴らしく理解できます。位相の必要性を理解できたうえで最低限の知識を獲得できた点もよかった。
初学者向け
「多様体の基礎」を読んだ後は本当はそのまま情報幾何を勉強し始めてもよかったと思うが、古典的な微分幾何への興味が優ったためこちらの本を読んでみた。ガウスボンネの定理を通して位相幾何と微分幾何の交わりを実感できる構成となっており、非常に綺麗に体系づけられていて感動しました。「多様体の基礎」を事前に読んでいたこともあって、自分の中で具体化と抽象化を行き来できた点も良かった。
上級者向け
通称沖本本と呼ばれており、TJOさんのおすすめにあったので読んでみました。前半まではテンポよく読み進められますが、後半は初学者には少し難しく感じました。理論メインなので、実装は他の本で補う必要があります。2, 3冊目に読むのがよかったかもしれない。
中級者向け
分子動力学の入門書です。解析力学や統計力学の知識を前提としているので、物理知識がないと読み進めるのは難しいかもしれません。私は高校化学すら忘れている状態でしたが、シミュレーションの手続きや注意点などの大枠を掴めることができました。
初学者向け
全ページカラーで説明もわかりやすく、古典制御工学の初心者におすすめできます。例が多いため、新しい概念がでてきてもその概念の嬉しさを実感できます。PIDの説明がもう少し欲しかった気もします。
初学者向け
個人的には古典制御よりも現代制御の方がとっつきやすい。相変わらず極配置とかは職人芸を感じるが、最適制御のあたりはMLエンジニアとしては見慣れた問題設定でとても安心する。
エンジニアリング
初学者向け
Docker勉強しないとなーと思いつつ先延ばしにしていたが、業務で必要になったため読んだ。イメージの軽量化やデバッグの効率化などのテクニックやユースケースに関する記述が豊富で分かりやすかったです。ちなみに1日では到底読めません。
初学者向け
Dockerと同様に業務で必要になったため読んだ。これをよめば、簡単なWebアプリケーションは作れるようになると思う。が、組み込みの変数や関数が多すぎて慣れるまで時間がかかるだろうと思う(Vueみたいなフレームワークを勉強したことないからかもしれないが)。これ一冊だけでは理解は浅いと思うので、まだまだ勉強は必要。
中級者向け
データ分析基盤を構築するための分散処理やワークフロー管理について近年の技術トレンドをまとめた貴重な読み物。最終章では各フロー(ダウンロード・ETL・データマートへの書き出し)をコンテナ単位で実行することろまでやるが、前提知識がないと少し難しいかも。機械学習との関係も記述があるが、画像や自然言語などの非構造化データに対してはあまりカバーしていないので注意。
初学者向け
ソフトウェアの保守性(変更容易性)を担保するための設計手法を広く知るための本です。ITエンジニア本大賞2023にも選ばれており、入門書としてすごくわかりやすいです。設計の本は読んだことがなかったのですが、もっと早く読んでいればと思わされます。
中級者向け
ISUCONに参加するためにまずはこちらの本で勉強しました。初心者向けの心構えから玄人向けのテクニックまでカバーしていると思います。private-isuという教材が素晴らしく、自力でやってみると実践的な力が身につきます。デプロイ自動化周りの話が書いてあるともっと良かったと思います。
初学者向け
DDDの基本的な概念を丁寧に教えてくれる。依存関係逆転の法則を使いこなせればだいたいOK。なんとなくわかった気になれるが、これ以上はエヴァンス本を読んだ方がよさそう。ドメインと真面目に向き合わねば。
初学者向け
超入門的な内容なので初めてGitを触る人を対象とした本です。いまはGithub Actionsを使うことが多いと思うのでCI/CD周りの情報はすこし古いです。
中級者向け
ジェネレータ、メタクラス、並行処理あたりは知らない話が多く勉強になった。翻訳は読みづらいので注意。90個のテクニックのうち実務ですぐに役に立つのは1/3程度くらいかな。
ネットワーク/クラウド
初学者向け
応用情報技術者試験の午後問題の対策として購入しました。情報セキュリティ、システムアーキテクチャ、ネットワーク、プログラミング、組み込みシステム」の5分野について全問題解きましたが、特に不満はないです。解説が充実しているので、「キタミ式」などの本で知識を習得している場合は初学者向けかなと思います。
初学者向け
ネットワークなにもわからん状態だったので教養を身に着ける目的で読んだ。Kindle版0円とは思えない破格の価値があると思う。ハンズオン形式で、1台のPCで仮想的なネットワークを構築していく。
初学者向け
可用性や効率性の高いシステムをクラウドに構築するためのデザインパターンを解説している本で、同じ内容がwebにも掲載されています。AWSを使った実装例もありますが、この本は古い内容なので最新のサービスを使うことで実装例ほど手間をかける必要がない点に注意。基礎の基礎を学びたい人向けの本です。
初学者向け
AWSの技術面接で落ちたのが悔しく、ネットワークの基礎知識を取得する目的で読みました。ネスペ対策という観点では、本書の要点を読みながらネットで調べればある程度は網羅できると思います。個人的には、過去問の穴埋め問題をまとめた付録の用語集が知識を整理する上でよかったです。
ビジネス
初学者向け
転職してエンジニアリングマネージャ(EM)という役職を初めて目にし、いったいどういうことをやっているのか?自分のキャリアの選択肢になるのか?ということを知るために読んだ。EMでない人でもキャリアを考える上でとても参考になる本です。
初学者向け
プロダクトオーナーという役割を担うことになったので読んだ。非常に学びが多い本だった。プロダクトオーナーとしてのマインドセットや価値観を抽象的な説明だけでなく、さまざまなツールや実務でよくあるケースを交えながら具体的な戦術を述べている点がとてもよい。
初学者向け
この本をはじめて読んだ時は"チームの管理"のあたりから実感が湧かなくなって読むのをやめてしまったんだけど、マネジメントをやるようにやってからこの本読むとすごく味がするようになった。
その他
幸福になるための手段として金融資本・人的資本・社会資本の3つを定義し、それぞれどのように最適化すればよいのかを議論している。各資本を幸福になるためのポートフォリオとして考え、一つの解を導出しているところに読み応えあります。金融資本→人的資本→社会資本の順番で話が展開されるが、読み進めるに従ってどんどん面白く感じました。
社会人になってそれなりにお金が貯まってきたら、投資をしてみたくなりますよね。結論としては結局つみたてNISAやiDeCoをやっておけばOKなのですが、ある程度のマネーリテラシーはあったほうが良いと思うので読んで良かったと思います。
「ブロックチェーンね。あ〜はいはい」と知ったかぶりをするのは嫌なので読みました。簡単な仕組みやメリットはざっくり把握することはできましたが、技術的にどういう仕組みかを理解するには少し物足りない印象でした。
自分の会社の決算書くらい読めるようにしたほうがいいかなーと思って購入した。B/S, P/L, C/Sの読み方をいろいろな会社のビジネスモデルと絡めて知ることができる。クイズも多く、読んでいて飽きないので良書です。
転職活動でAWSの選考を受けていた時にカルチャーを理解するために読みました。Amazonの面接では STAR (Situation->Task->Action->Result) というフレームワークに則って自身の経験を話す必要があります。このフレームワークは非常に便利で、端的にアピールできるという意味で他社の選考でも役立つはずです。
転職活動でPFNの選考を受けていたからというのもありますが、もともとPFN Valuesが好きだったので読んでみました。途中まではよくある構成ですが、最終章に西川さんの熱い思いがつまっていて読み応えがありました。
電機メーカーの各社の歴史を知ることができます。電電ファミリーや電力ファミリーのことを初めて知れたので面白かったです。ただ、ちょっと不安を煽るようなことばかり記載してあるので(それがウリだと思いますが)読んでいて悲しくなりました。。。
いままで発音記号を勉強したことがなかったため読んでみました。キャラクター間の関係性が面白くて記憶に残るので、最初から辞書みたいに使うというよりかは一度だけ通読しても良いと思います。
所得税の計算などお金に関する教養を学ぶために読みました。過去問が死ぬほどつまらない(数字の暗記が多い)ので試験はおそらく受けません。
「幸福感は一時のもので、「人生は通算成績で計るものではない」」が刺さった。親になりたいと思わせてくれる本。
夫婦の関係性を会社の共同経営者と捉えて、結婚生活をマネジメントするための方法論について書かれた本。当たり前のことが書かれているが、視点が面白い。
Windows95のプロトタイプを作った中島さんの本。ロケットスタート時間術のノウハウやその必要性を説いている。界王拳を使った説明がとくに面白かった。
データに基づいた投資戦略が議論されているが、読みやすい。日本の市場がめっちゃディスられてて笑った。
大病にかかった時に必要なお金や保険金を受け取れる確率を定量的に示し、読者が自身の価値観に基づいて意思決定できるのサポートする本。ただし、不要派の著者の私見が多く、誘導されている感がある。