平成16年10月1日
謹啓 SMC・OBの皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、当クラブ創部から40年を数える長い年月のなかでクラブを巣立ち卒業されたOB・OGの総数は300名は下らないと推察されますものの、残念ながら正式な名簿は存在せず、未だ所在がわからない卒業生が半数近くいらっしゃるものと思われます。
そのような中、過日(平成16年4月24日)「創部40周年記念の集い」に出席されたOBの皆様には、懐かしい数十年ぶりの再会とお互いの容姿に歳月の流れを感じ、忘れかけていた青春の扉を覗いたのではないかと思われます・・・また、現役生に対し心温まるカンパ(30万円)を頂き改めて感謝申し上げます。
これまでのクラブの変遷は一時期、部員の減少で存続の危うい時期がありましたものの、現在40期目の新入部員を迎え、総勢45名で第38回定期演奏会に向け練習に励んでおります・・・しかしながら、今日、豊かな時代になったとは言え、クラブの財政状況は創部当時と変わらず依然として厳しく、クラブ運営費・楽器購入費等、部員の資金負担が多い状況にあります。このようなクラブの窮状を垣間見るにつけOBとしての責任を少なからず感じながらも、これまでに正式な「OB会」が存在せず、OB同志の親睦機会も少なく、ましてや現役生への支援がまったく無い状態でした。
この度、創部40周年を機に、青春の一時期、同じ目的を共有した思いの高まりと、クラブの恒久なる存続と発展を願い、有志から「OB会」発足の気運が必然と盛り上がり、ここに平成16年10月1日付「OB会々則」を制定し、正式に「専修大学マンドリンクラブOB会」の設立を皆様にご提案するものです。
現役執行部とは今後ともコミュニケーションを密に、現役生・卒業生ともども新しいマンドリンクラブの伝統を構築、継承すべく・・・との思いを相互に確認いたしました。卒業生の皆様におかれましては「マンドリンクラブOB会」設立の趣旨を充分お汲み取りいただき、今後の運営に携わる費用、並びにクラブ支援のために年会費のご負担をお願いする次第です。
今般、「OB会」発足に際し発起人一同、年初より毎月一度の会合を開き準備して参りましたが何かと至らず皆様にご迷惑をお掛けする事となりますが、ご支援をお願いする次第です。
今後も何かと不備な点があると思われますが、「OB会」に対し忌憚のないご意見を承りたいと思います・・・どうぞ、全員の皆様が賛同されることを節にお願い申し上げます。
謹白
設立趣旨
・マンドリンクラブOB・OG相互の情報交換の機会を通じ、更なる親睦と啓発を図る。
・現役生への有益なる各種サポートを通じ、マンドリンクラブの発展に寄与する。
「専修大学マンドリンクラブOB会」
設立発起人
山田武雄(3期)・ 大澤政則(4期)
大多和誠(5期)・ 影沢映子(5期)
大武一男(6期)・ 寺田好男(7期)
中村隆之(10期)