活動銀河核のエネルギー源として理論的に提唱された超巨大ブラックホールは、今や銀河進化や大規模構造との関係についても検討されるようになり、その謎の解明には天文学・宇宙物理学全体に関わる重要性があると広く認識されるようになってきています。折しも、近年のJWSTやALMAの超高感度観測により従来の超巨大ブラックホールに関する描像が大きく塗り替えられつつあることや、すばる望遠鏡やEuclidによる超広域データやEHTによる超高解像度データが得られつつあること、XRISMが従来にない高エネルギー分解能でエックス線データを取得しつつあること、そしてRubin、Roman、TMT、PRIMA、BHEX、GREX-PLUSといった超巨大ブラックホールに深く関わり得る将来計画の検討や開発も具体化しつつあることなどを踏まえると、当該研究分野は現在大きな転換点を迎えているといえます。
超巨大ブラックホールに関する様々な未解決問題に挑むため、超巨大ブラックホール研究推進連絡会(SMBH-rec)では継続的にワークショップを開催してきています。今回のワークショップでは、様々な研究手法で理論的・観測的な超巨大ブラックホールの研究を進める研究者が最新研究の成果や将来計画の展望を持ち寄ることで、多角的な観点で超巨大ブラックホール研究の現状と方向性を俯瞰する場とします。当該分野に関係する多くの研究者の参加を得ることで、本ワークショップを様々な研究者が超巨大ブラックホールに関する今後の共同研究の萌芽を探ることができる機会としたいと考えています。
Program
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Invited Speakers
内山久和 (法政大学)、大須賀健 (筑波大学)、尾上匡房 (早稲田大学)、川室太希 (大阪大学)、木村成生 (東北大学)、
小久保充 (国立天文台)、澤田佐藤聡子 (福井工業大学)、田中匠 (東京大学)、鄭昇明 (MPIA)、野田博文 (東北大学)