SKA precursorによる星間物質研究ワークショップ2023

更新情報

23/11/18 【ワークショップ開催終了のお知らせ】11/16, 17に開催し、本ワークショップは終了いたしました。
23/11/07 【更新】プログラムの公開
23/9/14  【更新:集録】 集録のテンプレートを公開
23/9/10 【お知らせ】HPの公開

開催終了

本ワークショップは無事終了いたしました。ご参加していただいた皆様大変ありがとうございました。

集合写真

1日目

2日目

開催趣旨

 2019年にMeerKAT、ASKAPなどのSKA precursorの本格運用が開始され、2021年にはセンチ波〜メートル波帯の次世代電波干渉計であるSKAの建設が開始されました。これらは中性水素原子(HI)ガスの波長21cmを中心にカバーする装置です。MeerKAT、 ASKAPは、HIガスをはじめとする星間物質研究において、ここ数年で多くの価値ある論文を創出し、早くも既存の電波望遠鏡に代わって主流となりつつあります。SKAの科学運用が始まると、天文学者の30年来の夢である空間分解能が1秒角を切るHIのマップが得られるようになり、ますますHIガス研究は星間物質にとって重要なテーマとなるでしょう。

 このような背景のもと、(1) MeerKAT、ASKAPによる最新の研究成果を網羅的にレビューし、参加者間で共有すること、(2) HIガスの性質や放射機構の基礎について改めて学び理解すること、さらにこれらを踏まえ (3) SKA時代に推進すべき星間物質研究について議論することを目的として第2回目の本ワークショップを開催することにいたしました。本ワークショップでは、多くの研究集会で行われるような講演者各自の研究に関する報告ではなく、SKA-MIDのprecursorであるMeerKAT、ASKAPによる星間物質の研究成果に関する論文を紹介することをメインとし、最新成果に関する論文を網羅的に紹介するため、参加者全員で分担するようなスタイルで開催いたします。

世話人(50音順)

榎谷玲依、立原研悟、柘植紀節、中西裕之、町田真美、村瀬建、山本宏昭