Where CHOUKOKU Is Placed[彫刻のあるところ]は、2018年より継続して行われている、三つの首像を半永久的に保存し続けるプロジェクトです。


2018年12月、多摩美術大学にて、三人の学生に依頼し、三つの水粘土首像が制作される。

その様子は映像作品「彫刻のあるところ」に収められている。

2019年3月、多摩美術大学修了展にて[鐘ヶ江歓一+川又健士+宮川知宙]による映像インスタレーション「彫刻のあるところ」を発表。

彫刻のあるところ2019プロジェクターでHDカラービデオ投影(13m07s)、三つの水粘土首像、三つの台座、塑像用具、モデル台
制作 鐘ヶ江歓一+川又健士+宮川知宙
技術協力 学生M,学生N,田中仁モデル協力 朝田柊花
写真撮影:宮川知宙[多摩美術大学 卒業制作展・大学院修了制作展2019]/多摩美術大学(2019)設営協力 岡本大河,小山 諄貴,高山勇吹,津賀恵


2019年4月、多摩美術大学から、台座兼保存用ケースに収納された首像が、武蔵野美術大学へと運ばれ保存される。

2019年11月、塩素系漂白剤で首像に生えたカビを除去。

その様子は映像作品「CHOUKOKU’S DREAM」に収められている。

2020年1月、武蔵野美術大学修了展にて[鐘ヶ江歓一+川又健士+宮川知宙]によるドリームヴィデオインスタレーション「CHOUKOKU’S DREAM」を発表。

同年2月には国立新美術館で行われた五美大展にて同作品を発表。

CHOUKOKU'S DREAM2020HDカラービデオ(26m)
制作 鐘ヶ江歓一+川又健士+宮川知宙
協力須山恵子,森本暁人,迫竜樹使用楽曲 魔王魂「Shining Star 」
[令和元年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展]/武蔵野美術大学美術館(2020)
設営協力 須山恵子,津賀恵記録撮影:柳場大
[令和元年度 第43回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展]/国立新美術館(2020)

2020年6月、武蔵野美術大学から都内のレンタル倉庫に首像を移動。

倉庫代やメンテナンス代を確保するべく「保存の会」の立ち上げを計画。