情報処理学会ソフトウェア工学研究会
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2025にてワークショップを開催します(2025/07/30)
ウィンターワークショップ2025でワークショップを開催します(2024/12/20)
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2024にてワークショップの開催および論文発表を行いました。詳細はこちら(2024/09/19)
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2024にてワークショップを開催します(2024/07/15)
情報処理学会ソフトウェア工学研究室 ダイバーシティワーキンググループのWebサイトを立ち上げました(2024/07/15)
技術革新やDX推進のためには組織やコミュニティのダイバーシティが必須であることが指摘されながら、日本の産業界や学会におけるダイバーシティはまだ十分でないことが指摘されている。例えばジェンダーに関しては、2021年の日本のジェンダーギャップ指数は156か国中120位と低迷、工学部の女子学生割合は15%等、日本の遅れが大きな課題となっている。ジェンダーに限定せず、国籍、人種、宗教、文化、価値観、障がい、学習歴・職歴などにおけるあらゆるダイバーシティの課題は、我々ソフトウェア工学のコミュニティにおいても他人事ではなく、今こそ真剣に議論すべき時であると考える。コミュニティのダイバーシティのために何をすべきか(Diversity for SE)、また社会におけるダイバーシティの課題解決のために情報ソフトウェア工学の技術・知見をどのように活かすことができるか(SE for Diversity)の検討が必要である。
海外においてはソフトウェア開発とダイバーシティに関してすでにいくつかの調査が実施され、具体的なデータとともに現状が整理されつつ状況である。しかし、課題解決のための具体的なアクションについてはまだ未検討である。また、日本国内関しては、具体的なアクションを検討するための現状把握においても、まだ十分に調査ができている状況ではなく、早急な調査が必要である。
上記の状況を踏まえ、Diversity for SE, SE for Diversityについて継続的に調査研究を行うために、ダイバーシティワーキンググループが2022年9月に情報処理学会ソフトウェア工学研究会において発足した。