計算認知科学
日本認知科学会 研究分科会 SIGCCS
日本認知科学会 研究分科会 SIGCCS
元々「認知科学」は計算論的な研究を潜在的に含意する概念であったと思われる。しかし、渡米して創成期の薫陶を受け、日本認知科学会の創設に貢献した第一世代から数えれば、もうすでにその弟子にあたる第二世代が退職間際で、第三・第四世代が中核を担う時代になり、計算論的な研究を継続できる知識・技術の継承が深刻な問題になりつつある。
こうした背景を踏まえ、今後認知科学において計算論的な研究を担う若い世代が、切磋琢磨するコミュニティ作りが急務であると考えた。あえて「計算」を冠した分科会を立ち上げ、認知現象の理論や計算モデリング、それを実証するための実験的な研究を行う研究者の発表や意見交換をする場を常設する。これにより認知科学における計算論的な研究を活性化し、人工知能・機械学習などの隣接分野との連携を密にし、国際的に通用する研究を育む土台を構築する。
(2024年11月15日)
主査
日髙昇平(北陸先端科学技術大学院大学)
幹事(五十音順)
大関洋平(東京大学)
鮫島和行(玉川大学)
高橋康介(立命館大学)
鳥居拓馬(東京電機大学)
中分 遥(北陸先端科学技術大学院大学)
布山美慕(立命館大学)
本田秀仁(追手門大学)
武藤拓之(大阪公立大学)
森田純哉(静岡大学)
事務局
鳥居拓馬(東京電機大学)cmpcogsci[at]gmail.com
日時:2025年3月16~17日
場所:JAIST金沢駅前オフィス https://www.jaist.ac.jp/top/kanazawaoffice/
参加形態:ハイブリッド(対面・オンライン)