修 理 系 司 書 の 集 い
修 理 系 司 書 の 集 い
最新情報、イベントのお知らせ、活動の詳細は、noteをご覧ください。(2025年8月)
こんにちは!
わたしたちは、資料保存に関心のある図書館司書有志のグループです。
活動地域は関西と関東、職場は大学図書館や専門図書館、立場は正規あり・非正規あり、年齢も様々。
縁あってつながって、図書館での資料保存について話し合ったり、情報共有したりしています。
目次
2021年 東西の修理系司書さんたちをつなぐ座談会をオンラインで開催
Google classroomに「資料保存座談会」を開設し、登録メンバー限定公開で資料保存関連のセミナーや展覧会等の情報を発信
2022年 図書館総合展オンラインポスターセッションに出展。資料保存の現場見える化アンケートを実施 し「修理系司書の集い」として活動開始
2023年 図書館総合展オンラインポスターセッションにて修理する?しない? -資料保存の現場見える化アンケート第2弾!-を実施
リアルイベント リアル!修理系司書の集い~和紙と正麩糊で破れ補修実験、水濡れ資料吸水体験、小型活版印刷機で栞印刷体験、
本の修理相談会(京都)を開催
2024年 図書館総合展オンラインポスターセッションにて詳しく見てみよう「修理する?しない?‐資料保存の現場見える化アンケート第2弾」
の回答を実施
リアルイベント リアル!修理系司書の集い 第2弾 修理実験だよ!全員集合(東京)を開催
2025年 ホームページ、note開設、図書館総合展への出展を継続中
わたしたちが共通して興味をもつ、図書館の資料保存や、本の修理の現場。
わたしたち自身、職場を移り変わりながら、その場その場で模索しながら取り組んで来た経験があります。
図書館の資料保存の現場って、上司が異動する度に方針が変わったり、十分な引き継ぎやマニュアルがなかったり、非正規職員が自発的に取り組んでいたり、気軽に誰かに相談できる環境になかったりして、
「これでいいのかな?」と不安を感じながら取り組んでいるのは、わたしたちだけではないんじゃないだろうか?
と感じ、わたしたちの活動が始まりました。
図書館総合展に出展し、まずは、雇用条件や職場環境についてのアンケート調査を。さらに、本の破損や書庫環境に関するさまざまな事例を想定したアンケート調査を行うことで、図書館資料の修理現場の「見える化」を目指してきました。
求めていた、現場に携わるみなさんの置かれている状況が、まさに「見えてきた」体験でした。
わたしたちと同じような環境で、資料保存に取り組んでいらっしゃる方々が多くいらっしゃることも分かりました。
2023年に京都で、2024年には東京で行ったリアルイベントもまさに「現場の声」にあふれたものでした。
わたしたちは、これまで、そしてこれからの活動で得られるみなさんからのご意見や、資料保存現場のあるある、事例や処置の方法、道具や材料などの情報を広く共有し、楽しく交流しながらアイディアを出し合える情報交換の場づくりをオンライン上とリアルとの両方で作っていきます。
自由度高く、正解は一つではない、というスタンスを大事に。
レッド
修理系司書の集い発足の立役者。
資料保存、製本の経験と知識を活かして、関東の資料保存に力を入れる公共図書館に勤務。
ブルー
修理系司書長屋のご隠居。その割には”図書館に修復室をツクル”野望を捨てていない。
図書館資料保存ワークショップの発起人。
イエロー
実は「修理系」ではない。書庫を掃除したりカビを見つけたり。資料にとって何が良いのかダメなのか?悩みながら100年後のことも考える専門図書館に勤務中。
パープル
ここでは、デザインやイラストを担当。
各地の図書館勤務の経験を活かし、持病とお付き合いしながら無理のない範囲で活動中。
グリーン
ここでは、イラストなどを担当。
京都の大学図書館司書。現在は業務で資料保存に関われていないが、図書館資料保存ワークショップで製本と本の修理の学びを継続中。本以外に好きなものは、日本酒!
2024年12月17日(火) 株式会社ブレインテック様 tekute crossにて 「リアル!修理系司書の集い 第2弾 修理実験だよ!全員集合」での風景
どうぞお気軽にメールください。
kamisukiwashi★gmail.com
(★は@です。)