イベントとニュース
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2023年 6月 順天堂大学森下先生のセミナー
演題:「新たな細胞内選択的分解機構の発見:100年超の水晶体の謎を解く」
演者:森下英晃先生 (順天堂大学医学部生理学第二講座 准教授)
日時:2023年6月22日(木)17:00 - 18:00
会場:昭和大学旗の台1号館 6階会議室 (変更の可能性あり)
100年以上前から、「水晶体のすべてのオルガネラが分解されて透明になるメカニズム」は、細胞生物学における未解明の課題でした。森下先生は、12年にわたる研究の末に、その謎を解き明かし、Nature誌に筆頭著者・共同責任著者として報告されました (Morishita H et. al. 2021) 。
本セミナーでは、細胞内分解メカニズムの多様性、ゼブラフィッシュやマウスを用いた選択的オートファジー研究、さらには、生理現象のメカニズム解明へチャレンジすることの難しさや醍醐味について伺います。
2023年 4月 森さんと林さんが大学院を修了しました
森さん(医科歯科連携歯科)と林さん(歯科麻酔科)さんの学位論文が受理され、大学院を修了しました。
2022年 5月 滝口先生(歯内治療科)の論文が公開されました。
口腔常在細菌中の細菌組成をフローサイトメトリーを用いて組成の変化を調べることで、口腔細菌叢の状態を検査する方法を新しく開発しました。将来的には、次世代シークエンス以外の方法による簡便な口腔ディスバイオーシス検査法の開発へ結びつけたいと考えています。
2022年 1月 小野山先生(特別研究生)と松井先生(地域連携歯科学)の論文が公開されました。
歯科診療の際に発生するエアロゾルの安全評価をレーザー回析法により行いました。歯科エンジンや3ウェイシリンジ、エアースケーラーのエアロゾルの水滴径を詳細に分析したところ、径5µm以下のエアロゾルの発生はごく少量で、歯科診療による空気感染の危険性は低いことがわかりました。また口腔外バキュームは、小粒径のエアロゾル抑制に特に効果的であることも確認しました。
2021年 4月 黒澤先生が国立長寿医療センターより着任されました。
2020年 3月 Nataša Trtić先生(バニャ・ルカ大学)が帰国されました。
一年間の留学期間を終え帰国されました。今後は歯周病の細菌叢に関する共同研究を進めて行きます。
2019年 12月 松井先生(地域連携歯科学)の論文が公開されました。
マウスモデルにおいて食物アレルギー性の腸炎発症時に口腔細菌叢のバランスが損なわれ、いわゆるディスバイオーシス状態となることを明らかにしました。また、口腔唾液中への分泌抗体の変化が、口腔ディスバイオーシス誘導のメカニズムであることが示唆されました。
2019年 9月 片岡先生が朝日大学へ転出されました。
2018年 4月 教室のホームページが新しくなりました。