Q:食品技能検定・HACCP基本技能検定って何?
水産食品を中心とする下記の分野について、一定レベルの知識と技能を認定する検定です。
食品技能検定に関しては分野ごとに1類、2類、3類と類型化しています。
HACCP基本技能検定は、安全な食品をつくることを目的として生まれたHACCPシステムの基本的な知識を認定
する検定です。
・食品技能検定1類 (別名)SEAFOOD BASIC MEISTER
(水産資源分野、水産食品分野、調理栄養分野)
・食品技能検定2類
(食品特性分野、食品衛生分野、食品製造分野)
・食品技能検定3類
(食品管理分野、食品流通分野)
・HACCP基本技能検定
(HACCPシステムの概要と土台、12手順)
Q:合格するとどうなるのですか?
合格して認定されると、認定カードが発行されます。卒業に必要な単位として認定される学校もあります。
また、1類、2類、3類の全類に合格すると、全類合格者として表彰され、さらにHACCP基本技能検定にも合格する
と、食品技能検定スペシャリストとして認定されます。
Q:就職には有利ですか?
履歴書に取得資格として記載できます。「秀でている」ことの認定ですから有利であり、一般社団法人大日本水産会 の
後援をいただいており、企業側にもアピールできます。
また、令和3年6月1日からは、すべての食品等事業者においてHACCPに沿った衛生管理の実施が義務づけられまし
たので、この基本部分を理解していることを証明するHACCP基本技能検定は、食品業界において高く評価されます。