すっかり夕闇に包まれた圓勝院の境内。18:30のスタートを目指して集まったのは21名。時間通りに始まった交流会は各々の名刺作りでスタートしました。名刺を仕上げた方はMAMEBACOさんのコーヒーとケーキに舌鼓!このころには場の雰囲気もすっかり温まり、19:00からはそれぞれが手書きで作った名刺を貼り付けたA3用紙のコピーを全員が手にし、あちらこちらに移動しながら2,3人ずつ個々に集まって交流を深めました。その後はみんな席に座って、あらためて交流やまちづくりについての意見交換を行いました。たくさんの実現できそうな具体的アイデアを出してくださったみなさん、そしてひとつひとつのご意見に自然にあたたかな拍手を贈ってくださったみなさん。ほんわかして優しいのに、とても有意義な1時間半でした。
参加者のみなさんの想いと、その中で生まれたこれからの鹿骨のまちづくりに生かせそうなアイデアたちを、こちらで共有させてもらいます。
各々の手作り名刺に記載してもらった鹿骨やまちづくりへの想いなどを列記しました
鹿骨に興味あり、深く知りたい
畑体験したい(枝豆)
楽しくお酒飲める人と知り合いたい
ハチミツのお酒”鹿骨のミード”を作りたい
焚火・BBQ・焼き芋等、近場で手軽に火を使いたい
ちっちゃい子供と遊びたい
仕事で鹿骨に毎日通ってます
ゆっくり出来るカフェを教えてください
たくさんの人と知り合いたい
色々な人と仲良くなりたい
農レストランとか直売があると嬉しい
地域活性化に興味があります
高校在学中に何か行動を起こしたい!けど何をすればいいかわからないのでいろいろ知りたいです
野菜をじょうずに育ててみたい
部屋にグリーンを増やしたい
農作業体験、農家とのつながり
福祉を広げたい
農業を通して世代間交流
若い世代が活躍できる空間を作りたい
柴又街道を小松菜街道に。街道沿いを農の文化とアート・食が続くエリアに
DIY工房
非常時の炊き出し訓練という名目でBBQ
鹿骨の風景を残したいな(畑が宅地になってきているので残念)
高齢者・障がい者・子ども・ママパパ・学生・・・・みんなつなぎたい
自分のNPOをもっと人に広めて知ってほしい
子どもをみんなで育てる所を提供したい
鹿骨の農家さんに入ってほしい
花卉農家さんにも入ってほしい
鹿骨ののどかなところが好き
子どもたちと農体験を楽しみたい
地域の方とのつながりを大切にしたい
休耕地を探してます
コンポストで鹿骨の農とかかわりたい
おさがりジャムをづくり
鹿骨タウンマップをつくりたい
ピザ窯導入
フリーディスカッションで挙げられたアイデアなどを列記しました
お寺で音楽ライブ
20代~50代など幅広い世代向けに
ライブチケットに鹿骨で使えるクーポン付き
のど自慢大会もあり
木魚で判定
親子向けのライブ(手遊び付きなど)も
鹿骨のゆるキャラをつくろう
こまつなな
はちみつをつかったまちづくり
はちさがし兼まち探索➡はちみつづくり
鹿骨ミード(ハチミツのお酒)
親水緑道近くでお米をつくって日本酒づくりも
アート空間づくり(ボックスアート、柴又街道を小松菜街道へ、銭湯の活用など)
さまざまなアイデアが出された今回の交流会。すでにある既存の活動での昇華や連携できるものもありそうですし、全く新しい取り組みとして仲間を作って進めていきたいなと思えるものもあるかと思います。それぞれに仕事や勉強、日々の生活を抱える中でのまちづくりですので、無理やりではなく、それぞれがやりたいと思えることを、楽しいなと思える範囲で取り組めれば、それがもうまちづくりのスタートなんだと思います。
でも、あとはそれぞれに・・・というのではあまりに寂しい。そこで圓勝院からの提案は「ししぼね寺マルシェ」を鹿骨というまちの文化祭的な位置づけにしてはどうかということ。交流会でもお伝えした通り、2024年11月23日(土)に第2回のししぼね寺マルシェを開催したいと思っています。音楽ライブなどは、まさにマルシェにうってつけのコンテンツですし、アート空間の話なども取り入れていくことができるかと思います。鹿骨のゆるキャラやお酒づくりなんかも、もしかしたらひとつの開発ターゲットとして1年後の寺マルシェを念頭に動けたら具体化できるんじゃないかなと。そんなことを思っています。
ししぼね寺マルシェの実行委員会として、みなさんにご協力をお願いすることになると思うので、どうぞよろしくお願いいたします。