代表 坂本 浩章
スポーツクラブのジムトレーナーに始まり、スタジオレッスン、水泳教室指導、体操教室指導、キャンプやクリスマス会などのイベント企画、責任者として勤務して十数年、子どもから大人まで様々な年齢層の方と接してきました。私自身、運動が大好きで仕事前と仕事終わりによくトレーニングをしていて、ケガをしたときに整骨院にお世話になり、そこで『治療家』という職業に関心をもちました。そして私自身『治療家』として修業に入り、後に整骨院で分院長として勤務し、完全に独立。
2022年4月よりたつの市の東觜崎町に
『姿勢かえる整体×かんたんフィットネス×こども運動教室』として事業を立ち上げ、
2024年4月より
『Shisei Kaeru Kids Sports Class』に事業名を変更
同年6月に会員増のため、たつの市龍野町にある『龍野ショッピング』に移転。
現在に至る
肩こり、腰痛、膝痛、頭痛、に加え、肘、手、足、様々なところに症状が出ることがあります。
その原因は 疲労、冷え、コリ、打撲、捻挫、病気、姿勢 など様々です。
その中でも 姿勢 に特に注視してみます。
姿勢が原因で起こりうる症状
・血行障害(筋肉のコリ、冷え、むくみ、だるさ、頭痛)
・神経症状(痺れ、感覚の低下)
・身体の歪み(足の長さの違い、柔軟性・筋力の低下、顔の歪み、骨のぶつかり、骨の変形)
・その他(抑うつ、不眠、不安感など自律神経失調症)
部位別症状
~腰~
座りっぱなしが続くとお尻は常に圧迫されて血流が悪くなります。するとお尻周りの筋肉は凝り固まり、縮むことで骨盤を引っ張り傾かせます。ここから腰痛が出て、これが続くといわゆる『ぎっくり腰』が起きたり、坐骨神経痛 の症状がでたり、さらに疲労が慢性化し、そこに過度な負担が加わると ヘルニア や 腰椎分離症 などの疲労骨折の可能性も高まったり 脊柱管狭窄症 などの骨の変形にもつながる可能性も出てきます。
~肩、胸~
骨盤は背骨の土台部分で土台が傾くと背骨はもちろん傾き 猫背や反り腰 などの歪みをおこします。
背骨が歪むと肩甲骨の動きも悪くなり、肩回りの筋肉を強ばらせ、肩の症状(五十肩など肩関節の炎症)が出たり、血流が悪くなることで 頭痛 も出たりします。さらに胸の筋肉や肋骨周りの筋肉にも影響を及ぼし、ゴルフ などで 肋骨の疲労骨折 の原因になったりもします。
~首、頭~
背骨の前後の歪みからストレートネック(スマホ首)になったり、悪化することで 頸椎ヘルニア などのリスクも高まります。背骨に左右の歪みがでると首の歪みにつながり、かみ合わせ が悪く、顎関節症 や 顔の歪み、頭痛、目の疲れ などにもつながります。
他にも首の歪みで首周りの筋肉が強ばり、しびれなどがでる 胸郭出口症候群 の症状もでたりします。
~腕、手~
首や肩の歪みから腕の筋肉を引っ張り、手の腱鞘炎(ドケルバン症候群) になったり、ほかにも肘に痛みがでる 野球肘 や テニス肘 などのリスクも高まります。
~ふともも、膝~
骨盤の歪みで下半身にも影響を及ぼします。
骨盤が傾くと ふとももの筋肉 が固まったり、衰えたりします。慢性化して ふとももの裏 が固まりその筋肉に過度な負担がかかるといわゆる 肉離れ をおこしたり、反対に ふとももの前 が固まると膝に痛みが出る オスグット や ジャンパー膝 になったり、他にも鷲足炎 や 腸脛靭帯炎 などのリスクが高まります。
他にも骨盤の傾きから ガニ股、O脚 傾向が強くなり、膝の内側がぶつかり 変形性膝関節症 になったりもします。
~ふくらはぎ、足~
骨盤の傾きはつま先の向きを変え、足の裏の地面に対する接地方に前後、左右差 を生みます。その足で走ってみてください。足に偏った負担が行きますよね。そこから 疲労骨折、捻挫、偏平足や外反母趾 などの 変形、足底腱膜炎 や シンスプリント などの炎症症状のリスクが高まります。バレー や 陸上、野球、サッカー、テニス、バドミントン など、走る、跳ぶスポーツ選手は特に注意、前述したとおり 年齢は関係ありません。
もちろん以上がすべてではありませんが、これらを見てみると共通して考えられるのは 歩き方、走り方、座り方、立ち方、持ち方、運動の仕方を含め 負担の偏りやすい悪い姿勢(フォーム)が根本的な原因 であることが多いということです。