葛飾北斎「富久寿楚宇」のオマージュ

12枚1組で描かれた葛飾北斎の春画「富久寿楚宇（ふくじゅそう）」の手足と表情を抜き取り一枚の絵に層で描いていったオマージュ作品。元々兼子は、絵師の描く手足表現の癖を見つけ出すために12枚構成で描かれた春画を重ねて描いていた。そこから発展した作品。