大阪大学サイバーメディアセンター
下條真司教授 最終講義 

大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程、1986年3月修了。1986年大阪大学基礎工学部 助手。1989年2 月大阪大学大型計算機センター 講師。1991年4月大阪大学大型計算機センター 助教授。1998年4月大阪大学大型計算機センター 教授。2004年4月大阪大学サイバーメディアセンター 副センター長・教授。2005年8月から2007年8月。2015年4月から大阪大学サイバーメディアセンター センター長・教授として現在に至る。この間、2008年4月から3年間 情報通信研究機構大手町ネットワーク研究統括センター センター長／上席研究員。

黎明期のインターネットとオブジェクト指向に魅せられ、その応用としてのマルチメディア情報システムのアーキテクチャの研究に従事。研究の社会実装を通じてアーキテクチャを研究するというスタイルを取る。サイバー関西プロジェクト (CKP) での95年のAPEC大阪会議でのNews On Demandシステムのデモ、97年のCOP3におけるインターネット会議中継にも参加している。また、通産省の実証実験事業、郵政省のギガビットネットワークなど次世代インターネット関係のプロジェクトにも関わった。これらの業績により、平成17年第23回大阪科学賞を授与。平成28年情報化促進貢献個人等表彰 総務大臣表彰。現在は、うめきたで情報を可視化して社会貢献する産学連携Vislab Osakaを主催。

工学博士。

電子情報通信学会 (H22フェロー)、情報処理学会 (H22フェロー)、IEEE (Computer Society)。