Leise, leise laßt uns singen
Der träumende See
Der Zecher als Doktrinär
知るや君
うたをうたうのはわすれても
Londonderry Air
男声合唱組曲『雪と花火』
北原白秋 作詩
多田武彦 作曲
流星
恋のない日
秋の夕
酒頌
葉月のお月
甍のうへ
Crucifixus
Salmo
男声合唱とピアノ(四手)のための『遊星ひとつ』
木島始 作詩
三善晃 作曲
2019年に結成された茨城大学混声合唱団OBによる男声アンサンブル。邦人やドイツロマン派を中心に選曲し、「自分たちが歌いたい曲を歌いたいように歌う」をモットーに日々練習している。
2019年東京春のコーラスコンテスト「春こん。」でユースの部に初出場、第1位金賞。第15回声楽アンサンブルコンテスト全国大会公募審査通過(大会中止)。
(#どろぬま をつけて感想をお聞かせください!)
池端麻裕子:ソプラノは永遠の憧れ。今世はアルト。来世はローベース希望。
石川和磨:毎日がエブリデイ!前向きなのはポジティブだからですね!
岩渕凌太:小田和正、少女時代、テヨン、aespa、ZARDが大好き。みんな聴いてね。
畑中恒太郎:海を眺めるのが好き。大洗最高!トップになりたい人生だった。
片桐隆壱:将来の夢は外声。趣味は内声。輝く原石のまま大人になりました。
福留直宙:合唱と百合が好き。低くて変な声を出すことが得意。
太田涼太:アイスが大好き23歳。エブリデイ、アイスの実を頬張る(低音)
Der träumende See
Der Zecher als Doktrinär
Robert Schumann (1810-1856) が35歳の時に作曲した Op.33より1曲目《夢見る湖》と4曲目《空論を吐く大酒飲み》を抜粋。
1曲目は湖の視点から見える自然の動きを詠むことで湖の機微な想いを表現している。
4曲目は「何があなたの心を悩ませるのか」という低声のソリから始まる。恋の痛みに苛まれる男はたくさんのお酒を飲み、苦痛を紛らわせ上機嫌になる。
ほか…
2019年に「今でも・・・ローセキは魔法の杖」 を歌う企画合唱団として結成、2021年3月から常設化した男声合唱団。どんな無茶でも失敗を恐れず挑戦し続けたい、という思いから若気の至りをもじった団名を名乗る。 男声合唱の再発見と新発見をモットーに、東京都内で活動中。これまでに、第74回全日本合唱コンクール全国大会 大学職場一般部門同声合唱の部にて金賞及び文部科学大臣賞を受賞。東京春のコーラスコンテストや東京国際合唱コンクール現代音楽部門ほかにて受賞多数。指揮:真下洋介 ボイストレーナー:久保田敏生
1977年生まれ。高校から大学卒業まで合唱団に所属し、関屋晋、八尋和美両氏の指導に大きな影響を受ける。卒業後、清水敬一、清水昭、岩本達明の各氏の指導する合唱団で団内指揮者等を務め、合唱指揮を学ぶ。現在首都圏を中心に11団体の指導を行うほか、合唱祭、講習会の講師等の活動も多い。
2021年全日本合唱コンクール全国大会同声合唱の部で合唱団WAKAGE NO ITARIを指揮し金賞及び文部科学大臣賞を受賞。この他各コンクール、アンサンブルコンテスト等において受賞多数。
神奈川県合唱連盟理事、川崎市合唱連盟理事、JCDA日本合唱指揮者協会実行委員。
■組曲について
男声合唱組曲『雪と花火』
多田武彦 作曲
北原白秋 作詩
多田武彦の3作目となる男声合唱組曲。委嘱は同志社グリークラブ、組曲初演は1957年。組曲のタイトルは同名の詩集から。東京の景色を男女の綾を織り交ぜながら歌う。
1.片恋
ニ短調。片想いの切なさを、五七五の繰り返しが浮き立たせる。
「かはたれ」は「彼は誰」、顔や姿が見えないような明け方の薄暗い時。「ねる」は綿織物のこと。
2.彼岸花
ト長調。女性の感情をコミカルに描く。「しめじ」は「湿地」と書き、しばしば冠水する低地のこと。
3.芥子の葉
ニ短調。芥子とひと、縁のないものをつい重ねてしまう身の上。
4.花火
ニ長調。若い男女の夢、その美しくも消えゆく儚さを「孔雀玉」に見立てている。
2018 年に当時の関東大学合唱連盟の理事やその知り合いを中心として結成された男声アン サンブルグループ。お酒の似合う格好いい大人になるため日々精進している。
Twitter: https://twitter.com/sake_malechorus?s=20&t=mskDLoODANaRV2HU8FrRSA
Youtube: https://www.youtube.com/channel/UCy03cl87bgfKRt_zZM9PcYQ
T1
竹村 東洋
小町 昌輝
T2
石川 和磨
関 大雅
松原 隆司
B1
小室 虎祐
中林 佳祐
伊藤 吉紀
B2
堂畑 幸太郎
長谷川 晃汰
中野 友暉
秋光隆志
男声合唱曲集『恋のない日』
堀口大學作詩、木下牧子作曲の男声合唱曲集。
1994 年、第 33 回「甍」演奏会の合同演奏にて委嘱初演された。作曲者いわく、当時は少な かったアカペラ男声合唱曲のレパートリーを増やすために作曲された。本来は全6曲からなる曲集だが、本日は抜粋で 3 曲を演奏する。いずれも堀口大學の詩集『新しき小径』(1922 年刊行)に掲載されており、静かさや無言にフォーカスした曲風となっている。
1.流星
星の輝く静夜の情景を人間の一生に例えた、品格のあふれる詩である。 この詩と出会ったことが曲集をまとめるきっかけとなったと作曲者は語っている。
3.恋のない日
曲集のタイトルでもある。恋のない日の空ろな心情が格調高く歌われる。 曲全体を通して静かで緊張感のある曲である。
5.秋の夕
老夫婦と犬との無言の信頼がセンチメンタルに歌われる。 作曲者いわく、この詩を読むと実家で飼っていた柴犬のことを思い出すらしく、曲集の中で 最もお気に入りの曲であると語っている。
酒頌
ウィリアム・バトラー・イェイツ作詩、林望訳詩、上田真樹作曲の男声合唱曲。
2008 年、早稲田大学グリークラブ第 57 回送別演奏会にて、同演奏会で卒団する 100 期生 のために委嘱初演された。ワセグリ団員のレセプションでの酒量に作曲者が感銘を受けた ことが、この曲に結実したとされている。現在はワセグリ以外の合唱団でも広くレパートリ ーとして取り上げられる定番曲となっており、曲の最後は、訳詩にはない「乾杯」で威勢よく締めくくられる。
【Speranza Oriente】
声楽アンサンブルコンテスト全国大会への出場を目指して2015年に結成。公募審査を経て第9回大会へ出場し、一般部門で銅賞を受賞する。その後、メンバーの入れ替わりを経て男声合唱団となり、現在に至る。4人それぞれが音楽にこだわりを持ち、意見をぶつけ合い、声を合わせながら日々練習に励んでいる。
はこね学生音楽祭2016にて銅賞受賞。2018年軽井沢国際合唱フェスティバルのアンサンブルコンテストでは第3位を受賞。2016、2019年度東京都男声合唱フェスティバルにおいて人気投票1位獲得。
Youtubeチャンネル登録者数133人。
男声アンサンブルのジョイントコンサート企画。
勢いのあるアンサンブルグループを集い、中規模のクラシックホールでコンサートを行なっている。
サブタイトル「棒を棄てた漢たち」を冠した第一回では全ステージ「指揮無しアンサンブル」での演奏を試みた。第二回では合唱団WAKAGE NO ITARIから真下洋介さんの指揮で、男声合唱界の名組曲「富士山」に挑んだ。第三回となる今回も真下洋介さんに指揮いただき、さらに豪華な四手ピアノで、難曲かつ名組曲「遊星ひとつ」に取り組みます。ぜひお楽しみください。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ピアノ科、東京藝術大学音楽学部作曲科を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了。修了時に台東区長賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。
第24回彩の国・埼玉ピアノコンクール高校生部門金賞、埼玉新聞社賞。第20回日本演奏家コンクール大学生部門第2位。第14回現代音楽演奏コンクール“競楽ⅩⅣ"第3位。特に現代音楽の演奏が高く評価され、50曲以上の新作初演に携わる。
作曲を小鍛冶邦隆、ピアノを中井正子、松山元の各氏に師事。
4月より名古屋芸術大学非常勤講師。
東京大学大学院修士2年在学中。第30回ローマ国際ピアノコンクール新進ピアニスト部門(イタリア)、PIANALE国際ピアノコンクール(ドイツ)ほか国内外のコンクールで優勝、国内外でソロリサイタルを行う。作曲作品「米田恵子国際音楽コンクルル」が第1回米田恵子国際作曲音楽コンクール(東京)において米田賞を受賞。また、音楽や音楽家への貢献を志す音楽演奏科学研究に従事している。リバネスIncu-be賞奨励賞受賞。国際卓越大学院 卓越RA、 Sony Computer Science Laboratory RA。
男声合唱とピアノ(四手)のための「遊星ひとつ」
木島始 作詩
三善晃 作曲
男声合唱団《甍》の創立30周年を記念して、三善晃によって書かれた組曲で1992年7月31日に初演された。
奇しくも、30周年を記念して書かれたこの曲が、この世に生まれてからちょうど30年経ったいま、再び演奏される機会を得たということになる。
この組曲がテーマとする『生の円環』の姿を、2022年に演者・聞き手として生きるわたしたちが、新しい誰か / いつか通った誰か への問いかけ として体験することに、見えない縁 を感じながら……
原始の響きから始まる INITIAL CALL が終曲 バトンタッチ のうたまで流れ込み、響き合う。"わたし"という小宇宙を、たった15分間に詰め込んだ、そんなような組曲です。
グラフィックデザインは第一回四男組歌から引き続き、Chieさんによるイラスト書き起こしです。