ゼミの活動

　毎年開催される文化祭（瑞木祭）では、「湘南心理学研究所」として研究発表に出展しています。　

　２年生は性格分析（エゴグラム）、３・４年生は毎年異なる心理学コンテンツを開発・実施し、皆様にカウンセリングを行っています。

　ご来場された皆様がより一層自分を知ることができ、自分をOKと思うことができ、他者と良好な関係を築くことができ、そして人生がもっともっとハッピーになるよう切磋琢磨しています。

　感情のコントロールやイップスの改善など、スポーツにおけるメンタルを整えるコツやポイントを教える活動を行っています。スポーツの種目は広く対応しています。

「ぜひうちの部活（部署）でもやってほしい」という方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。小学生から大人まで広く対応いたします。

　2・３年生の絆を深められる大切な行事であるとともに、合宿期間中に、ある心理学コンテンツを習得することが求められます。もちろん、合宿ならではの楽しい遊びも待っているゼミ生人気行事です！また合宿期間中には「椎王（しいわん）グランプリ」というパフォーマンスステージがあり、それに向けて秘めた自分の魅力を磨き上げ、表現できるよう日頃から修行に励んでいます。

　毎年、横浜DeNAベイスターズのイースタン・リーグ公式戦において開催される「産業能率大学スペシャルゲーム」に参加し、椎野ゼミブースを運営しています。椎野ゼミブースでは、観戦に来られたお客様を対象に、性格検査による選手との相性分析や、心身のバランス状態を測定し、それに基づくメンタルコンディショニングの方法をお伝えする心理教育活動を行ったりし、さまざまな形で心理学を活かした実践と研究活動を行っています。

　大学で開催される「アクティブラーニング体験デープログラム（通称：AL体験DAYプログラム）」の運営を行っています。ゼミ生は参加した高校生を対象に性格検査を行い、自身のモチマエについて理解を深めてもらいます。そして、経営学（主にマーケティング）の基礎知識をいくつか理解してもらい、各グループで自分のモチマエを活かした新商品開発会議を実践してもらいます。高校生が「心理学×マーケティング」をアクティブに学習することができる機会であり、毎年大変好評をいただいています。

　近隣の高校をはじめ、多くの高校に椎野先生と共にお伺いし、総合の時間を活用して心理学の実践的な授業をゼミ生が行っています。内容は「心理学×経営学」「キャリア心理学」「心理学×コミュニケーション」など、先方のご要望にお応えした内容で実施しています。こちらも毎年多くの高校様からオファーをいただき、ご満足いただいております。開催のご用命は随時受け付けております。高校のみならず、幼稚園・小学校・中学校・企業など、広く検討いたしますので、椎野ゼミに興味をお持ちの方は、まずはご連絡ください。

　心理学検定（日本心理学諸学会連合）を受験します。ゼミ生は卒業までに心理学検定１級（心理学科卒業と同等の知識量があると認定される）の取得を目指し、日頃から勉強に励みます。また夏の試験直前となる夏休みには「受験直前ガチンコ勉強会」を開催し、みんなで合格を目指す勉強会も開催されます。その他、メンタルヘルスマネジメント検定（労働者の心身の健康管理）などの資格にも挑戦します。

　アスリートの「パフォーマンス向上」「イップス等の機能不全解消」「メンタルヘルス」といったテーマに対して実践的な研究と改善のための活動を行っています。

　唾液からアミラーゼの濃度を測定してアスリートの緊張度がパフォーマンスとどのような関係にあるかを研究したり、ITを活用したセンシング機器を用いてより精緻な心の可視化を行うことからパフォーマンス改善のためのメンタルコンディショニングを検討したり、リラクセーションやサイキックアップに最適な方法を実践的に学習したりすることで、「情報マネジメント×スポーツ×心理学」の総合的な研究と実践活動を行っています。

　表情分析の専門資格（PEG認定 Facial Action Coding System Coder，Humintell認定 The MiX™ Elite　Master）を有している椎野先生の指導の下、日常生活の様々な場面で生じる表情を動画撮影して分析し、その表情から感情を読み取ることの実践的な研究活動を行っています。

　また、2022年より日本国内の表情分析資格であるFEAT（Facial Expression Analysis Technique）の実技試験も実施しています。

　FEATの詳細につきましては、椎野研究室ホームページのFEATのタグ（ホームページ右上）よりご確認ください。

　「育児をもっともっとハッピーに。」を合言葉に、母親の子育てを心理学の視点からサポートする研究と実践活動を行っています。

　主に女性の妊活や子育てをサポートする心理コンテンツの開発や、家族心理分析ツールを用いたコンサルテーション、また女性にとって1人1人異なる「母親になる意味」をカードを介して話すことで明確化する「カウンセリングカード」の開発と実践を行ったりしています。

　ゼミ生の大半（約90％）は卒業後の進路として就職を志望しますが、10％程度はプロのカウンセラー・心理療法家を目指すために大学院への進学を志望する学生もいます。
　2023年現在、ゼミ卒業生 約140名のうち12名が進学を志願し、12名全員（臨床心理系大学院11名、社会心理学系大学院１名）が大学院に合格しています。