Pythonで始める機器分析データの解析とケモメトリックス

森田分子分光研究室へようこそ!

私たちは,身近にある物質の材料物性や分子機能,あるいはその根源となっているミクロな分子構造や分子相互作用を理解するために,光を用いた実験(分子分光)と,コンピューターによる解析を駆使して,様々な研究を行っています.例えば,医療用高分子が生体適合性を示すメカニズムを解明するために,人工材料と生体試料の接触界面における分光スペクトルデータを測定・解析し,官能基レベルの分子相互作用を調べています.この研究は,医用高分子材料の新規開発を行っている有機合成化学研究者,細胞生物学者や,界面における力学的相互作用の研究を行っている界面物性科学者と協力しながらすすめており,将来的には,分子機能を精密に制御した医用デバイスを開発していきたいと考えています.その他,合成化合物だけでなく,天然化合物や生体試料も研究ターゲットとしており,分子分光を研究の基礎に置きつつも,それにとらわれないアウトプットを目指しています.そのためには,化学,生物学,物理学,数学,工学,等々,様々な英知を集結して,世界中のどのグループにも負けない,斬新かつ緻密な研究を力強くすすめていかなければなりません.これを達成するために,あなたの力を貸してくれませんか?基礎理工学科には,分野にとらわれず,様々な科学・工学の科目を学んだ皆さんがあつまっています.化学系だけでなく,物理系や数学系を自負する学生も歓迎します.最終的には,分子レベルの化学的な理解をめざしますが,それを得るプロセスには,新しい分光手法を開発するための物理学的なアプローチや,新しいコンピューター解析アルゴリズムを開発するための数学的なセンスが必要です.化学にとらわれない,幅広い視野で研究を楽しめる人材を募集しています.学内外からの大学院生,仕事をしながら学位を取得したい社会人学生,海外からの留学生,博士号取得後のポスドク,等も随時募集しています.民間企業・公官庁・大学等との共同研究や研究相談も大歓迎です.興味があればご連絡下さい.私たちと一緒に,私たちにしかできない,世界をあっと驚かせるような,革新的な研究成果をいっしょに寝屋川から創出しましょう!

森田 成昭,博士(学術)

教授

大阪電気通信大学


住所:

〒572-8530 大阪府寝屋川市初町18-8

大阪電気通信大学 工学部 基礎理工学科 環境化学専攻


居室: 

寝屋川キャンパス A号館 3階 20室


Shigeaki Morita, Ph.D.

Professor

Osaka Electro-Communication University


Address:

Department of Engineering Science

Osaka Electro-Communication University

18-8 Hatsucho, Neyagawa 572-8530, Japan


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