ーーー殺陣を始めて何年ですか?
9年目になります。
ーーー志道塾で殺陣を始めたきっかけを教えてください。
元々ストレート舞台を中心にやっていたんですが、20代半ば頃に何か誇れる武器が欲しいと思い殺陣を始めるにいたりました。志道塾を選んだ理由は稽古時間がちょうど良かったのが一番の理由です。
ーーーでは現在、志道塾で培った殺陣は武器になっていますか?
おそらく一番の武器になっているかと…。
なんだかんだで殺陣で貰う仕事が一番多いので。
ーーー今回の舞台『信綱外伝一槍の魂』は、戦国の時代劇ですが、この舞台の企画を聞いて、最初にどのような感想を持ちましたか?
一番最初に思ったのは「面白そう」ですね。
ここまでの功績を残した人物が世間的にはあまりフューチャーされていないというのは不思議なもので、そのような偉人の物語を作り上げていき世に広めていくのは面白く感じます。
ーーー深谷さんが思う、上泉信綱の魅力は何でしょうか。
今も名高い新陰流の祖であり、剣聖と呼ばれる程の剣術の実力だと思います。
ーーー最後に、舞台への意気込みと、クラウドファンディングをご覧いただいている方にメッセージをお願いします。
良い舞台を作り上げて上泉伊勢守の世界の一角を表現出来ればと思います。クラウドファンディングをご覧の皆様応援よろしくお願いいたします。
○ こぼれ話 ○
・最近ハマっていることはなんですか?とお聞きしたところ、「YouTubeでお笑いを観ること」とのこと。稽古場ではお茶目な一面も多くみられるとか。
・今回の舞台では小道具や映像も担当されています!
舞台主題歌『一槍の魂』を歌う彩野さんにインタビューをしました!
ーーー曲を聞いて第一印象はどうでしたか?
とても素敵な曲で、昭和歌謡のような、心に自然と感情や情景が思い浮かぶような、そんなうつくしい曲だと思いました。
実は、曲が出来上がるのよりも先に、歌詞を見せていただいたのですが、かなり言葉が難しいんです。剣聖・上泉信綱のことが描かれていますが、まるで禅問答か何かのようだなと。新陰流の方にそのようにお話した時、「(信綱も)禅をかなりおやりになったようだ」とおっしゃっていたので、まさに上泉伊勢守信綱をあらわした、そんな曲だと思います。
ーーーー禅ですか。私も歌詞を見せていただきましたが、信綱公が自問しているような印象がありました。
この曲をどのような想いで歌われていますか?
できるだけ、聴く方に届くようにと。
ーーー舞台のための主題歌、というのは珍しいと思うのですが。
そうですね。曲を作って頂けることなんてそう無いと思いますので、本当に有難いという気持ちです。大切に歌っていきたいです。
ーーーところで、彩野さんはなぜ殺陣を始められたのですか?
志道塾の舞台に出演したことがきっかけです。それまでは、テレビの時代劇で見たことはあったけれど、"殺陣"というものを認識したことがありませんでした。
ーーーそうだったのですね。舞台出演の後、なぜ志道塾で殺陣を稽古しようと思ったのですか?
最初に参加させて頂いた舞台が終わってみた時に、自分に納得がいかず、「もっと格好良くできるはずだ!」って思って(笑)そこから、殺陣を継続しようと思いました。
殺陣を教えているところはたくさんあるので、幾つか見学させて頂いたりしたのですが、志道塾主宰の太田さんの殺陣に憧れて、「あの殺陣がやりたい!」って思ったことから、志道塾の殺陣を学び始めました。
ーーー彩野さんの負けん気を感じますね。主宰の太田さんの殺陣は何か特別な魅力があるのでしょうか?
一番は「お芝居表現だけど、リアリティがあるところ」です。殺陣はお芝居・パフォーマンスなので、意外と見せ方の形がたくさんあります。
志道塾は、泥臭いというか、昔の映画のような雰囲気というか、本当に戦っているかのような殺陣なので、そこは他とは違う魅力です。
ーーーリアリティのある殺陣を4月の舞台で見られるということですね!!楽しみにしています!
今回の舞台『信綱外伝 一槍の魂』の企画を聞いて、最初にどのような感想を持ちましたか?
正直に言うと「新陰流」という流派は知っていても、流祖・上泉信綱公のことは知りませんでした。
人物として優れた方であるのに、キャラクターとしても登場作品は少なく、一般に知名度が低い印象を受けます。今作は、そんな信綱公にスポットを当てた舞台、ということで今までにない作品になるのでは、と思いました。
ーーー舞台への意気込みを教えて下さい。
役柄は戦国武将・長野 業正(ながの なりまさ)の娘・正子(しょうこ)を演じます。上泉伊勢守信綱を「剣の師」と仰ぐ姫の役です。殺陣をやっているので、男役の方が慣れているというか・・・女役はちょっと不安です(笑)。戦国の世に生まれた女性の姿を、お伝えできたらいいなと思います。
ーーー志道塾で殺陣を始めたきっかけを教えてください。
実は殺陣を始めたのは偶然で…
25歳の時から役者を志して1年目に劇団を探していた自分と出会ったのが志道塾でした。
見学に行った日のこと、人生で初めて殺陣を目の当たりにして痺れたあの日の感覚は今でも鮮明に覚えていて、そのあと飲みに誘っていただいて流れで朝までご一緒してあぁ自分はきっとここに通うんだなって直感が働いたのが始まりでした。
今でこそ考えてみればもともと海外で舞台俳優をやる目標があった自分にとって殺陣の中にお芝居の深みを感じさせる志道塾に感じるものがあったんだなと思います。
ーーー海外で俳優をやるという事ですが、どのようなことを考えているのでしょうか。将来の展望をお聞かせ下さい。
役者をやろうと思った時に英語が話せるからこそ日本人として海外で役者をしたいなと思ったのと役者をやるって決めた時になにか目標がないと嫌だなあって感じていのはあります。
それで、イギリスという国が好きだったし舞台演劇の本場でいえば米国より英國かなあみたいな漠然とした考えがあったから人生懸けるならそういう人生かなと思いました。
ーーー今回の舞台の主人公、上泉伊勢上信綱を知っていましたか?
「信長の野望」といったような日本史のゲームや漫画バカボンドが好きで名前とその実力は知っておりました。しかし生涯や人間関係、深い人間性については全く存じ上げなかったです。
ーーー今、込堂さんが感じる上泉伊勢守信綱の魅力とは。
剣の腕はもちろんですが、その真っ直ぐな探究心が生む人を惹きつける人間性なのではと思ってます。
戦ではなく剣術にその身を捧げて強さに溺れず常に高みを望む背中。その背中がどれほどに崇高で偉大だったかは門弟の数と今に残る新陰流がまさに表していますよね。
ーーー最後に、舞台への意気込みを教えてください!
群馬県を代表する上泉伊勢守を全国に広める。とても大義で責任ある舞台に立たせていただきます。
歴史的に知られるべき存在を私達なりの殺陣、芝居という方法で伝え広めることを背負い目一杯、神後宗治の命を全うする所存です。
○こぼれ話し○
今はまっていることは“ボディメイク”とのこと。
そしてこれから“ヘアメイク”にもはまる予定だそうです!
ーーー志道塾で殺陣を始めたきっかけを教えてください。
元々舞台の上でのいわゆるアクション殺陣は何度か経験させていただいてたので、そこからさらに本格的な殺陣を始めたいと思い、塾生の方に紹介していただいたのがきっかけです。
ーーー大阪ご出身とお聞きしましたが、大阪時代も含め、今まで何本くらい舞台に立たれてきたのですか?
学生時代から演劇を初め、今年までの10年間で約50本ほどの舞台を経験させていただきました。
ーーー今後のどのような役者さんになりたいですか?
演技の面でもまだまだな自分ですが、やはり前述した通りリアルで迫力のある殺陣ができる役者になりたいですね。志道塾で皆さんが披露しているような殺陣に近づければなと思ってます。
ーーー憧れの俳優さん、好きな俳優さん、目標にしている俳優さんはいますか?
これといって特定の俳優さんを好きだとか応援しているというのはありませんね。
強いて言うなら、学生時代に観た劇の古田新太さんのアクションがとても印象的でそれから古田新太さんが出ている作品は気になって観ることも多いですね!
ーーー先程、劇団で経験されたという、アクション殺陣は志道塾の殺陣とどのように違うのでしょうか?
過去に経験してきたアクション殺陣は、お客様にカッコよく見せるということに重点を置いていたため「舞台映えのする殺陣」として稽古していました。
志道塾の殺陣ではお客様にカッコよく見せることに加えてより本格的に、動きの矛盾を無くした「リアルで迫力のある殺陣」を追求しているように思います。
ーーーリアルな動きですか!緊張感がありますね!しかし、危ないのではないかと思ってしまいます…。
普段の稽古から安全第一、怪我のないように気をつけていますので危ないと感じたことはないですね!
お客様に怖い思いをさせずにいい意味でドキッとさせるような迫力のある殺陣をお届けできればと思っております。
ーーーお芝居とリアルが両立した殺陣を、今回の舞台で楽しみにしています!
さて、今回の舞台『信綱外伝 一槍の魂』ですが、この企画を聞いた時、最初にどのような感想を持ちましたか?
初めて今回の舞台の企画を聞いた時は「面白そう!!」と思いましたね。特定の武将に注目した舞台というのも興味が湧きましたが、その武将のゆかりの地で実際に公演を行えるという光栄な企画に携えることがただただ嬉しく、役者としても非常に楽しみにしております!
ーーー上泉伊勢守信綱については、どこで知りましたか?
元々戦国武将が好きなので高校生ぐらいの時から存じていました。しかし当時は名前といつ頃に活躍した武将かという程度の知識しか身につけておらず、恥ずかしながら今回舞台のお話をいただいてから詳しく調べ始めました。
調べてみると信綱公がどれほど剣の道を極めた達人なのか、武将として如何に己の生き様を通した武将だったのかを知り、調べれば調べるほど、信綱公の舞台を行うということに対しての責任を感じ、やる気が出てきました。
ーーー元々戦国武将がお好きだということですが、誰か好きな武将はいますか?
高校時代にゲームの影響で真田幸村が大好きになり、そこから戦国時代全体に興味を持ち始めました。当時の武将たちを、ゲームで存在を知り、辞書やネットで調べて詳しい生い立ちなどを知る、という流れで一時期熱中していましたね。
ーーー島居さんが思う、上泉伊勢守信綱の魅力は何だと思いますか?調べてみてここが興味深かった!というところなどがあれば教えてください。
信綱公を語る上で一番に頭に浮かぶのはやはり剣聖と称えられ、時の天皇や将軍からも認められたその剣技ですね。もちろん僕は直接目にしたことはありませんが、現代とは比べ物にならないほど情報の流れが遅い戦国時代であるにも関わらず、幕府や京の都を含めた全国に名がしれわたるほどの剣となると、凄まじいものであったことは間違いないと思います。
武道に詳しくない方でも一度は耳にしたことがある「新陰流」を興したという点も非常に心が惹かれるポイントですね。
ーーー最後になりましたが、舞台への意気込みを教えてください。
元気なら負けません!!
○こぼれ話し○
島居さんはゲーム好きとのこと。
「ゲームが大好きで、当時は戦国武将同士で戦うアクションゲームにハマっていましたね
今はポケモンもどハマりしてますけどそれ以外にも幅広くやってますね。アクションミステリーRPGなんでもやります。笑」
ーーー志道塾で殺陣を始めたきっかけを教えてください。
身体を鍛える為に行きついた答えが殺陣でした。
ーーー身体鍛える、と言ったらまずは走るとか筋トレなどが思い浮かぶと思うのですが、その中で敢えて「殺陣」を選ばれたのなぜですか?
元々、武術に興味があったのでガチ格闘技の体験から始めたのですが、全くの未経験だったので、無理と思い知らされまして、ボクササイズなどの、武術や格闘技とフィットネスを組み合わせた教室を探していたら、殺陣教室を知りました。
時代劇や、チャンバラは子供の頃から好きでしたので、いくつか殺陣教室の体験に参加して行くうちに、志道塾に辿り着きました。
ーーー“ガチ格闘技”というとどんなものに挑戦されたのですか。
キックボクシングです。
ーーー志道塾で殺陣を始められて、何年ですか。
今年の2月9日で、まる3年になりました。
ーーー今後どのような俳優になっていきたいですか?今後の展望について教えてください
福本清三さんや、田中泯さんのような渋い佇まいの男になりたいです。
殺陣教室で、先生から師範代くらいにはなったかな?と言われるようになるまで、身体が動く限り精進します。
ーーー時代劇がお好きと伺いましたが、おすすめの作品、お気に入りの作品はありますか。
たくさんありすぎて…
ーーー今一つだけあげるならなんでしょうか。
昔、NHKで放送していた「真田太平記」です。
ーーー時代劇の魅力はどのようなところだと思いますか。
生きるか?死ぬか?
みたいな世界観でしょうか。
あとは、歴史を知って、今の平和な時代のありがたみを知れるという事です。
ーーー生きるか死ぬか、、、スリルがありますね!
ただの殺し合いでなく、その内にある想いとか、背景が有ってこその死生観と言いますか、ドラマ、生き様が描かれていると思います。
ーーー舞台でそういった世界観が見られることを楽しみにしています。最後に、舞台への意気込みと、クラウドファンディングをご覧の皆様にコメントをお願いします。
上泉伊勢守信綱公の魅力を伝えられるように、全力で頑張ります。
コロナ禍の御時世、こんな時だからこそ舞台等のエンターテイメントの力で、少しでも世の中に活力を入れる一端を担えればと思います。皆様の御支援をもって、より一層素晴らしい舞台に昇華させたいと思います。私共と一緒に舞台を作り上げるお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。
○ こぼれ話 ○
・上野さんは料理人でもあります。殺陣と料理の共通点について伺いました!
「脱力、肩甲骨を使う、良く切れる刄、正中線。たくさんあります。切る対象が、人か食材かの違いという感覚です。そういう割に、殺陣で上手く応用出来てないのですが…」
・得意料理は“パスタ”とのこと。