私たちは「具体的な社会科授業をもとに考える」をコンセプトに2015年から活動してきました。
実際の授業をもとに、よりよい授業のありかたを考え、話し合い、深めていく会です。
社会科授業が好きな人、もっと学びたい人など、共に学びたい人が集まって充実した研修を重ねてきました。
全国の社会科授業を愛する人が集まって熱を帯び、そして全国各地に戻って社会科愛が広がっていく。
これまで26回の開催を数え、目的にふさわしい会になってきたと自負しております。
社会科が好きな人でも、得意ではない人でも、大歓迎です。
みんなが集まって、社会科の楽しさを語りつくすと、明日の社会科授業が楽しみになります。
ともに学ぶ仲間がいるということが、授業づくりを彩らせます。
一緒に社会科授業をつくる楽しさを味わいましょう!
「いま、天竜の森を守るために一番大切なことは何か」
天竜の森林を守るために、誰のどんな取り組みが大切なのか。きこりさん、加工する人、使う人など多様な立場の人を調べ、子どもたちが価値判断に挑む社会科授業。地域とつながることで生まれた「真の学習問題」を問いていきます。
「島文楽を通じた『社会的な見方』の成長」
158年続く伝統の裏にある、保存会の負担や市の予算削減の現実を直視。補助金の是非を巡る議論を通じ、社会を支える人々の願いを捉える「社会的な見方」を成長させ、行動する子ども達の姿をプレゼンします!
「○○○○○○努力 ~勝浦のキンメ漁~」
私たちはこの先行き不安な社会の中で、「今の自分」を必死に守りながら生きています。しかし、SNSなどで広がる人々の「分断」を始め、高まる人々の「暴力性」。今こそ、他者や地域、そして未来を大切にしている人々の営みの価値を私たちは考えたい。水産業の世界で生きる勝浦の漁師の営みを教材化。「とりすぎない」努力の美しさと現実を学ぶ。
「心が動く『ひと・もの・こと』との出会いでひらく社会科授業」 「これからの食料生産」という大きなテーマにオレンジジュースやバナナといった身近なものから迫り、『「わたしたち」が社会のつながりの中で生きていること』を見つめることをめざした実践を提案します。
「よのなか」に本気で向き合う学びの創造~「源たれ」人気のひみつ~
青森が誇るご当地調味料「スタミナ源たれ」。事実とのインパクトのある出会いを通して、子供が「よのなか」の出来事に本気で向き合い、教師の○○的アプローチによって少しずつ本質へと迫っていきます…。
「なぜ、自助の取組は進まないのか?」
災害の多い国、日本。ただ、日本では自助の取り組みは頭打ち傾向にあります。お家での自助調べから問いをもった子どもたちが自助が進まない理由を自分自身の行動と照らせ合わせながら追究する実践をプレゼンします。
前半の事実理解を大事に授業するからこそ、後半の子どもたちの発言が深くなることを改めて実感させられた授業でした
このような色づかいの板書、社会科の授業では見たことがありません。子どもの意見がそのまま色で表現、1年生の気づきを生みました
大好評だったストップモーション。今回は1年生が辞書を使うことについて話し合ったシーンで動画を見ながら子どもの姿で語り合いました
みなさんからいただいた声はこちらです。貴重なご意見に事務局から返答させていただきました。これからの会の運営に反映させていただきます。どうも、ありがとうございました。↓こちらをクリック!!
https://docs.google.com/document/d/1Hb6KQWLe58ZMf8gwpnlahHz87hN6NYFAFcswAvucJj0/edit?tab=t.0#
2025夏の会でアンケートをとったところ、満足度は驚異の95.3%でした。私たちも嬉しい限りです。皆さんの声を生かして、今後の研修がよりよくなるものにしたいと思います。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
【参加者の声より】
・夏休みに子どもへの授業が見られるのはとても嬉しいです。またストップモーションの協議会がとても良かったですし、本当に勉強になります!筑波大附属小の先生方をはじめ、ご参会の先生方が本当に熱心な方ばかりでとても楽しかったです。同じ大学の研究仲間にも紹介します。
・今日一日授業を参観させていただいたり、授業に対する思いを伺わせていただいたりと充実した一日でした。また、しゃかつく発表会もそれぞれの個性が見られた楽しい提案でした。今日、この会に参加し、来週からまた授業がしたくなりました。というか、教材研究を深めていきたいと思いました。ありがとうございました。
・運営企画ありがとうございました。個々の先生が提案される内容がとても面白かったです。生の授業を2本も見れて、先生方の社会科に対するお考えをたっぷり聞けたことがとても贅沢な時間で、充実した学びとなりました。しゃかつく大賞の発表も、先生方の実践と熱意に触れて、よい刺激になりました。ありがとうございました。今日はありがとうございました。
社かつく研では、筑波大学附属小学校の由井薗・粕谷の授業を見ることができます。資料提示や発問、板書が子どもたちのどんな思考を引き出しているのか?実際に目の前で授業を見ながら考えることができます。
授業の後には、由井薗・粕谷の対話があります。「今日の授業で、一番エモい瞬間はどこでしたか?」「やっぱりここかなあ」などと言いながら、板書を指差す…そんな風に両名から授業の振り返りを聞くことができます。発問の意味、子どもの見取りなど、筑波大学附属小学校の先生ならではの視点で両名が語りあいます。
名物企画「めざせ!しゃかつく大賞」では、全国の社会科好きの先生たちが授業作りの実践を発表し合います。公立・私立を問わず、社会科が好きな小学校の先生たちが、思い思いの実践を発表します。実践は十人十色。仲間たちの熱い実践を聞いて、刺激をもらえる時間です。最後は、参加者の投票で大賞が決まります。懇親会では投票結果の発表があり、緊張の瞬間が味わえます。
全国から筑波大学附属小学校に集まってくる仲間たち。授業を見て…実践発表を聞いて…仲間たちと語り合う場でもあります。地域が違えば、社会科の授業も変わります。人が違えば、社会科の指導観も違います。社会科だからこそ、全国各地にいる仲間たちと語り合う楽しさを実感することができます。
授業中、耳を立てて子どもの声を聞きとる、授業の後に板書の写真をとる、自分で感じ考えたことをメモにとる、授業の技術をぬすみとるなど、この研修に来ると、多くの「とる」が可能です。たくさんのことを学びとる時間になるように事務局一同、お待ちしております。
日時 2026年 1月17日(土) 9:00~16:00
場所 筑波大学附属小学校 社会科教室
会費 3000円(当日、現金にてお払いお願いします)
申し込み方法:【しゃかつく研2026冬への参加はこちらから!】
https://www.kokuchpro.com/event/b3d1c419a59bc60118696d3a4098e432/
今大会のめざせ!しゃかつく大賞は、清水先生に輝きました。
「社会的事象には、必ず作った人がいる」
という視点から授業を作ってきた清水先生。今回は「日本国憲法を作った人」である「ベアテ・シライ・ゴードン」を教材化。若干22歳の女性であるシライに焦点を当てる授業づくりに多くの票が集まりました!
「マッカーサーノート」には三つの原則が書かれていたけど今の憲法の三原則となぜ一つだけちがうの?
ベアテがなぜ日本国憲法草案を作ることになったの?
など、子どもたちの追究が楽しい実践でした。
青森県八戸市から熱い実践を届けてくれた清水先生には、これからの実践報告も待ち遠しい限りです。今回は、本当におめでとうございました。
今回の「めざせ!しゃかつく大賞」に出場した4人。それぞれの熱い実践が全国から参加している先生の心を動かしました。
めざせ!しゃかつく大賞のグランドチャンピオン大会で優勝した嵐先生のコメント。今回は審査委員長として参加。常に冷静で的確。
恒例のしゃかつく大賞の開票作業。筑波の藤田先生と、八戸の清水先生の大接戦に粕谷先生も大興奮です。
※本のタイトルを押すと購入できるページにジャンプします。
この会は、粕谷が10年前に筑波大学附属小学校に赴任になったことがきっかけで立ち上げた会です。粕谷が私に、「一緒に、授業実践をメインとした研究会をやりましょう!」と言ってくれました。とにかく授業づくりに特化した研究会をしたいという思いですね。私自身も筑波大学附属小学校に来て初めて立ち上げた研究会ですので、強い思い入れがあります。その時はやっぱり、授業作りで勝負したいという1年だったんですね。もちろん教材という話もあるのですが、「授業から逃げない」ということ。この材を開発したからというものではなく、書きたての板書がそこにあって、子どもの発言をもとに語り合えるものが欲しいと思ったのです。学級経営に逃げたり、教材研究に逃げたりしてしまうというようなこともできるのですが、子どもにとっては授業一個一個が大事なのです。授業がうまくなりたいという粕谷の思いを形にしたい気持ちで、この研究会を発足させました。今もその思いは変わっていません。私自身も、授業力の向上を今も願い続けていますし、粕谷も同じ気持ちなのだと思います。だからこそ、この研究会には価値があると思っています。みなさんも参加していただき、生の授業を見て、子どもの反応や私たちの発問、板書など、授業本位で語り合えたらと思います。
この研究会を立ち上げるとき、私は筑波大学附属小学校に来たばかりで由井薗の授業づくりについて知ることで腕を高めたいという一心でした。どんな準備が必要で、どんな授業づくりが大切なのかということを知りたかったのです。由井薗と肩を並べて、授業が語れる場所が欲しかったという気持ちもありました。社会科の研究では、授業技術や児童との関わりよりも、教材の在り方を語られることが多々あります。しかし、教材世界とともに教室空間も、すなわち双方が大切だと考えています。目の前に子どもたちがいて、実際の授業を見ながら社会科について考え、話し合うことができる。そんな研究会があったらいいなと考えております。例えば、同じ教材であっても、同じ授業展開になるということはありません。児童と教師が織りなすものが授業なのです。授業は落語のようだと思うことがあります。江戸時代から続く同じ噺でも、高座に上がる落語家やその時のお客の反応で全く違う表情をもちます。同じ噺家が同じ演目を演じても、年齢によって大きく異なることもままあります。授業も同じではないでしょうか。同じ教師と同じ教材でも、授業者の考え方の変化や社会の変化で、全く違う授業展開になることがあります。この研究会は、常に由井薗と私の2人の授業を並べ、移りゆく社会(教育に求められるもの)と児童の変化を考えることも目的にしております。参加者の方々と一緒に語り合い、私自身も授業に対する見方を深められたらと思います。