地球は46億年前にできたといわれており、その歴史は化石から得られた生物進化を基にいくつかの地質時代に分けられています。化石を基にしている理由としては、生物の進化は一方向で決して後戻りしないからです。地質時代は大きな変化を代、中くらいの変化を紀、小さい変化を世に区分されており、現在は下図のようになっています。
ウルム氷期(1.8~2万年前)以降に堆積して形成された地層を沖積層といい、地盤は未固結で、広域的な圧密沈下や地震による液状化がよく問題となります。一方、ウルム氷期以前に堆積して形成された地層を洪積層といい、よく締まった砂礫層や過圧密粘性土層からなるため、一般に良好地盤であることが多いです。
まとめとして、地球の地質時代は化石を基に分類しており、代・紀・世を用いて区分されます。また、ウルム氷期以降に堆積して形成された地層を沖積層、ウルム氷期以前に堆積して形成された地層を沖積層といいます。