研究テーマのキーワード:判断,意思決定
国際共同研究
研究テーマのキーワード:消費者行動,意思決定,情報探索
国際共同研究
研究テーマのキーワード:データ解析,ファジィ集合論
機関内共同研究
個人研究
個人研究
目的
この研究では、第1に、矩形という単純な図形を用いて、その矩形が最もきれいと思われる任意の位置に、1本の直線(分割線)を描くという描画法(図形課題)やバウム・テストを用い、質問紙で測定した精神症状・気分状態などとの関係について調べることにしました(研究1)。第2に、描画中の眼球運動を測定し、描画中の眼球運動と精神症状・気分状態との関係についても検討し(研究2)、今後の医療に役立てたいと考えております。
方法
対象者
統合失調症患者:精神科外来通院患者および入院患者のうち、ICD-10(WHO,1992)において、統合失調症(統合失調症型障害、妄想性障害を含む)と診断された患者で、担当医が、研究参加が可能であると判断し、書面にて研究の同意を得られた患者。ただし、年齢は20歳以上とする。
健常者:ポスター掲示の研究参加募集により、参加申し込みがあり、研究参加の同意を得ることができた健常者。
課題
表1は行っていただく課題を示しています。順番は変わることはありますが、課題は全部で6つあり、所要時間は約55分です(研究1)。また描画の際に、描画中の眼球運動を測定するために、アイカメラの装着をお願いする場合があります(研究2)。
表1 課題の順番
結果
様々な比率で作成された図形,分割線の方向など,いずれの点から検討しても,統合失調症患者は健常者と比較して対称性を選好する頻度が高いことが明らかになった。統合失調症患者の対称性選好には陰性症状や陽性症状と正の関連が,一方,総合精神病理尺度とは負の関連が認められた。アイカメラについては分析中である。