第9回大会は、2泊3日の合宿形式で実施しました。
56名の方にご参加いただき、非常に有意義で実りある時間を共有しながら生殖研究について濃密に語り合うことができました。
ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げるとともに、今回の機会もこれからの交流の広がりにつながることを願っております。
世話人一同
オーラルから1名、ポスターから1名を参加者投票で選出いたしました。
オーラル部門: 横浜市立大学 木原生物学研究所 杉 直也さん
「精細胞を覆う生体膜の花粉管破裂と同調した選択的崩壊機」
ポスター部門: 明治大学 吉田 純生さん
「卵胎生魚グッピーに胎盤はあるのか? 解剖観察によるグッピーの胎盤様構造の発見」
お二人には、記念品と賞状が贈られました。おめでとうございます!!
第9回大会の概要
集まっての開催ができるようになり、久しぶりの泊まりでの会となります。研究者間の親睦を深めるためにも現地参加をお願いしております。
ぜひご参集ください。
配布版プログラムは現在準備中です。(ポスター発表者・演題つき版は参加者のみに配布)
2024年 9月 26日(木) ~ 28日(土)
宿泊先は「明治大学 山中セミナーハウス」です。
タオル、歯ブラシは各自で持参してください(販売・貸出はしていません)。
1日目(9/26)
15:00 開会の挨拶
15:30 フラッシュトーク
休憩
17:00 特別講演 澤田 均さん
動物と植物に共通する受精機構
18:00 講演1 堀田 耕司さん
ホヤの卵からみた生体透明性獲得機構の研究
18:30 講演2 泉水 奏さん
ホヤ卵における多段階活性化
19:00 夕食
フリータイム
ポスター発表 30分コアタイム
2日目(9/27)
朝食
9:00 講演3 山本 荷葉子さん
ボルボックスの性の進化をゲノムから解明する
9:30 講演4 安居 佑季子さん
コケ植物で起きた生殖様式の転換とは?
10:00 講演5 吉田 祐貴さん
比較ゲノム解析から探すユスリカの性染色体
休憩 30分
11:00 講演6 横屋 稜さん
受精環境におけるマガキガイ異型精子の役割についての研究
11:30 講演7 砂本 真名人さん
マウス子宮内液におけるプロテアーゼの解析
昼食
13:00 講演8 三品 達平さん
フナをモデルに挑むクローン繁殖動物の作出
13:30 講演9 森 稔幸さん
マラリア原虫の有性生殖を司るエピジェネティクス
14:00 講演10 香川 幸太郎さん
雑種形成による性的放散の理論
休憩 30分
15:00 講演11 杉 直也さん
精細胞を覆う生体膜の花粉管破裂と同調した選択的崩壊機構の解析
15:30 講演12 南野 尚紀さん
植物の精子形成と運動の仕組みの理解を目指して
16:00 講演13 春見 達郎さん
柳町隆造先生からの宿題~魚類の受精研究を受け継ぐ~
16:30 伊川 正人さん
国際共同研究:若手海外長期派遣支援について
休憩 15分
17:00 講演14 吉田 純生さん
カダヤシ科胎生魚グッピーの卵胞内受精が可能にする自由な繁殖戦略
17:30 講演15 山縣 一夫さん
受精卵をたくさん見てきました。
18:00 講演16 河野 康二郎さん
今、不妊治療現場に必要とされる技術とは?
19:00 夕食
20:00 特別講演 宮戸 健二さん
からだの働きが低下する仕組み:細胞外微粒子の形成機構の転換
21:00 フリータイム・懇親会
3日目(9/28)
朝食
9:00 講演17 篠崎 大樹さん
長期保存種子の発芽能力維持におけるオートファジーの機能
9:30 講演18 元村 一基さん
核に依存しない伸長現象から花粉管の遺伝子発現を考える
10:00 講演19 藤井 壮太さん
植物の受精前障壁を司る分子メカニズムの探索
11:15 解散