青蝶舎がつくった本。
A5判 100ページ
頒布価格 1,000円(本体)
発行日 2022年11月6日
初頒布 おもしろ同人誌バザール@神保町2022秋
1960年代に米国で誕生した新交通システムは、本来の姿とは異なる形で日本に定着した。新交通システム受容の過程に一体何があったのかを探る。
1970年代から長らく新交通システムの建設計画があり、その名残りが今でも残る土浦・筑波地区。新交通システムが未成となったことは街に何をもたらしたか。
『鉄道模型趣味』の創刊者である山崎喜陽氏が『科学と模型』誌上で提唱した「模型=趣味」論に対する反応から軍国主義下の鉄道模型の立ち位置をまなざす。
戦後まもなくから積極的に行われて来た鉄道車両輸出。これを研究する筆者はどのようにして調査を行っているのか。代表的事例を踏まえた解説。
引越しの多かった文豪谷崎潤一郎は、関東大震災を機に灘へと転居する。江戸っ子の谷崎がモダン文化が花開いた「阪神間」で見たもの。
1960年代、近代化のあおりを受けて廃止になりかけていたナローゲージ路線の沿線に巨大団地が建設される。急遽通勤路線として白羽の矢が立つのだが……。
ほかおまけコラムあり。
表紙イラスト:西花マキ。