SEA TO SUMMIT2023 参加レポート

こんにちは!

糸魚川・上越・妙高SEA TO SUMMIT実行委員会です。

今回は7月13-14日に開催されます、「糸魚川・上越・妙高SEA TO SUMMIT2024大会」に興味がある方、参加を迷っている方に向け、昨年に開催された2023大会の様子を参加者目線でご紹介します!


<SEA TO SUMMITとは?>

海で発生した水蒸気が、雨や雪となって山に降り、川となって森や里を潤し、再び海へと還ってゆく…。

「SEA TO SUMMIT(シー トゥー サミット)」は、人力のみで海(カヤック)から里(自転車)、そして山頂(登山)へと進む中で、自然の循環に思いを巡らせ、かけがえのない自然について考えようという環境スポーツイベントです。


<選べる参加スタイル>

【シングル】

カヤック・自転車・登山、すべてのステージを一人で参加するスタイル。自分のペースで進めることや、自然の循環をたっぷり満喫できるので、3種目をこなせる体力・精神力のある方にはおすすめです。フィニッシュしたときの達成感はひとしおです。


【チーム】

スタートからフィニッシュまでを2〜5名のチームで参加するスタイル。それぞれが得意分野のステージを別々に担当するのも、みんなで一緒に参加するのもOK。家族や友人、会社の仲間などとチームを組めば、よりいっそう絆が深まること間違いなしです。


【パラチャレンジ】

障がいのある方や、体力に自信のない高齢者の方も、自身の能力に応じて、希望のステージのみで参加が可能です。 健常者や伴走者とのチーム参加で全ステージ完走を目指すこともできます。


<糸魚川・上越・妙高SEA TO SUMMIT 2023について>

カヤックで雄大な日本海を進む6.0km、久比岐自転車道から妙高山麓を目指すバイク51.0km、スキー場として有名なロッテアライリゾートを通り、大毛無山山頂のゴールを目指すハイク4.0kmの総距離約61kmのコースです。海と山が近接するダイナミックな地形が魅力です。

※2024大会はコースが変更となり、バイク、ハイクが短縮されます。

そんな2023大会に参加していただき、今回レポートしていただくのはこの方々!


Kさん

中学校から高校まで陸上部。見かけによらず大食い。


Tさん

小学校から現在までバスケットボール一筋の歴15年!持久力には自信あり。

Q.SEA TO SUMMITに参加した理由、決め手を教えてください。



仕事の関係で上越に赴任して、こっちにいるうちに思い出をつくりたいと思い参加しました。



Tさんとは毎週一緒にジムでトレーニングしているのですが、STSはトレーニングの良い目標になるかなと思い参加を決めました。

Q.お二人はチームで参加したんですよね。チーム名「Ories」の由来を教えてください。



二人でよく行く食堂の名前をもじりました(笑)

Q.なるほど、そうだったんですね(笑) 

 参加を決めてから当日まではどのように過ごしましたか?


週3~4日、仕事終わりに3km程ランニングしているのですが、それを継続し、直前は少し走る距離を伸ばしました。あと、ジムのエアロバイクで自転車の練習もしました!



普段通りのトレーニングを継続しました。STSの種目にはあまり関係ないベンチプレスを頑張っていました(笑)

トレーニングを積み、いよいよ大会当日!

道具のレンタルをした方には、競技前日にカヤックの講習があるので初めてで不安な人も安心!

Q.カヤック講習会の感想はいかがでしたか?



講習会があって助かりました。講師の方がマンツーマンでレクチャーしてくれました。


レクチャーはあったものの、二人の息が合っていなかったのか、全然前に進みませんでした(笑)

前日の時点では正直翌日が不安でした...



講習会の後は、糸魚川市市民会館にて環境シンポジウムがありました。

環境シンポジウムとは、各大会の初日に多彩なゲストやパネリストをお招きして、「人と自然との共生」をテーマに、さまざまな切り口で自然環境や地域振興を考え、学ぶためのイベント。





2023年大会では笹川流れカヤックセンターの飯山さんにお越しいただき、糸魚川におけるアクティビティツーリズムの可能性についてお話しいただきました。



カヤックってこんなに凄い乗り物なんだ...ということや、住んでいては気づかない上越地域の魅力について再発見することができました!


~翌日~


いよいよ競技当日!

Q.ちなみに、競技で使用するカヤックや自転車はどうされたんですか?


どちらもレンタルしました!

自転車は電動アシスト付きだったので非常に助かりました...



僕は自転車は自分のものを使いました。

大人しくアシスト付きのレンタルバイクを借りておけば..と少し後悔しました(笑)


<レンタル情報>

糸魚川・上越・妙高SEA TO SUMMITは、レンタル用品が充実!


カヤック:シングル(一人乗り)12,200円

     タンデム(二人乗り)24,200円

バイク:3,500円


レンタルのお申し込みはこちら

TEL:025-555-7344(糸魚川観光協会)




道具のレンタルをすると当日の搬入、撤収は運営の方で行ってくれたので楽チンでした!




AM 5:50

カヤックの開始地点である糸魚川市 能生海水浴場でスタート式が行われました。


選手宣誓の大役は「Ories」のお二人に務めていただきました!

Q.素晴らしい選手宣誓でしたね!



ここ2,3年で一番緊張しました...(笑)




終わった後に参加者の人から「良かったよ!」って褒めてもらえて嬉しかったです!




AM 6:00

集合写真を撮り、いよいよスタート!


「Ories」のおふたりは中央の青いカヤック。

Q.前日の講習会では不安が残ったとのことでしたが、当日はいかがでしたか?


海水浴場から外に出るまでは全然前に進まなくて船がクルクル回ってました(笑)

どんどん後ろから越されちゃって焦りました(笑)



途中で力任せじゃなくて息を合わせることが重要だと気付いて、ベンチプレスで鍛えていたTさんに直線方向を漕いでもらい、僕が方向修正係になってからはめちゃくちゃ順調になって後半はかなり巻き返せました!




あまりの酷さに見かねたのか途中でSUPを漕いでいた参加者の人が漕ぎ方を教えてくれました(笑)






序盤は苦戦したとのことですが、後半は修正し無事にゴール地点の筒石港南公園に到着!






いい笑顔!



転覆せず無事にゴールできてよかったです。楽しかった!





各競技のゴール地点やコース途中には、飲み物や地元の名産品がいただけるエイドステーションが用意されています!





エイドでゆっくり休憩をした後は、筒石港南公園
にて自転車に乗り換えてバイクスタート!


まずは海沿いを走るサイクリングロードである「久比岐自転車道」を進みます!





久比岐自転車道は旧国鉄線路跡を活用しており、コースの途中にいくつものトンネルがあります。夏場でも中は涼しいので参加者からは好評でした。



天気が良くて、海を見ながらのサイクリングがめちゃくちゃ気持ちよかったです!




トンネルがひんやりしてて気持ちよくて、通るたびに二人で「ボーナスステージきた!」ってはしゃいでました(笑)

その後は上越市内に入り、関川沿いを上流に向かって進みます。

河川敷沿いにて「Ories」を発見!

まだまだ体力には余裕がありそう!トレーニングの成果が出ていますね!

北陸新幹線が停まる上越妙高駅を超え、美しい田園風景を進みます!



上越妙高駅を越えてからは、バイクゴールのロッテアライリゾートまで微妙な登りが続き、気温も高くなってきて結構キツかったです(笑)



他の参加者の人とも励ましあいながら頑張りました!





バイクゴールの途中にて、過去には道の駅で日本一の来客数にもなった「道の駅あらい」のエイドステーションで休憩!



ここのエイドステーションでもらった豆腐が最高でした。疲れていたのもあって、間違いなく人生で一番上手い冷ややっこでした!





休憩後はロッテアライリゾートまでの坂道をラストスパート!



なんとか足を着かずに登り切りました!電動自転車じゃないと厳しかったと思います...



心が折れそうでしたがお互い励ましあいながら頑張りました!

そして・・・



バイク51kmゴール!

おつかれさまでした!





ロッテアライリゾートにてゴンドラに乗り、終点駅である膳棚ステーションまで移動。

最後の力を振り絞り大毛無山山頂をハイクします!





競技も終盤、さすがにお疲れの様子...



ハイクの途中で足が攣ってしまいました...塩分タブレットを持って来ていたのでいっぱい食べて凌ぎました(笑)


猛暑の中登り続けること1時間20分...ついに...



糸魚川・上越・妙高SEA TO SUMMITゴール!

文字通り一日で海から山頂まで駆け抜けました!!

Q.ゴールしたときのお気持ちをおしえてください。


一番最初に思ったのは「やっと着いた~~」でした(笑)

めっっちゃくちゃ達成感がありました!!!


お疲れさまでした!

これにて終了...と思いきや、競技終了後もまだまだお楽しみは続きます。




これを目当てに参加している人もいる(!?)と言われる、豪華景品が当たる恒例の抽選会!

地域の特産品やモンベル商品を中心に豪華ラインナップが並びます。

Q.お二人は何が当たりましたか?



一升瓶の地酒が当たりました!



僕は地ビールの3種類セットでした!二人ともお酒だったので友達も呼んで後日祝杯を挙げました(笑)



その景品の多さから、参加した人(ほぼ)全員に何かしらが当たります!
中には参加費の元を余裕でとれちゃっている人も...(笑)


最後は全員で集合写真を撮ってフィニッシュ!お疲れさまでした!

Q.全体を通していかがでしたか?



大変でしたが楽しかったです!参加してよかった!!!



上越に住んでいる間の良い思い出になりました!

Q.当大会に初めて参加する方に一言お願いします。



大変でしたが、チームで励ましあいながら頑張ればいい思い出ができること間違いなしなので迷っている方は参加をおすすめします!



軽い気持ちでエントリーしてもなんとかなります!道具はレンタルがおすすめ!

糸魚川・上越・妙高SEA TO SUMMIT 2024年大会は7月13-14日に開催されます!

2024大会はバイクとハイクのコースが短くなるので、体力に自信がない方もより安心してご参加いただけます!

豊かな自然に加え、食・文化・人の魅力にも溢れた糸魚川・上越・妙高SEA TO SUMMITへのご参加お待ちしております!