対象年齢▷2学年2学期から3学年末ごろまで
特徴的傾向▷①初歩の読書技術が急に器用になるのが目立つ。
②ひと目で句がとらえられ、意味の単位が速くつかめる。
③速度が速くなり、なめらかで楽になる。
④眼球の停留が少なくなり、走り読みもできる。
⑤「話しでの読み」から「考えでの読み」に移る。
タイトル たらふくまんま
著者馬場のぼる
出版社こぐま社
ISBN9784772190602
発行2016年3月
シリーズ名こぐまのどんどんぶんこ
大きさ等 63p ; 22cm
事例1(貸出対応:返却時)
s「読んだよ。おもしろかった。」
о「面白かったページを開いてどんなにおもしろかったかを熱心に語ってくれる。読書ノートをあげると集中して書き込んだ」
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タイトル アレハンドロの大旅行
著者北村恵理
出版社福音館書店
ISBN9784834081619
発行2015年3月
シリーズ名福音館創作童話シリーズ
大きさ等 92p ; 22cm
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事例1(館内対応)
s「絵本は読めるし好きなんだけど本はあんまり読めない。」
「読みはじめる前にページ当たりの文字量を一緒に確認。自己効力感を向上させる。また複数の猪が描かれている中で主人公を当てさせる等内容理解の不安も軽減させる。その後見守りの中でひとり読み(音読)。」
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事例1(貸出対応:返却時)
s「読めた。おもしろかった。」
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タイトル こねこのぴっち
著者ハンス・フィッシャー 石井桃子
出版社岩波書店
ISBN9784001151121
発行2001年2月
シリーズ名岩波のこどもの本幼・1・2年向
大きさ等 59p ; 21cm
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事例1(貸出対応:やりとりは返却時)
s「表紙の絵がかわいい。中もページごとに絵が描いてあって読みやすい。おはなしもおもしろかった。(おもしろかったページを開く)でも長くて最後まで読めなかった。もういい。(途中辞め状態での返却)』
о「継続貸出ができる事を伝えるが希望なし。読めた部分については満足な様子。続きを読んであげようかと誘うが興味を示さず続きへの期待は特にない印象。」
A「若干古い装幀が古く文字が詰まった印象。実際ページ当たりの文字量が多いところがある。読書ビギナーには負担では?内容世界は年齢に合っていると思われるが大きな起伏はないので興味関心で最後まで読みを引っ張るのは難しいかと。出版社提案で1、2年生向きとあるがひとり読みではなく誰かが読んであげることを想定しているのか?読み通すことにこだわらなくてもよいとも感じる。
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タイトル おさるはおさる
著者いとうひろし
出版社講談社
ISBN9784061978256
発行1991年12月
シリーズ名どうわがいっぱい
大きさ等 85p ; 22cm
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事例1(館内&貸出対応貸出時)
s「お母さんが大好きないとうひろしさんの本があった。」
о「手に取り母親に見せて確認する。すぐさま手近の椅子に座り読みはじめ集中した様子で一気に読み終える。家に何冊かいとう作品(絵本)があるということを母親が話してくれた。」
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タイトル ねこのおひめさま
著者グリム 竹下文子 林なつこ
出版社あかね書房
ISBN9784251042514
発行2021年11月
シリーズ名グリムの本だな
大きさ等 73p ; 20cm
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