公募要領(詳細版)
各項目は折りたたまれていますので、右側の「∨」をクリックして見て下さい。
ご不明な点は、SDGs@ees.hokudai.ac.jpにお問い合わせ下さい。
【0】応募資格
持続可能な開発では多様な人々が共生する社会の実現を目指しています。そのため、いわゆる高校生を広く捉えた応募資格にしたいと思います。対象となるかご不明な場合はご相談ください。
北海道内の高等学校:中高一貫校や中等教育学校や高等専門学校では、高校1年生〜3年生に相当する学年の生徒さんが対象です。定時制の生徒に対する年齢制限等は設けません。
高校生が主体的に活動している団体も応募可能です。大学生や社会人の方が混ざっていても構いません。その際、団体の説明をした簡単な資料も一緒にお送り下さい。
複数の高校が連携して応募することも大歓迎です。応募する際、1つの高校を連絡先にして下さい。
※交流会に参加/不参加は応募資格および審査には影響しません。
【1】募集部門
4部門から、審査を希望する部門を1つ選んで下さい。
総合探究部門: 「総合的な探究の時間」等の授業で探究したこと等。
理数探究部門: 農業クラブ・部活動等で科学的エビデンスに基づいた探究をしたこと等。
実践活動部門: 学外の団体(企業・団体・小中学校・大学など)と協働して活動したこと等。
高校連携部門: 複数の高校で取り組んだこと等
希望する部門の他、実行委員会でより相応しいと判断した部門を追加し、複数の部門で審査することもあります。
【2】応募作品および紹介資料
応募作品は、今年(2023年1月〜12月)に活動し、高校生が作成した発表動画および説明資料です。今年の活動内容をより理解するために過去の活動の紹介を含んでいても良いですが、過去の活動は審査対象外です。
テーマ(題名)
作品の内容を表す題名をつけて下さい。30文字以上については一覧表等で略して記載する場合があります。
内容の紹介
審査委員が審査する際に、最初に見る情報として、100〜300文字で作品紹介をして下さい。高校生が作文し、担当者(担当の先生)が添削することが望ましいです。
発表動画(新規作成の目安)
動画の長さは、6分〜10分程度です。
音声がしっかりと聞き取れることが不可欠です。
画質は高解像度(1080pもしくは720p)が望ましいです。説明資料のどこを発表しているか分かる画質は確保して下さい。iPhoneなどのスマホでの撮影もOKです。
演劇や演奏など撮影した動画も応募可能です。
審査の際に、YouTubeに限定公開(URLを知っている人のみアクセス可能)することをご了承下さい。
発表時間は、審査の際に考慮しませんが、「長く、詳しいことが高評価につながる」ことはありません。
紹介動画の作成が難しい場合は、早めにご相談下さい。取り扱いを検討します。
説明資料
発表動画内で、使用しているポスターやパワーポイントをpdfにしたもの(pptxでアニメーションを利用していてもpdfで御願いします)。pdfを提供して審査してもらいます。
動画と内容が異なる場合には、発表動画を優先します。実行委員会から再送を御願いすることがあります。
参考資料として、発表動画で紹介していない成果物などを添付可能です。審査員が参考にすることがあります。
手書きのポスターの場合、1枚毎に、全体が写っている、書かれた文字が判別出来る画像を送って下さい。
応募作品の作成に関わっている全員の名簿を入力するか添付して下さい。
高校以外の団体で応募する際には、団体の説明をした簡単な資料も一緒にお送り下さい。
学びの調査【新規】
本コンテストは、「高校生の学び」を大切にしています。今回、参加して下さった高校生に、活動する中でどんなことを体験したのか、どんなことを感じたのか、どんな苦労があったのか、を教えてもらうことになりました。
内容について、高校の「探究」に興味を持ち実践している高校教員・研究者5人(予定)のワーキンググループで議論し、個々の高校名と結びつかない形で、参加者全体にフィードバックします。
※再利用して応募する場合
応募時の入力情報の「■ お問い合わせ等」に、その旨を明記して下さい。特に、学外コンテストの場合、重複応募が認められているかについて、その学外コンテストに確認したことを明記して下さい。
学内での発表会で使用したものを再利用して構いません。例えば、高文連理科研究発表大会や農業クラブに用いた/用いるものもOKです。
学外のコンテスト等で応募したものを送る際には、該当するコンテストで重複応募が禁止されていないか等にご留意下さい。
【3】 応募作品数の上限
審査員の負担に配慮し、1つの高校/団体から原則6作品を上限とします。
【4-1】作品・紹介資料の送付(応募手続き①)
応募入力前に、作品・説明資料等・学びの調査【新規】のファイルをご用意下さい。
ファイル名
作品のファイル名は【高校名等】テーマ名-作品.pdf
説明資料のファイル名は【高校名等】テーマ名-説明資料.mp4
学びの調査のファイル名は、【高校名等】テーマ名-学びの調査.docx
5名以上の場合に必要となる名簿のファイル名は、【高校名等】テーマ名-名簿.xlsx
としてください。(なお、高校名等やテーマ名は、見分けられる程度に省略して構いません)。
動画の形式に相応しい拡張子をお使い下さい(.mp4, mov等)
動画と名簿の2つ以外はpdfでお送り下さい。
- 1作品につき応募者が5名以上の場合、ここからエクセルファイル(名簿のテンプレート)をダウンロードして下さい(googleスプレッドシート(閲覧のみ)として表示させた場合は、ファイル→ダウンロード→Microsoft Excelを選択して、ダウンロードして下さい)。
- 学びの調査は、ここからワードファイルをダウンロードして下さい(googleドキュメント(閲覧のみ)として表示させた場合は、ファイル→ダウンロード→Microsoft Wordを選択して、ダウンロードして下さい)。もし、ワードファイルに記入することが難しい場合には、手書きしたものをスキャンしたpdfを送って下さい。こちらで、入力して、wordファイルを作成します。
※その他
発表している動画をYouTube等で限定公開の形で受け渡すことや、ギガ便等の一時預かりサイト、DVDで送付することも可能です。早め(〆切10日前まで)にメールでご相談下さい。
【4-2】応募時の入力情報 (応募手続き②)
※作品毎に入力して下さい。連絡先のみ1回入力で構いません。
アンケートサイトJotFormのこちらに下記の情報をご入力して下さい。提出(submit)すると、入力いただいたメールに入力内容が自動返送され、実行委員会にも入力があった情報が届きます。
作品のアップロード(アップロードされたファイルはこちらのgoogleドライブに保存されます)
発表動画: 2GB程度までOKです。それ以上の場合は【4-1】で紹介した方法も可能です。ご相談下さい。
関係資料: 動画の中で使用したパワーポイント等のpdf(必須)。また、参考資料、(メンバー多数の場合)メンバーリスト、(高校以外の団体の場合)団体紹介等の資料
学びの調査(新規): 分析する際、デジタルデータになっていることが好ましいため、ここからダウンロードできるwordファイルに記入して、応募の際に、入力サイトにアップロードして下さい。
作品情報
テーマ(題名): 作品の内容を表す題名をつけて下さい。
内容の紹介(100〜300文字) 応募作品一覧表の中で、作品紹介に用います。原則、高校生(応募者)が説明して下さい(【2】参照)。
応募する部門: 総合探究部門・理数探究部門・実践活動部門・高校連携部門のいずれか
高校名/団体名: 高校名(高校以外の団体は団体名)を入力して下さい。
応募者の氏名(学年等): 複数の応募者の場合は全員の名前(学年等)を入力して下さい。
作品を作成した経緯等: 作品を作った授業や活動について、簡単に記述して下さい(上限200文字)。特に学校外で発表された作品を応募する際には明記して下さい。原則、担当者(担当の先生)が説明して下さい。
連絡先情報 (下記の担当者(担当の先生)の情報を入力して下さい)
一人の担当者(担当の先生)が複数の応募作品をご入力する際には、1回のみの入力で構いません。
担当者(担当の先生): 氏名、および、立場 (例:総合学習の担当教員、部活顧問の先生等)
確認用メールアドレス (添付ファイルをやりとりできるようなアドレス)
緊急用メールアドレス (1日以内に返事をいただけるアドレス、年末年始(12/30-1/3)は連絡いたしません)
住所 (賞状等が郵送できるところ)
電話番号(メールでやりとりが出来ない場合の最終手段として利用します、年末年始(12/30-1/4)は連絡いたしません)
お問い合わせ等
応募に際して、伝えておきたいこと等
【5】審査の観点
審査の観点
(A) 説明・議論していることや実践していることの科学性や客観性
誰しも納得するような、丁寧な論理的説明となっているか?
論拠として、出典を明記しているか、もしくは、実験データ等を示しているか?(特に理数探究部門)
(B) 研究の科学的位置づけや実践の社会的意義
研究や実践の背景や対象とする社会課題について説明されているか?(特に実践活動部門)
実践・理解や観察・考察が科学的位置づけや社会的意義に答えるものになっているか?(特に理数探究部門)
(C) デザイン・紹介する様子(読者に伝わる工夫等)
理論整然とした構成や伝える構成になっているか?
文字や文章、写真・図表などの配置や大きさ等がバランス良いものになっているか?
審査期間中に審査委員から出された内容について、担当教員(担当者)へ問い合わせることがあります。複数年かけて観察/調査した作品を高く評価する一方、過去応募された内容と重複が多いと低く評価されますので、新しい点をアピールして下さい。
審査の評価
全ての作品は、少なくても5名程度の審査委員により、(A), (B), (C)の項目毎に、5: 観点を満たすことを上回っていることに加えて独創性がある、4: 観点を満たすことを上回っている、3: 観点を満たしている、2: 観点をほぼ満たしている、1: やや観点を満たしていない、0: 観点を満たしていない、と評価します。各5点で、15点満点の得点とします。また、同時に、プレゼンテーション賞、特別賞への推薦を行います。
入賞作品の決定
審査員による採点結果を参考にして、実行委員会が入賞案を提示し、審査員がメイル持ち回りで確認して入賞を決めます。入賞決定後、全応募作品に対して、審査委員および実行委員会のコメントをお送りいたします。
補足:【新規】送って下さった「学びの調査」については、審査員には見せません(審査に使用しません)。
【6】各賞の説明
部門毎に最優秀賞を1件および優秀賞を数件、および、全作品から、プレゼンテーション賞数件、極めて優れた作品として大賞1件を選ぶ場合があります。これらの賞に選ばれず初めて参加する高校の作品から新人賞1件、以前の回(第1回〜第3回)に参加し、最近2回(第4回・第5回)参加してこなかった高校の作品からカンバック賞1件を選びます。特別賞は、上記の採点結果に配慮し、各賞の「大切にしたい想い」を加味して、各1作品選びます。これらの賞に対する賞状を授与いたします。
大賞:(該当作品がないときもあります)
審査委員の評点に基づき、全作品から、極めて優れた作品を1件。他賞との重複は無し。
最優秀賞・優秀賞:
審査委員の評点に基づき、各審査部門毎に、優れた作品に優秀賞を数件程度、最も優れた作品に最優秀賞を1件。最優秀賞は他賞との重複は無し。
特別賞:
審査委員の推薦に基づき、評点を参考にして、大賞・最優秀賞の受賞作品以外の作品から、各賞を1件程度選考。
未来のPolar Star!賞:持続可能な北海道に向けて、キラキラした活動をしてくれたこと
働くことを問う北翔賞:持続可能な世界・札幌を作るためには、何よりも日々働くことが豊かな人生の基盤となる。そのようなことに気がつき、考えてくれたこと
フィジー共和国名誉領事賞:国際交流について、高校生のみなさんならではの考え、何を得たかを丁寧に説明してくれること
SDGs Thinkers賞: 持続可能な社会に向けて「なるほど・そうか」と目からうろこが落ちるように、発想・提案してくれたこと
環境学習フォーラム賞:自然を見て不思議だな、どうしてだろうから出発して、サイエンスで理解することはとても重要ということが分かること
ANA総研 世界に翔び出せ賞:グローバル化する社会・世界に向けて、北海道発の発想・提案・実行してくれたこと
ISHIYA しあわせをつくるおかしな賞:しあわせな社会づくりのため、おかしな発想で100年先も愛される北海道の未来を創造し提案、実践などをしてくれたこと
(仮)エア・ウォーター地球の恵み賞 :空気や水のように、なくてはならない大切なものを気づかせてくれたこと
SDGs未来都市・札幌賞:札幌を含む北海道の未来につながる提案・発想をしてくれたこと
コカ・コーラさわやか社会賞:北の大地にさわやかな社会(≒Wellbeing)を実現することを発想・提案・実行してくれたこと
チャレンジフィールド賞:社会課題に対し、わくわくしながら自分ごととしてチャレンジしてくれたこと
ノーステック財団サイエンス&テクノロジー賞:科学や技術の楽しさを引き出す取り組みをしてくれたこと
三角山放送局いっしょにねっ!賞:誰もが幸せに暮らす地域社会、相互理解を促すための活動や提案してくれたこと
BCon未来を動かす共創チャレンジ賞:誰もがウェルビーイングを実感できるサステイナブルな未来の実現に向けて、多様な人と共創しながら挑戦(行動)をしてくれたこと
フェアトレード北海道賞:持続可能な世界をつくるためのフェアトレードやエシカル消費の促進を通じて、地域社会のきずなを深めるキラリと光る活動や研究をしてくれたこと
FMアップル地域の安全・安心・活性化賞:地域コミュニティーの安全・安心・活性化について発想・提案してくれたこと
FUJI・北海道の“みらい”をつなぐ賞:地域と密接に関わりながら活動を行い、独自の推進力で、人や企業、国や地域、文化や伝統の共存共栄に貢献してくれたこと
プレゼンテーション賞:
審査委員の推薦や評点を参考にしつつ、大賞・最優秀賞の受賞作品以外の作品から、発表、および、やり方や構成が優れた作品を数件。
新人賞:
審査委員の評点を参考にしつつ、他賞作品以外の作品から、初めて参加する高校の作品を1件。
カンバック賞:
審査委員の評点を参考にしつつ、大賞・最優秀賞の受賞作品以外の作品から、以前に参加し最近2回参加していなかった高校の作品を1件。
大賞・プレゼンテーション賞・新人賞・カンバック賞では、該当作品無しとする場合があります。また、特別賞・新人賞・カンバック賞は、複数件を選ぶ場合があります。
審査委員の審査と同時並行で、参加者が選ぶ作品賞があります(【7】参照)。
【7】 Web作品展覧会・参加者が選ぶ作品賞
参加者が相互の作品を見られるようにします(2023年12月29日〜2024年12月頃)。
参加者が優れた作品を選ぶ「参加者が選ぶ作品賞」を第5回から作りました(審査委員が選んだ作品とは異なるものが選ばれる可能性も十分にあります)。もし、高校生のみなさんが、「作品を提出したら、自分たちのやるべきことは終わって、あとは審査してもらう」といった意識であれば、とても残念に感じます。高校生のみなさんが、いろんな作品を見て、自分たちの作品との相違・共通点などに気がついてもらう学びとしての仕掛けです。
応募した1作品につき1回投票できます(複数回投票した場合は、最後の投票が有効です)。いいね!と思う作品3つ以下を選んで投票してもらいます。多くの投票を得た上位の作品を「参加者が選ぶ作品賞」とします。1作品につき1回ですので、応募者(高校生)が複数の場合は、その中で相談してから3つ人絞って下さい。
【8】オンライン発表・交流会
2024年1月28日(日) 13:00-16:00(自由参加の放課後タイムは-16:30)を予定しています。基本的に、zoomを利用して、参加者同士の作品発表や交流会を実施します。関係者にはYouTubeで同時配信します。ブレイクアウトルームに分かれて、高校生同士/高校教員、あるいは、審査委員も一緒に交流する場です。例年、とても好評なので、是非ご参加下さい。
※交流会に参加/不参加は応募資格および審査には影響しません。
【9】 応募作品の取り扱い
動画や関係資料は、応募者の許可無く、本コンテストの報告や紹介する講演に限り、利用させていただきます(学校名を出し、個人名は出しません)。なお、作品全体を紹介するのではなく、ごく一部を紹介する形とします。
少なくても参加者全員が見られるように致します。それに差し支えがあるような内容を含めることは避けて下さい(例: インタビューした相手の実名、これから学術論文等に投稿するようなデータ等)。差し支えある内容を含む場合には、備考等に記入してご相談下さい。
【新規】他校の作品を参加者以外の人に見せたい希望がある際には、その作品の担当教員を紹介いたします。2校の間でどのように取り扱うかどうかを相談し合って下さい。
今回の公募要領(2023年10月10日版)と齟齬が無いようにいたしますが、特別賞の更新や、手続き上の詳細に関する軽微な修正をする場合があります。変更箇所については、太字イタリック等で分かりやすくいたします。