本陣の結婚式のお料理は松本市のレストラン「ヒカリヤニシ」が担当。
マクロビオティックに基づくナチュレフレンチ。
日本人の美意識の中に、西洋文化を創造する「ニシ」。
人生において出会える人、出会える物は限られています。良縁にしろ悪縁にしろ、全ては天が用意した必然なのです。
100年以上の時を越えて巡り会えたヒカリヤも偶然ではありません。
明治の時代から何かの意味を持って、この場所に存在し続けているはずです。それを現代に生きる私たちが享受します。
西洋に憧れを抱いていた明治の人たちの思いを私たちが感じ取り、そしてまた次の世代へと受け継いで行きます。
歴史を体現する外観はそのままに、今だからこそ成せる空間を作り上げました。
巨大な厨房棟は光を放ち、夜空を照らしながら過去に感謝を捧げます。
ナチュレフレンチとは、マクロビオティックを取り入れたフレンチです。
地産地消を基本とした、日本の気候風土に合った料理法といえます。
栃木県出身。1975年生まれ。
「エコール・キュリネール・国立」を卒業後渡仏し、一つ星レストランに入店(現二つ星)。
その後、欧州名店を巡り帰国。
「ジェイキュイジーヌトビラ」料理長を経て、現在「ヒカリヤ」の母体である
「明神館」の統括料理長を務める。マクロビオティック・アドバイザー免許を有する。
Relais & Châteaux ルレ・エ・シャトー
世界に認められた極上の料理と時間を。
1954年にフランスで誕生したルレ・エ・シャトーは、世界的権威を誇るホテルとレストランの会員組織です。創業当時より、5Cで表される基準による厳格な審査をクリアしたホテルとレストランのみに加盟が認められてきました。選択基準となる5Cとは、Courtesy (心のこもったおもてなし)、Charm (洗練された魅力あるスペース)、Character (特色や個性あるスタイル)、Calm (落ち着きやリラックスできる場所)、Cuisine (質の高い料理)で、この5つの要素が満たされていなければならず、すべてにおいて本物であることが求められます。
新規加盟は、ホテル・レストランのオーナーの立候補を受け、書類審査、覆面審査の後、理事会で最終決定を行います。毎年全世界のホテル、レストランから多くの申請がありますが、加盟が認められるのはわずか20~30軒のみ。入会後も3年に1度の定期覆面審査が行われ、審査結果によっては警告を経て除名となる場合もあり、会員の高いクオリティーが常に維持されるようになっています。
2016年現在、世界61カ国549のホテルとレストランで構成されていますが、日本から加盟しているのはヒカリヤを含めわずか16軒の施設のみです。
ルレ・エ・シャトーに認められた極上の料理とサービスを存分にお楽しみください。