公開シンポジウム
公開シンポジウムは、大会参加の有無を問わず、参加費無料でご参加いただけます。
中国四国地区生物系三学会合同大会岡山大会
公開シンポジウム
「いきものってダイバーシティ」
日時: 2024年5月11日(土)16:00〜18:00
場所: 岡山大学 津島キャンパス 共育共創コモンズ
後援: 岡山大学 大学院環境生命自然科学研究科
世話人: 坂本浩隆(岡山大学・学術研究院・環境生命自然科学学域(理))
中田和義(岡山大学・学術研究院・環境生命自然科学学域(工))
小澤真一郎(岡山大学・資源植物科学研究所)
地球上のあらゆる「いきもの」は進化の歴史を刻み,共に生命の営みを共有してきました。その多様性(ダイバーシティ)は,悠久の時を経た進化により,「いきもの」が,さまざまな環境適応を果たしてきた賜物と考えられます。のちにノーベル賞受賞につながったワトソンとクリックによるDNA(遺伝子)の二重らせん構造の発見からおよそ70年が経ち,DNAが生命活動の本質を形成し,どのように生物情報が複製・伝達されるかについての理解が深まりました。
本シンポジウムでは,「いきもの」の驚異的な環境適応と神秘的な生態にフォーカスし,「作物のDNAと品種改良」,「昆虫の神秘的な行動と生態」,および「環境DNA観測網「ANEMONE」:ネイチャーポジティブと生物科学の貢献」など,幅広いトピックを通じて「いきもののダイバーシティ」の本質に迫ります。これらのテーマを通して未来への洞察や持続可能な社会構築への鍵を見つけるため,新たな発見と交流の場として,ぜひご参加ください。地球と共にあゆむ生命の不思議な旅を,一緒に始めましょう!
16:00〜16:05 はじめに
16:05〜16:40 S-1 門田有希(岡山大学・学術研究院・環境生命自然科学学域(農)) 作物のDNAと品種改良
16:40〜17:15 S-2 宮竹貴久(岡山大学・学術研究院・環境生命自然科学学域(農)) 昆虫の神秘的な行動と生態
17:15〜17:50 S-3 近藤倫生(東北大学・大学院生命科学研究科) 環境DNA観測網「ANEMONE」:ネイチャーポジティブと生物科学の貢献
17:50〜18:00 総合討論