公開シンポジウム
からだの「再生研究」最前線:モデル動物から医療応用へ
からだの「再生研究」最前線:モデル動物から医療応用へ
生命現象をマクロからミクロまで俯瞰する三学会が、医学の伝統が息づく米子の地に集い、今回焦点を当てるのは、生命がもつ「作り直す力:再生」です。
私たちのからだは小さなケガなら自然に治りますが、失った手足や臓器を完全に取り戻すことはできません。しかし自然界を見渡せば、驚くべき再生能力を示す生き物たちが存在します。本シンポジウムでは、再生研究の最前線で活躍する3名の研究者が、基礎生物学の英知が医療へとつながる道筋と、その可能性を展望します。
まず登場するのは、細かく分かれても元へ戻るプラナリア。失った部位を完全に復元する再生戦略を紐解きます。続いてゼブラフィッシュでは、再生力が発揮される条件や限界を探る最新知見を紹介。最後は私たちの皮膚。幹細胞研究が切り拓く再生医療の未来を語ります。
多様な生命を慈しむ基礎生物学の視点が、いかにして未来の希望を生み出すのか。その挑戦の鼓動を、ぜひ会場で体感してください。
日時:2026年5月16日(土) 16:15~18:15(予定)
会場:ビッグシップ2階 小ホール
参加費無料・事前申込不要
演題
16:15~16:20 はじめに
16:20~16:55
再生界の王者プラナリアに学ぶ「完コピ」の戦略
井上 武(鳥取大学医学部医学科適応生理学)
16:55~17:30
再生「できる/できない」の境を探る ― 性成熟で変わるゼブラフィッシュの再生能力 ―
阿部 玄武(鳥取大学医学部医学科発生生物学)
17:30~18:05
ヒト皮膚の幹細胞研究と再生医療応用
難波 大輔(鳥取大学医学部医学科再生医療学)
18:05〜18:15 総合討論