時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
新型感染症の5類移行に伴い、私たちの研究活動等も以前の活発さを取り戻しつつあります。行動制限の時期を経験した今、研究会に足を運び、人と議論することの大切さを再認識した方が多いのではないでしょうか。
そこで、研究を志す者どうしが集い、刺激を受けながら各自の研究テーマに向き合う機会を提供するため、下記のとおりシンポジウムを開催することにいたしました。
本シンポジウムでは、「武士」や「百姓」といった集団的な存在のなかの個々の人びとのありようが「集団」の性格付けに一定の影響を与えているという視点から、「ひとりひとりの顔かたち」に想いを致しつつ、「集団」としての動きを解明することを目指します。その成果を論集として刊行する予定です。
近世史研究の最新動向を一同に披露する機会ですので、お誘いあわせの上、奮って御参加くださるようお願いいたします。
なお、本シンポジウムは近世史研究会及び「訳官使・通信使とその周辺」研究会との共催であることを申し添えます。
記
1.日時 令和6年3月16日(土)9時~17時
2.場所 名古屋大学文学部127教室(名古屋市千種区不老町)
※「対面方式」と「オンライン方式」の併用にて開催予定です。「対面方式」で教室の定員を上回った場合は、別室でのオンライン等により対応します。
3.プログラム 別紙「シンポジウム「人びとの近世史」 プログラム」をご参照ください。
4.申込 以下のGoogleフォームにアクセスし、1月31日(水)までにご回答ください。
[問い合わせ先]
近世史研究論集刊行準備委員会
シンポジウム 「人びとの近世史」
○日 時 2024 年 3 月 16 日(土)9:00~17:00
○場 所 名古屋大学文学部 127 教室(名古屋市千種区不老町) ※オンライン併用
○プログラム
[午前の部] ※近世史研究会との合同開催
概要説明 9:00~ 9:10
第1報告 9:10~ 9:40 塩川隆文「近世城下町祭礼と芸能」
第2報告 9:40~10:10 宮川充史「参勤交代と川割役人」
第3報告 10:10~10:40 鈴木 雅「天保―嘉永期の尾張藩小納戸役所と窮民救済」
第4報告 10:50~11:20 早川駿治「学識のある彦根藩の陪臣について」
第5報告 11:20~11:50 平野仁也「藩校における歴史の教授」
[午後の部] ※「訳官使・通信使とその周辺」研究会との合同開催
第1報告 12:50~13:20 徐 韻文「朝鮮通信使の歴史的文脈」(仮)
第2報告 13:20~13:50 程 永超「訳官使の来日と対馬藩の大陸情報収集活動」
第3報告 13:50~14:20 李 炯周「近世対馬藩の参判使について」
第4報告 14:30~15:00 酒井 雅代「1800 年前後における近世日本の対外政策」
第5報告 15:00~15:30 イゴル・コロチンスキ「戦前日本・ラトビア関係史の一考察」
第6報告 16:00~16:50 池内 敏「鎖国から開国へ ―日朝関係史研究に即して―」
閉会の辞 16:50~17:00
○申込
以下の Google フォームにアクセスし回答をお願いします。(〆切:1 月 31 日(水))
※フォームにアクセスできない方は、 以下の問い合わせ先までご連絡ください。
[問い合わせ先] 近世史研究論集刊行準備委員会 kinseishikenkyuuronsyuu@gmail.com