2022-2023年度
佐賀ロータリークラブ会⾧
福 岡 桂
佐賀ロータリークラブは、昭和27年(西暦1952年)10月8日に、県内初のロータリークラブとして、福岡ロータリークラブ及び佐世保ロータリークラブを親クラブに、ロータリー綱領に賛同する22名のメンバーで発足しました。
そして、国際ロータリーから承認を受けた昭和28年(1953年)2月25日からちょうど70年を経た今日、多数のご来賓のご臨席を仰ぎ、多くのロータリアンの皆様、関係者の皆様とともに、創立70周年記念式典をかくも盛大に開催できますことは、私どもの大きな喜びであります。
奉仕の理想の元、会員相互の親睦を深めつつ、会員各位のご努力による会員増強、拡大を経て、現会員数78名で記念式典を開催するに至り、改めて諸先輩方をはじめ、皆様方に深く感謝の意を表します。
2020年から始まるコロナ禍は、会員相互の親睦を目的とするロータリー活動において、重大な影響を及ぼしました。当クラブにおいても、感染拡大を受け、計画していた事業や例会が実施できず、また、クラブ間の交流なども開催できないこともありました。
このような状況だからこそ、当クラブは、会員相互のより一層の親睦を深め、会員の力を結集することを目標に、当クラブの本年度クラブテーマ「結びつきを深めよう」のもと、例会や当クラブより輩出した上村春甫ガバナーによる国際ロータリー第2740地区の地区大会運営などを通じて、クラブ内での会員相互の結びつきを深めて参りました。
私個人としても、祖父が当クラブのチャーターメンバーであり、その後父、私と三世代にわたってお世話になった当クラブの記念すべき70周年を迎える年に会長を務めさせて頂くことは、望外の喜びです。
会員一同これを機会にさらに絆を深め、クラブ発展に努めて参りますので、何卒宜しくお願い申し上げます。
本日は、誠にありがとうございます。
佐賀ロータリークラブ創立70周年記念行事実行委員会
実行委員長
堤 光昌
佐賀ロータリークラブ設立承認からちょうど70年を迎えた本日、山口祥義佐賀県知事、坂井英隆佐賀市長をはじめ、多くのご来賓とロータリアンの皆様にお集まりいただき、創立70周年記念式典を開催できますこと、厚く御礼申し上げます。
そして、これまでの70年間、佐賀ロータリークラブを支え、守り、育て、繋いでいただいた先輩方、ロータリアンの皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。
当クラブが設立された70年前、私は5歳、幼少でした。思い起こせば、当時の記憶にあるのは、佐賀の自然と、戦後の荒廃から立ち上がろうとする人々の熱意であったと思います。
ここ数年の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、当クラブの活動のみならず、社会経済活動全般に大きな制限がありました。近時のウクライナ情勢や物価高は、将来の展望を予測するにも困難な状況をもたらしています。
ですが、時代は移り変われども、困難な時に打ち勝つのは、最後は人の熱意であると信じます。本日の記念式典が、ロータリアンの皆様の熱意と連帯を示す機会になれば幸いです。
私ども佐賀ロータリークラブ会員一同で精一杯準備して参りました。何かと不行き届きの点もあろうかと思いますが、ロータリアンの友情でご容赦頂きますよう、お願い申し上げます。
本日のご参集を心から感謝申し上げ、歓迎の言葉と致します。