「さこすてさこし」は、これからの駅の在り方を地域と共に考えるために、坂越駅をフィールドとして実証実験を行ったプロジェクトです。
私たちの「地域と共生し、持続可能な駅をつくりたい」という想いと、鉄道会社(JR西日本)の「駅を中心とした地域活性化の可能性を検討したい 」「その結果、関係人口の増加につなげたい」という想いがマッチし、実際の駅を活用した実証実験を実施しました。
・地域における最適な駅利活用(役割)の検討
・駅を引き継ぐ人の発掘
・地元地域や地元自治体に駅利活用の有用性アピールと機運醸成および提案
2019年度 基礎調査
2020年度~2021年度 実証実験
※2022年3月末に鉄道会社主体の実証実験は終了しました。
坂越駅周辺は「坂越駅周辺地区都市再生整備事業」による住宅地開発が進んでいることから、移住・交流人口の増加が期待出来るポテンシャルを秘めており、また、旧坂越浦会所を代表とする観光エリア「坂越のまち並み」の最寄り駅として、観光誘客需要も見込まれると推測されました。さらに、坂越駅は改札内に活用可能な遊休スペースがあったことから、多様な実証実験メニューの実施が可能と考え、坂越駅を舞台に取組を実施することとなりました。
「さこすてさこし」を進めていくために、私たちが実践したコトをご紹介します。
[2020年]活用が促され、これまでの駅のイメージを変える場づくりを行いました。
[2019年~]地域事業者や住民の皆様と「実証実験実行委員会」を立ち上げました。
[2020年~]場と仲間ができたので、いよいよ坂越駅にどのようなコトが求められ、どのように利活用できるか試していきます。
実証実験を進めていくためには、課題もたくさんありました。
解決のためにさこすてが行ったコーディネートをいくつかご紹介します。
<駅舎改良イメージ案の作成>
<利用規約の制定>