「さこすてかんなべ」では、神辺駅(広島県福山市)とその周辺を含めた駅まちづくりを福山大学と進めています。
2025年3月、駅から1分ほどの江戸期古民家を福山大学が取得し、地域との交流協働の場とすべく、神辺駅前サテライトキャンパス「神な備(かんなび)-旧松本家住宅-」づくりを行っています。これを契機に駅舎活用の検討や実践も行い、相乗的な交流協働の場づくり促進を図る産学地域連携の取組です。
・駅の未活用スペースを活用できる場に変え、新たな役割を創造する
・駅を地域拠点との連携の場とする
・産学地域連携による地域活力の向上
2024年度~
神辺駅は1914年(大正3年)に開業しました。JR福塩線と井原鉄道井原線が乗入れる接続駅で、福山平成大学のスクールバスの発着もあり、大学生の利用も多い駅です。駅舎は1979年に現在の橋上駅(福塩線唯一)となり、東西を自由通路でつないでいます。一方で2020年に無人化されています。
「さこすてかんなべ」を進めていくために、私たちが実践しているコトをご紹介します。
[2025年3月22日]「神な備(かんなび)-旧松本家住宅-」と神辺駅の今後の利活用について考えるきっかけとして、町全体と連携したイベントを開催しました。
主催:学校法人福山大学 共催:神辺学区まちづくり推進委員会/神辺宿文化研究会
大学と地域との交流・協働の場として、建築学科の先生と学生が主体となり再整備を行っていく新たな拠点をお披露目しました。
お琴の演奏、基調講演、トークセッションが行われました。
主催:福山市
神辺駅周辺のにぎわい創出ビジョン「むすびの驛かんなべ」の一環として、地元高校の美術部が描いた階段アートがお披露目されました。
主催:福山大学備後地域遺産研究会/平野建築設計室 協力:JR西日本/さこすて®
神辺駅東口の駅前においてコーヒーとカレーの販売を行いました。今後の駅の未利用スペースの活用に向けた取組です。
主催:神辺学区まちづくり推進委員会/神辺宿文化研究会/廉塾バラを愛する会
神辺駅~神な備~紅屋食堂~cafe anjinの道沿いを「廉塾バラ」が彩りました。(まだ蕾でした。)