高松琴平電気鉄道、通称ことでん。香川県に3つの路線を持つ鉄道会社である。
2021年までは、製造から100年以上が経った「レトロ電車」も走っていた。(現在は仏生山車両所で事業用車として活躍中)
ことでんでは、大人の事情で2002年8月8日よりマスコットキャラクター兼駅員であるイルカのことちゃんが活躍している。その姿は可愛らしく、私もその可愛さの虜になったうちの一人である。2003年5月2日からは、結婚を前提としたケーキ屋店員の恋人、ことみちゃんが現れ、ことでん開業100周年である2011年11月18日に結婚をしている。その後は2015年10月10日にことのちゃんが生まれた。
2005年には、四国初のICカード、「IruCa」(「IC」と「イルカ」を掛け合わせたもの)が登場し(なにげにPASMOなどよりも早い導入)、導入当初からことでん電車・バス全線で利用が可能であった。その頃は他地域のICカードは使えなかったが、各駅設置の改札機の更新を順次行い、2018年3月3日からは他エリア交通系ICカードの利用が可能となった。
体操選手のような絵がかかれている「無理な横断はおやめください」の看板などに代表される、ユニークな掲示物も魅力の一つである。このようなところにもことでんの良さがあふれている。
①レトロ電車などに代表される、古いものに価値を見出し、大切にしている
②かわいいマスコットキャラクター兼駅員がいる
③比較的早期のICカード導入など、先進的なことも多くしている
④他にはないユニークさや面白さがある
以上の4つが、その沿線住民でもないのに私がことでんを好きになったきっかけである。
ことでん3路線
区間:高松築港~琴電琴平
路線距離:32.9km
ラインカラー:黄色
開業:1926年12月21日
日中運転間隔:15分(高松築港~一宮)
30分(一宮~琴電琴平)
区間:高松築港~長尾
路線距離:17.3km
ラインカラー:緑色
開業:1921年4月30日
日中運転間隔:24分
区間:瓦町~琴電志度
路線距離:12.5km
ラインカラー:ローズピンク
開業:1911年11月18日
日中運転間隔:24分
車両図鑑
元名古屋市営地下鉄の車両。東山線や名城線などの第三軌条方式の路線でもともと活躍していた車両。譲渡に際し、集電靴を撤去しパンタグラフを設置した。ドアは両開き。2編成4両が在籍。
元京急600型(2代目)。譲渡に際し、ことでん側で方向幕のつけ外しの関係で貫通扉が必要になったため、前面を改造した。また、座席をクロスシートからロングシートに改造した。ドアは片開き。2編成4両が在籍。
元京急1000形。ことでんでは初の前面・側面に方向幕を備えた車両。ドアは片開き。5編成10両が在籍。
走行音が個人的にお気に入り。
元京王5000系。ことでん以外にも一畑電車、岳南電車、富士急行などに譲渡されている。ドアは片開き。4編成8両が在籍。
元京急700形。京急で初の4扉車。ことでん初&現在も唯一の4扉車。四国で唯一の4扉車。ドアは片開き。7編成14両が在籍。
車両前面が個人的にお気に入り。
元名古屋市営地下鉄の車両。東山線や名城線などの第三軌条方式の路線でもともと活躍していた車両。譲渡に際し、集電靴を撤去しパンタグラフを設置した。ドアは両開き。2編成4両が在籍。
元京急700形。京急で初の4扉車。ことでん初&現在も唯一の4扉車。四国で唯一の4扉車。ドアは片開き。4編成8両が在籍。
車両前面が個人的にお気に入り。
元京急1000形。他車両との連結の可否など、琴平線1080形とは異なる点が多くある。4編成8両が在籍。
走行音が個人的にお気に入り。
元名古屋市営地下鉄の車両。東山線や名城線などの第三軌条方式の路線でもともと活躍していた車両。譲渡に際し、集電靴を撤去しパンタグラフを設置した。ドアは両開き。増結用車両である800番台も含めると10編成16両が在籍。
元名古屋市営地下鉄の車両。東山線や名城線などの第三軌条方式の路線でもともと活躍していた車両。譲渡に際し、集電靴を撤去しパンタグラフを設置した。ドアは両開き。2編成4両が在籍。