「人狼村からの脱出」は、所謂「リアル脱出ゲーム」というジャンルの謎解きゲームです。
DVD付きのセットとして販売されているもので、その内容は実際に行われている参加型の公演と同じ内容だそうです。
今回は4人でチャレンジし、見事最後まで謎を解くことができました。
ネタバレ厳禁のゲームであるため詳しい内容を書くことはできませんが、難易度も簡単すぎず難しすぎず、よく考え抜かれた作品です。
あまり体験したことのないジャンルのゲームでしたが、多人数で集まって協力しあう楽しさは他のアナログゲームと同じですね。
アースドーンは1990年代を代表する、異色ファンタジーRPGです。
日本では1997年に日本語版が、1998年にはキャンペーンシナリオ集「ミスト・オブ・ビトレイアル」が発売されました。
(当サークルでも1998年にプレイした記録が、リプレイ・ライブラリにあります)
今回は1年前にプレイした前半部分に引き続き、後半をプレイしました。
プレイヤーの都合上、前半とメンバーが異なっています。
ざっと前半のあらすじを説明してからゲーム開始となりました。
(以降、一応ネタバレ注意です)
トゥリーム村での怪物退治の際、珍しいアミュレットを見つけた主人公たち。
ヘイブンの街に住む高名な魔術師ハイアモンに鑑定を依頼したところ、交換条件として「鮮血の森」での取引に向かうことになる。
途中、幾度となくセラ帝国の密偵に襲撃されるも、何とか「鮮血の森」にたどり着くことができた。
しかし、取引相手のタカリスとの会見の結果、更に別の仕事を請けることになる。
「鮮血の森」付近で活動している奴隷商人と、彼らとの繋がりを疑われている鮮血エルフのカロウリンについて調査するというものだった…
遭遇11:奴隷商人を探して
(概要)
鮮血の森の近くで、奴隷を載せた馬車と奴隷商人の一団に遭遇する。
ここでは、奴隷商人の団体との遭遇があります。
向こう見ずな行動を取った場合、捕獲されて奴隷と共に連行される予定でした。
が、主人公たちは慎重な態度で奴隷商人を備考することにしました。
遭遇12:霧の村
(概要)
霧に包まれた不思議な集落、アカレム村に到着する奴隷商人の一団。
主人公たちも後を追う。
アカレム村では門番が警備にあたっています。
警備の目を盗んで進入するという案もありましたが、ハイアモンから預かった通行証の紋章が利用できることに気づきます。
結果、堂々とアカレム村に侵入した主人公たちですが、あと一歩というところで奴隷商人たちに捕まってしまいます。
(どのような行動をとっても最終的には捕まるシーンになっています…)
遭遇13:アカレム村にて
(概要)
アカレム村の古いケーアの一室に捕らえられた主人公たち。
やがて奴隷商人たちは再び村の外に出かけてしまう。
脱出のチャンスだが…
このシーンでは、鍵のかけられた部屋からの脱出がメインになります。
盗賊が居ればすぐに脱出可能なのですが、あいにくパーティには不在。
結局、オブシディマンが力づくでウィンドリングの縛めを壊し、ウィンドリングが窓から飛行して脱出。
その後別の部屋で鍵束を手に入れて、扉を開けるという展開になりました。
遭遇14:アカレムのケーア
(概要)
主人公たちは、アカレム村のケーアに邪悪なものが存在しているということを知った。
アカレム村を壊滅させ、呪われた地に変えたホラー、「ミスト」である。
主人公たちはミストを追って、アカレムのケーアを探索する。
モンスターの巣食うケーアを探索する冒険のシーンです。
主人公たちは戦闘を避け、重要そうな部屋を探索していきました。
ケーアの最上階でスペクトラル・ダンサーと遭遇します。
このモンスターは、ホラーの呪いによって死者が踊る幽霊として現れるものです。
スペクトラル・ダンサーに打ち勝つためには、一緒に踊って幽霊の孤独と悲しみを和らげるしかありません。
パーティの中で比較的魅力の高いビブリがダンスに挑みます。
しかしダイス目が振るわず、ほどなくして疲労で気絶してしまいました。
他のキャラクターでは到底ダンス対決に勝つことはできないかと思われましたが、
ドワーフのセネドが2回連続でダイスの最大値を出すという奇跡を起こし、スペクトラル・ダンサーを鎮めることができました。
(RPGではごく稀に、こういう奇跡的な一瞬があるものです。)
そして続く「ミスト」との決戦では、ホラーの強力な攻撃や特殊能力に苦しめられながらも、
オブシディマン武人ガノフィルが装甲点無効ヒットを連発し、首尾よく勝利することができました。
かくしてアカレム村は救われ、主人公たちは村から脱出することができました。
鮮血エルフ・カロウリンが奴隷商人と通じているという情報をたずさえ、鮮血の森への帰路につきます。
遭遇15:カロウリン最後の作戦
(概要)
裏切り者の鮮血エルフ・カロウリンが、主人公たちを付け狙っている。
カロウリンの創りだしたソーンマンの襲撃を受けることになる。
主人公たちと同じ人数のソーンマン(茨でできたゴーレム)との戦闘です。
ミストに比べるとかなり弱いのですが、数が多いので撃退するのはそれなりに大変でした。
しかしここでは全員が活躍して、戦闘を切り抜けることができました。
遭遇16:宮殿への帰還
(概要)
「鮮血の森」の女王の宮殿へと帰還する主人公たち。
奴隷商人とホラーの存在、カロウリンの裏切りについて仔細に報告する。
約束の取引の品に加え、鮮血エルフ女王からの信頼と報酬を得ることができた。
今回のプレイのエンディングとも言えるシーンです。
女王アラシアからの贈り物、鮮血魔法のかかった一輪の薔薇は、ガノフィルが受け取りました。
主人公たちは約束の品を持って、ハイアモンの待つヘイブンへの長い旅に再び出発しました。
しかし、鮮血の森から姿を消したカロウリンの行方はわかっていません。
ヘイブンの街に戻るまで、気の休まる瞬間は無さそうです…
完結編へ続く!