ヴァルメ・タイクーン・カロース 25歳。
ルラガルドの物流を取り仕切る「カロース商会」の代表。
前任のカロース商会初代代表の孫娘で、
初代代表の急逝により、現在の地位に就いた。
ビジネスシーンにおける交渉術に長けるだけでなく、
「カロース流戦闘術」という近接戦闘技術にも長ける才女で、
彼女が軍事教練を施した商会所属の傭兵たちは、
派遣先の各領地で治安維持を担う、商会の主要な商品の一つでもある。
誰もが認める出色の才を持つが、
王国が健在の頃にその存在を知る者がいないなど、
経歴は不明な点が多い。