2025年9月6日(土)
10:30 - 12:00:研究室見学会:松本研究室、吉田研究室
松本研究室:第1研究棟WEST2階
吉田研究室:第1研究棟WEST2階+EAST8階
※ EAST8階にて、10:30-11:30の10分間ごとに、ヒューマノイドロボットのデモの予定(変更の可能性もあります)
12:00 - 13:00:受付
13:00 - 13:10:開会挨拶:松本 吉央(東京理科大学 & ROOB2025実行委員長)
13:10 - 13:20:ROOB & iROOB 第10回記念挨拶:小笠原 司(富山県立大学学長 & ROOB特別顧問)
13:20 - 14:10:基調講演(オンライン):上田 淳(ジョージア工科大学)
14:10 - 14:25:ポスターセッション準備(発表者はポスター貼り付けをお願いします)
14:30 - 15:00:招待講演:近藤 豊((株)ティアフォー)
15:10 - 16:10:ポスターセッションI (発表番号の奇数がコアタイム)
16:10 - 17:10:ポスターセッションII(発表番号の偶数がコアタイム)
17:30 - 18:00:表彰式、閉会式
18:00 - 19:00:技術交流会
2025年9月7日(日)
9:00 - 10:30:東京理科大学葛飾キャンパスツアー
ロボティクスとヒューマンモデリングの医療応用
上田 淳(ジョージア工科大学)
本講演では、ヘルスケアにおけるデジタルツインの概念を基盤とし、ロボットやモーション制御機器を介して加えられる機械的摂動の最適化により、磁気共鳴エラストグラフィ(MRE)による臓器診断とヒト運動機能モデル化の両方において個別化モデルの精度向上に繋がる事例を紹介する。これらの技術は、生理学的診断と治療計画の信頼性、効率性、そして個別化を促進するものである。また、遠隔ロボット制御におけるサイバー攻撃対策とデータ秘匿に関する研究事例も紹介する。
研究開発と製品開発、両利きのロボティクス
近藤 豊((株)ティアフォー)
これまでのロボット人生四半世紀において、府立高専ではロボコン参加、豊橋技科大ではロボットシミュレーション研究、奈良先端大ではヒューマンロボットインタラクション研究、カワダロボティクスでは双腕産業用ロボット研究開発、Preferred Networksではモバイルマニピュレータ研究開発、Preferred Roboticsでは家庭用自律移動ロボット製品化、ティアフォーでは自動運転サービス製品化に従事してきた。今やロボットは研究向けや産業向けだけでなく、家庭向けにも実用化の兆しを見せている。本講演では私自身の等身大の体験談を通じてロボットの研究開発の楽しさだけでなく、製品化、事業化の厳しさをお伝えしたい。