第7回研修会アンケートで頂いた質問について、講師の三浦先生、堀田先生よりご回答を頂きました。
【三浦先生へのご質問】
人員削減とおっしゃられていたところで、効率化で余剰人員となった方への新たな人員配置をどのように取り組まれ説明し業務拡大等に活かされたのか気になりました。
三浦先生のご回答
人員削減は、本当にやりたいことではありませんが、あくまでも適正人員をどのように考えるかは重要と感じています。
経営者の中には、とにかく人員を削減することが、協力的な姿勢ととらえられることもあります。
一方、適正な人員をどのように考え自部署がどのような状況であるのかは、把握しておくことが必要だと思います。
そのうえで、
・削減する際には、退職者が出た場合、補充が難しいことを伝えていく。
・新たな業務が出た場合、人員は増員出来ないが、業務の拡大に協力してもらう。
・2つの部署を連携し(業務で連携)業務を統一することで人員の効率化を行う
(5名の業務+4名の業務=8名の業務にする)
上記のような調整をお願いしつつ、一方では削減できない場合には、資料を作成し、どうしてもできない事を、上層部に納得して頂くまで説明する姿勢も必要かと思います。
【三浦先生、堀田先生へのご質問】
インクルーシブリーダーと真逆の主任の扱いに難渋しています。私なりに伝えてはいるものの相手の反応が明らかに薄く「決められた事をやります」スタンスのままであり周りもコミュニケーションを取れず話しかけるのさえ気を使う状態です。この主任さえ何とかなれば組織は同じ方向を向いていけます。伝え方、何かアドバイスを頂戴したいです。
三浦先生のご回答
主任の方の人間性を尊重し、考え方を受け入れる姿勢だけは守り続けることが必要であると思います。
しかし、そうはいっても窓口がその方であれば、どうにもならないため、その方以外に窓口の権限を委譲していただくことが良いかと思います。
委員会や、担当者など、他の方に役割を担っていただき、その方々に推進していただくのもよいかもしれません。
その際に、主任の方に「〇〇さんにやってもらいます」とさらに上の方から伝えて進めていくことが出来ればよりよいかと思います。
主任の方を置き去りにせずすべての情報はお伝えしながら、実務はすべて他の方で出来るように仕組みを作ることが出来ればよいかと思います。
堀田先生のご回答
恐らく、この主任(仮にAとします)さんより上の立場の方のご質問だと思います。
何故、Aさんはそのような態度を取るのでしょう。
ルール重視、現状維持重視、対話嫌い、完璧重視、孤立型、色々と考えられます。
Aさんのタイプによってコミュニケーションの取り方は異なると思います。
Aさんと1対1で話してみてはどうでしょう。
例えば、孤立型であれば、心理的安心感を確保しながら
・改善できそうなことを聞く
・現場を良くするアイデアを聞く
Aさんの視点はAさんでしか得られないので、一緒に考えてくれると有難い、と。
例えば、保守型であれば、
・負担ややりづらさを聞く
・改善できそうな部分があれば、1つだけでも教えもらう。
現状を生かしつつここだけを改善すると更によくなる、小さな発見をしてもらう。
・・・自分と違うタイプには難渋しがちですが、巻き込むことを頑張ってください。