1 2月11日(金)19:00〜21:00 常任理事会
1 2月11日(金)19:00〜21:00 常任理事会
1 日目
受付 9:00 ~ 西館1F
9:30〜11:30 ワークショップ
受講資格:
1.日本臨床心理身体運動学会員
2.臨床心理士
3.臨床心理士指定大学院生・修了生
4.教育・医療・福祉・競技・司法・行政等に携わる方か現職の方
5.医師、医学部学生(医師免許取得予定者)
6.臨床心理系大学学部生
7.大会実行委員会の許可を得た方
ワークショップA:髙橋 幸治(大阪公立大学)・橋本 朋広(放送大学)
病、自然・生命の力、心理臨床ー二人の心理臨床家の魂の交流 ※オンライン受講可
2025年12月本学会第27回大会にて、橋本先生に「病の苦悩と癒し」というテーマで、ご自身の闘病とその過程で発見されたことをワークショップで話して頂いた。髙橋は、この内容を1回きりで終わらせてはいけないと痛感し、今回は、その内容を中心におきながら、橋本先生と髙橋の交流(メールでのやり取りも含む)を髙橋が記述し、紹介する。逃れられない病や苦しみを抱えて生きること、自然・生命の働きと人との関係、他者の可能性、心理臨床家の仕事、そこにおける魂の次元の重要性などがテーマとなるだろう。受講者には、橋本先生が病の体験を記した論文「心理臨床におけるスピリチュアリティと祈り」(滝口俊子ら編『スピリチュアルケアすべての臨床の核』創元社)を読んだうえで参加いただきたい。
ワークショップB:鈴木 壯(岐阜大学名誉教授)
スポーツの心理臨床:身体が語っていることを聴き、理解する
スポーツの心理臨床において、クライエントの身体に関わる語りは単なる身体の動きだけではなく、様々な意味を含む。そのあたりはスポーツ臨床の実践からの知見が蓄積されつつあると思われる。それを基にさらに理解を深めたいと思う。アスリートが面接中に語る、プレイや演技、動きの不調、ケガや痛みなどは、身体だけでなく、心に関わる語りでもある。その人間の全体としての体験の語りなのだ。WSでは、心理相談や心理サポートの事例をもとに、アスリートの身体の動きや表現についての語りの特徴や意味、プレイや演技の不調や症状の意味、それらの身体経験を彼ら自身の体験に沿って理解することの重要性、などについて論じ、理解を深めたい。それによって心理支援へと繋げていきたいと思う。
ワークショップC:名取 琢自(京都文教大学)
身体知の探究】有感覚ファンタジーが開く世界ーヒルマンの錬金術論考に学ぶー
※オンライン受講可
ユング心理学者ジェイムズ・ヒルマンらの元型的心理学に基づいて夢や箱庭などのイメージ表現を活用する心理療法では、イメージを生成物として客体的に扱うというよりも、イメージそのものが語ることに耳を傾け、こちらもイメージに参与しながら相互に対話していくことが重視される。これは、イメージとはこころの直接的な現れである、というユングの見解にも一致している。ヒルマンは錬金術的思考の長所は有感覚ファンタジーが豊かに展開されていることであるという。本ワークショップではヒルマンの論考から、器と熱、塩と硫黄、鉛のテーマをとりあげ、心理臨床実践につながるポイントを掘り下げていきたい。
(本テーマの視点から夢や箱庭作品を検討できればと思います。夢の例や作品例をご提供いただける方は、参加申込書にご記入ください。)
ワークショップD:仁里 文美(金城学院大学)
プレイセラピーの実際
プレイセラピーは、初学者の心理療法への入り口のように位置付けられているが、クライエントおよびセラピストのからだとその動きが深い意味をもち、クライエントの自己表現となるプレイセラピーこそ奥深いものであると言えよう。その中での双方のからだとその動き、お互いの距離、発する言葉等々には、両者それぞれ自身が表現されている。さらに、そこにプレイセラピーの場が形成されてゆくのである。セラピストは、そこにどうあるのかを考えたい。
ワークショップのなかでは、プレイセラピーという場で展開されるクライエントとセラピストの関係性をいくつか取り上げ、その中に感じられるものについてグループ・ディスカッションを行うことによって、より多面的、多層的な議論としたい。
ワークショップE:前林 清和(神戸学院大学)
からだで気づく自己と他者ー大東流合気武術による身体感覚のワークショップ
大東流合気武術は、単なる攻防の技術ではなく、自己と他者の身体感覚、姿勢、重心、距離、意識の向け方を繊細に扱う心身の技法である。本ワークショップでは、武術的な危険性や競争性をできる限り取り除き、安心・安全な形で、身体図式や身体像の変化を体験的に理解することを目的とする。具体的には、立ち方、触れ方、力の抜き方、相手との距離感などを通して、自分の身体感覚がどのように他者との関係の中で変化するのかを確認する。心理臨床における非言語的関係性、身体感覚への気づき、場の安全性について考える機会としたい。
ワークショップF:中島 登代子(溪蓀塾心理教育相談室)
M S S Mの技法の中にみる物語の生成と癒し ※オンライン受講可
「ものがたり」や「物語ること」が、癒しに直結する=癒しそのものである、ことは、心理療法家として生きている筆者は、自らの日常で実感している。とはいえ、物語ることや物語を聴くこと、物語として聴くことや中身を理解することは、現代人にとっては簡単ではなくなってしまったことも実感しているところである。そうした時代にMSSMがどのような役割を果たすかについて、いろいろな層(方向)で考えてみたい。 時代精神は、人々は自我の方向に偏って(語りに)「主語」を求めたり、「一つの答え」を欲しがったりする。こうした生き方(スタンス)では語られた「物語」に潜在する深みには到達しない。また「物語」から広がるはずの連想の力は、残念ながら発揮できないことになる。しかし、こうした時代だからこそ本法は力を発揮する。MSSMの恐ろしさは、物語の生成と広がりを担保し、癒しにつながる道筋を、技法の中で準備していることにある。当日は事例をもとに「語る」ことにしよう。
On-lineの参加も可とする。事例提供は、本テーマに相応しいケースに限る。
11:40〜12:40 理事会
13:30〜14:30 会長講講
講師:山中康裕(京都ヘルメス研究所・京都大学名誉教授・第19期日本学術会議会員・本学会会長
14:40〜18:00 シンポジウム
14:40〜15:30 第一部
15:40〜16:20 第ニ部
対談:山本 淳子(京都先端科学大学)✖️ 山 愛美(第28回大会実行委員長・京都先端科学大学)
16:40〜18:00 第三部
シンポジスト
コーディネーター:髙橋 幸治(大阪公立大学)
懇親会
2 日目