口元を指で触っても吸おうとしない

これも原始反射の1つに、赤ちゃんの口元を指で触ると、自然にその指を吸おうとするという吸啜反応があります。


しかし、中には、吸啜反応を見せないお子さまもおられます。


赤ちゃんがお乳を吸い栄養を摂って、成長していく上でとても大切な原始反射です。


この反射運動ができない場合、医療機関や発達に関する相談機関にご相談をしていただいた方が良いでしょう。


当機関にもぜひご相談ください。

背景に考えられる難しさ…

この背景には、原始反射に関する発達上の困難さが考えられます。


脳の発達が未熟な乳児は、みな原始反射が見られるように脳にインプットされています。


そして、脳が成長・発達していくことで、さまざまな能力が統合されていき、原始反射が見られなくなります。


生後間もない時期から、原始反射が見られなかったり、しかるべき時期になっても原始反射が喪失せずに残ったままであると、その後の成長・発達に大きな影響が与えられます。

以下に、簡単な手立てを3つ紹介しています。

他にも手立てはさまざまありますので、ぜひご相談ください。

心配な方はご相談ください。

公認心理師・臨床心理士がご相談を承っております。